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弥生御前 峰福堂本店 長野市 和菓子なスクチャイ145 2025.08.25

和菓子なスクチャイ145 長野 > 長野市

※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。


弥生御前 峰福堂本店 長野市

「弥生御前」峰福堂本店

1.「弥生御前」ってどんなん?

長野駅の土産物店でこのお菓子を見つけ、近くにいた店員さんにどういう感じのお菓子かを訊いてみた。

売り場に中身の写真はあったが、くるみの断面が見えているあたりが岩手遠野の「明がらす」、または岩手沼宮内の「東雲」に似ていると思ったのだ。

【追記2025/11/05,19:35】

これを書いてから情報をいただいたのですが、長野県松本市の開運堂「真味糖」にも見た目がそっくりなのです。吾輩はまだ食べたことはない。こりゃ食べなあかん!と思ったのですが、公式サイトによると「和風ヌガー」などと聞き捨てならぬことが書いてあります。よりによって吾輩の苦手なヌガー!?
ま、歯にくっつかなければ許せるのですが(識者によると歯にくっつく心配はないとのこと)・・・喰わず嫌いにならずいっぺん食べてみる価値はありそうです。
(追記おわり)

しかし外見では固いのか柔らかいのかの質感がわからず、苦手な歯にくっつくヌガーのようなお菓子なら敬遠しようと思ったのだ。

すると、訊いた店員さんは食べたことがないということで別の店員さんに訊いてくれたが、その人も食べたことないから知らないということでまた別の店員さんに訊いてくれ・・・

最終的にはその店舗内の店員全員が食べたことがなく、そのお菓子について簡単な説明さえもできる人がいなかった。

もしかしてこのお菓子、塩っ辛い?それとも甘い?

それについても店員さんの誰一人として答えられなかった。

・・・

そんなもんかねぇ〜・・・_| ̄|○

自分で箱をひっくり返してラベルの原材料を見てまずは甘いお菓子と予想はついたが、肝心な固さは原材料からは想像もつかなかった。

試食程度の小袋があれば買いやすいのだがそれもない。

16個入りだけだ。

このお菓子を買うのには勇気が要った。

税込1,890円もするのだ。

高級素材を使って手間暇をかけたお菓子なのだろうが、美味しくなかったら「怒るでしかし!」(横山やすし風)の世界だ。

2.開封

「弥生御前」峰福堂本店
「弥生御前」峰福堂本店
「弥生御前」峰福堂本店
「弥生御前」峰福堂本店
「弥生御前」峰福堂本店
「弥生御前」峰福堂本店

売り場に中身の写真があったので想像はついていたが、まあこのような感じだ。

今ドキの土産物でありがちな脱酸素剤入りで密封されていて、それを開封して中身を出すと、一個一個は紙で包まれただけの素朴な包装であった。

つまり開封したらなるべく早く食べましょう、と言うことだ。16個もあるけどね。

「弥生御前」峰福堂本店

そして紙包みを開けてみるとまさに「明がらす」「東雲」と言った態のお菓子が顔を出した。

くるみの断面が、見ようによってはカラス・・・かトンビかハトか、はたまたツルかコウモリか?の鳥(コウモリは哺乳類)が飛んでいるようにも見える。

3.食べる

さあ世紀の一瞬、まずは固さだ。

「弥生御前」峰福堂本店

齧った。

サクッと噛み切れた。

うまい!

繊細な粒子を固めたソフトな落雁といった感じで、幸いなことに吾輩好みのお菓子だった。

16個1,890円が無駄にならなくて済んだ。

味は「明がらす」「東雲」とはまた少し違い、今風の練乳の味がした。
つまりコンデンスミルク、英語ではcondensed milk。
かき氷にトッピングするアレだ。

練乳がかかるとちょっと洋菓子寄りになりそうだが、吾輩は練乳を直接ペロペロ舐めるのが好きなので歓迎だ。

要は微かに牛乳の風味がするわけで、ミルクパンやミルククッキーなどがある長野にふさわしいお菓子のようにも感じた。

ふわりとした軽い感触もあるが、これは卵白のせいだろう。
つまりはメレンゲの要素も含まれているのだ。

くるみの産地の記載がないので国産ではなさそうだが、総じてこのお菓子は大いに気に入った。

吾輩は素直に今後も買って食べるお菓子のリストに加えた。

4.峰福堂本店

峰福堂本店は信州長野の地で昔ながらの手作りにこだわった和菓子を製造販売している菓子店だ。

日持ちのする商品が多く、進物や手土産に適した各種詰め合わせを取り扱っており信州の特産品を活かした和菓子作りを続けているようだ。

5.「弥生御前」(干菓子)

「弥生御前」は峰福堂本店を代表する銘菓の一つで胡桃を使った干菓子だ。

5.1.主な原材料

砂糖、胡桃、蜂蜜、水飴、練乳、寒天、卵白、塩。

製法の特徴「はちみつの精とくるみの性質を生かした製みつを主原料に素朴な製品に仕上げました」と説明されており、胡桃とはちみつを練り固めた、シンプルかつ上品な味わいが特徴だ。

5.2.味と食感

胡桃のカリッとした食感と、蜜と寒天で固められた柔らかく上品な甘みが楽しめ、干菓子としては比較的柔らかく、お年寄りにも食べやすいと評価されている。

はちみつの優しい甘さと胡桃の香ばしさ、ほんのりとした苦みがよく調和しており、和菓子でありながらコーヒーや紅茶にも合うと人気のようだ。

6.峰福堂本店のその他の主な菓子類

峰福堂本店は「弥生御前」の他にも、信州らしい和菓子を製造しているので参考までに紹介する。

6.1.御紋菓(ごもんか)

善光寺御紋菓として販売されている落雁で、赤えんどう粉や和三盆などを主原料とし、善光寺の参拝土産としても利用されている。

6.2.最中(もなか)

栗もなかや小倉最中など、餡にこだわった最中を販売している。

6.3.その他の和菓子

  • あんバターどら焼

  • そばの華

  • 紅葉狩(胡桃菓子)

  • エンガディーナ(洋菓子)

峰福堂本店は、伝統を守りながら長野の自然の恵みを活かした商品作りを行っている和菓子店なのだ。

今後、他の商品も食べてみようと思った。

(おわり)

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