彩紋 彩雲堂 島根松江 和菓子なスクチャイ095 2025.09.09
和菓子なスクチャイ095 島根 > 松江
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
彩紋 彩雲堂 島根松江







1.求肥菓子「彩紋」のモチーフ
明治7年(1874年) 創業の松江の老舗和菓子屋「彩雲堂」の比較的新しい創作和菓子である求肥菓子「彩紋(さいもん)」は、創業150周年を迎えるにあたり新しい和菓子作りに挑戦する中で生まれた比較的新しいお菓子のようだ。
宍道湖の夕日を表現した創作菓子で、松江のシンボルでもある宍道湖の夕日をモチーフにしているとのことだ。
太陽が沈むにつれて雲の合間から差し込む光の筋が湖面に彩り豊かな模様を映し出す幻想的な光景を「彩紋」という名で表現していて、その太陽光線がまさにこのスティック状のお菓子なのだ。
最初、吾輩は彩雲堂のこの説明を知らずにスティック状のお菓子のどこが「彩紋」なのか理解し難かった。
しかし、そのスティック形状が夕方に雲の合間から斜めに射す色の着いた太陽光線を表していると言われれば、多くの人がいつかは目にしているはずなので想像するのは簡単だろう。
吾輩も合点がいった。
2.スティックタイプの和菓子
この、和菓子には珍しい細長いスティックタイプは、お茶の席だけでなく日常指で摘まんで気軽に楽しむことができるように工夫された結果のようだ。
手で持って食べやすいということは、皿も必要なく出先でも気楽に食べることができるのだ。
3.求肥と餡の層
断面は層になっているが、これは求肥と餡の組み合わせで、もち米粉を練った求肥とうずら豆の餡を重ねて作っているためだ。
そのため求肥のもちもちとした食感と、うずら豆餡の優しい甘さが絶妙なバランスを生み出している。
見た目も食感もきな粉を固めたすはま(洲浜)に似ていてその姿と風味は吾輩の大いに好むところだったが、原材料や製法説明によると大豆粉つまりきな粉は使っておらずうずら豆の餡なのだ。それに求肥でモチモチ感を出している。
いずれにしても吾輩が大好きなお菓子の部類だ。
4.2つの味
「彩紋」には、主に2つの味があり、
紫:白ごまの香ばしさを加えている。
黄:柚子の爽やかな香りを添えている。
この2つの異なる風味が、一つのお菓子で楽しめる。
5.飲物はなんでもいい
彩雲堂によれば、和洋どちらにも合う新しい和菓子というコンセプトで、抹茶や煎茶はもちろんのこと紅茶やコーヒーの友としてもよく合うと勧めている。
さらに吾輩は酒は嗜まないので関係がないが、ブランデーやウイスキーの水割りなどのおつまみにも適しているらしく、和菓子の枠を超えた新しい楽しみ方も提案している。
つまりなんでも合うからともかく喰って消費しろ、そうすると製造元が儲かるのだ、と言いたいわけだろう。(≧∇≦)
ま、よくある「食べ方のオススメが多い食べ物」ということだ。
6.現代のライフスタイルに合わせた和菓子
このように「彩紋」は、彩雲堂の代表銘菓「若草」と同じく求肥を基調にした見栄えと食感と味を重要視ししながらも、現代のライフスタイルに合わせた形状や風味を取り入れた松江の新しいお土産として人気を集めているようだ。
それはそれで目出度いではないか。
7.購入場所と価格
日比谷しまね館(島根県アンテナショップ)にて購入。2025/09/09
6本入り税込540円が賞味期限間近なため20%引きの432円。
賞味期限は購入日翌日2025/09/10だった。
(おわり)
