古鏡(こきょう)つるおか菓子処木村屋 山形鶴岡 和菓子なスクチャイ056 2025.04.02
和菓子なスクチャイ056 山形 > 鶴岡
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
古鏡(こきょう) つるおか菓子処木村屋 山形鶴岡



1.「古鏡」は鶴岡木村屋の看板商品
鶴岡木村屋第2弾。
鶴岡木村屋の「酒種あんぱん」に引き続き今回は「古鏡」だ。
ふるかがみではなく「こきょう」と読む。
鶴岡木村屋はかつての暖簾分けの「酒種あんぱん」だけでなく他にも多数の主力商品があるが、今回紹介する「古鏡」もそのひとつだ。
いや、「古鏡」は鶴岡木村屋の主力商品どころか看板商品なのだ。
2.「古鏡」は山形全域で見かける
「古鏡」は山形県内のほぼどこでも購入することができる。
たとえば山形駅西側にあるマックスバリュでも販売している。
県庁所在地にある山形駅は村山地域であり同じ県内でも「古鏡」の鶴岡木村屋がある庄内地域とは文化も異なりお互い月山を挟んで反対側になるほど遠方だ。
山形県ではたとえばくぢら餅の最上地域、灰汁笹巻きの庄内地域など、地域により食文化も分かれていて、地域が変わるだけで手に入らないどころか地元の人がそのものを知らなかったりする。
文化圏とはそういうもので、地域が変わるだけで物も言葉も習慣も変わるのだ。
それが「古鏡」に至っては製造元の庄内地域を離れて村山地域でも売ってたりする。
しかも、山形駅西側のマックスバリュでは、対面販売や専門店ではなく、スーパー内の菓子パンコーナーの隣の和菓子置き場に置いてあるのだった。
3.山形駅西のマックスバリュで「古鏡」を購入
吾輩が最初にこのお菓子を知ったのは実はそのマックスバリュの売り場で、そういうところに無造作に置いてある和菓子はヤマザキなどの珍しくもなんともない全国共通の量産品で購入の検討には値しないと思っていた。
しかしそれでも「古鏡」の見た目が珍しかったのでWebで調べてみると鶴岡の有名菓子とわかり、山形県内では珍しくはないかもしれないが県外ではなかなか手に入れることができない歴史あるお菓子だと知った。
それで吾輩はその場でマックスバリュのかごに入れたのだった。
税込658円。
それにしても銘菓に違いない同じ物で同じ値段としても、スーパーで買うのはちょっと味気ないものだ。ましてやセルフレジだと、ピッ!でおしまいだ。
着物姿の年輩で上品な女将さんがニコやかに「ありがとうございます」とお辞儀してくれるでもない。
スーパーのセルフレジではその出口付近に突っ立って客の手元に恒に睨みをきかせ眉間に皺を寄せ胸ポケットに必要以上の本数のペンを武器のように差し込んでいる意地悪そうなオバハンがいるだけだ。
そこでは税込658円の鶴岡木村屋の看板商品「古鏡」を買おうが、税込84円のベストプライス極小粒納豆50gx3を買おうが、どちらも同じ扱いだ。
それでスーパーらしく定価より多少とも安ければまだしもだが「古鏡」は頑なまでに定価658円のままの販売であった。
4.裏万家の抹茶流儀でいただく
ともかく買って来て、せっかくなので抹茶を立てていただいた。
なあに吾輩の抹茶は大盛りだ。エクストラLサイズ、または3Lだ。
何度も繰り返すよりも一気にガブガブと飲むのだ。
これが吾輩流「裏万家」の作法だ。
自分の家で好きなようにすることまでお作法がどうのこうのと口を挟んで来ないで欲しい。
こうして飲むとともかく美味いし喉の渇きが癒され満足度が高い。
なんならマネしてくれてもいい。
もう一度言うがこれは吾輩が開発した「裏万家」の作法だ。(≧∇≦)
それはともかく、「古鏡」は実に美味しいのだった。
抹茶に合う!
見ただけでは食感がわからなかったのだが、あんこと求肥を混ぜて整形した本体は弾力とねっとり感があり、かじる時には小気味良く表面がサクッとした。
こりゃあ吾輩好みのお菓子だ!
と心の中で叫んだ。もっとも本当に叫ぶと近所迷惑なので叫ばない。
この形は、出羽三山の一つの羽黒山の鏡池から出土した古鏡を模したものとのことだ。
見た目が考古的であり、古鏡が日常使われていたいにしえの生活に想いを馳せながら、抹茶マシマシ濃いめのお湯マシマシの茶の湯と共に美味しくいただくのは風流でもあり豪快でもあるとても気分がいいものであった。
5.吾輩常連菓子に認定
こうして吾輩はこれまでいろいろな和菓子を食べているが、この古鏡は今後も何度も買って食べたくなる美味しいお菓子になるほど気に入った。
それでこのたび吾輩の常連菓子に認定した。
そのうち吾輩の常連菓子リストを公開してもいいね。(≧∇≦)
(おわり)
