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日本三大饅頭まとめ 大手まんぢゅう(岡山) 塩瀬饅頭(東京) 薄皮饅頭(福島)和菓子なスクチャイ024 2025.07.08

和菓子なスクチャイ024 岡山・東京・福島 > 岡山・江東・郡山

日本三大饅頭まとめ 大手まんぢゅう(岡山) 塩瀬饅頭(東京) 薄皮饅頭(福島)

以前、ジャイアント馬場さんの好物と言うことで福島郡山の「薄皮饅頭」を紹介したが、最近岡山の「大手まんぢゅう」と東京の「塩瀬饅頭」も食べたのでここにまとめて紹介したい。これで日本三大饅頭を制覇したことになる。

なお、いつも一緒に写っているクマ(正式名称「ナガノのくま」または「自分ツッコミくま」または国外では「Joke Bear」)の身長は7.5cmなので大きさの参考に。


●「大手まんぢゅう」

大手まんぢゅう(岡山)
大手まんぢゅう(岡山)
大手まんぢゅう(岡山)
大手まんぢゅう(岡山)
大手まんぢゅう(岡山)
大手まんぢゅう(岡山)
大手まんぢゅう(岡山)売り切れの図
岡山鳥取アンテナショップ店頭(新橋)

大手まんぢゅうは、「じ」ではなくて「ぢ」だ。

空にかかる絹雲のような、あるかないかの僅かな紡ぎかけの綿花のような白を纏った姿はほとんど艶かしい裸で、最初見た時は単にあんこを丸めただけではないかと思った。そのあるかないかの皮は甘酒で作っているらしく分類的には酒饅頭のようだ。言われてみれば確かに齧るときに一般の饅頭とは異なるフワッと心地よい香りを感じる(ような気がする)。やはりあるかないかの白い皮が重要なのだろう。そもそもこれがあるから摘んで食べても指がベタベタしないのだ。

そして本体は限りなくきめ細やかなこし餡だ。小さいがこし餡の感触と上品な甘味で口中でスッと溶ける感じのあんこ。食べる人を最大限に満足させる只者ではない饅頭なのだった。今後も手の届くところに売っていればまた買って食べたいと思わせる実力派饅頭なのだった。

今回の入手は新橋にある岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま 新橋館」で4個入り税込389円。1個あたり97円。なお入荷は毎週土曜日の14時以降とのことで大体その直後にすぐに売り切れるとのこと。立ち寄れる日時が決まっていたらあらかじめ電話して取り置きをお願いすればいい。私はそうした。

なお、見た目同じ饅頭が倉敷市の藤戸饅頭本舗で藤戸饅頭という名で作られているが藤戸饅頭は地元民の自家用や身内用で、ここで紹介した岡山市大手饅頭伊部屋の大手まんぢゅうはよそ行きつまりお遣いもの用として役割を分担しているような傾向を見せているようだ。

● 「塩瀬饅頭」

塩瀬饅頭(東京)
塩瀬饅頭(東京)
塩瀬饅頭(東京)
塩瀬饅頭(東京)
塩瀬饅頭(東京)
塩瀬饅頭(東京)

塩瀬饅頭の塩瀬はひらがなでは「しほせ」と書くが発音は「しおせ」だ。

有名すぎる饅頭なのでここで説明する必要はないだろうが端的に歴史を述べると以下のような感じだ。

初代は中国宋の時代に禅宗建仁寺の僧と共に中国に留学した。1349年に僧と共に奈良に帰朝。その奈良で日本で初めての餡入り饅頭を作り始めた。後村上天皇に献上しとても喜ばれお礼に宮女を賜った(ツッコミ:饅頭のお返しが女性とな!?)。その子孫が「饅頭屋」として奈良で繁盛した。その後京都に移り住んだがその後の応仁の乱(1467-1478年)を逃れ、三河の塩瀬村に移った。そこで塩瀬姓を受けた。その後江戸時代に江戸に移り塩瀬総本家として饅頭を始めとするお菓子の名店となった。

(参照:商品添付の説明書および塩瀬総本家公式サイト)

歴史を読みながら饅頭を食べると畏れ多すぎて胃液の分泌が控えそうだ。

表面は全体が白い。それこそ鹿児島の「かるかん」状の生地だ。それもそのはず原材料にはヤマイモと書いてある。

こちらも口中儚く消える系のあんこだ。以前書いた日本三大銘菓「越乃雪」「長生殿」「山川」がそうだったが口中でスッと消える系だった。それが昔の高品質茶菓子の条件のひとつなのだった。

入手は大丸東京店1階の塩瀬饅頭直営店で3個入り税込648円。一個あたり216円。3種の中で一番小さく一番高い。

●「薄皮饅頭」

薄皮饅頭(福島)
薄皮饅頭(福島)左:つぶあん、右:こしあん
薄皮饅頭(福島)左:つぶあん、右:こしあん

薄皮饅頭(福島)の文章は以前の投稿をご参照。

1箱8個入り税込1,393円。一個当たり174円。

★まとめ

さて日本三大饅頭をコンプリートしてどれが一番気に入ったか?優劣つけ難いトップ争いとして敢えて順位をつけるが私の場合1位大手饅頭、2位薄皮饅頭、3位塩瀬饅頭の順だ。どれもに個性があり美味しい。しかし塩瀬饅頭は一番小さいくせに一番高い。いろいろ事情があるのだろうがそこが一番気に喰わない。

しかしこれは自分で自分用として買って食べる場合の話だ。もらって一番嬉しいのは「塩瀬饅頭」だ。現金なものだ。くれた人の顔は一生忘れないし私に対する本気度を無条件に尊重する!(≧∇≦)

次に単価が高いのは薄皮饅頭でこし餡つぶ餡共に8個で税込1,393円だったので一個当たり174円。

一番お安いのが大手まんじゅうだ。一個当たり97円の廉価でこの見た目、この品質、そして美味しさだ。自分で買うなら大手饅頭だ。いっぺんにたくさん食べても許されそうな気がする。

(ちなみに薄皮饅頭を2箱いっぺんに食べるのはジャイアント馬場さんだ。隣で見ていた和田京平レフェリー談)

ところで、この3種の饅頭は現状東京でどれもが比較的容易に手に入る。

しかし本音を言うと、例えば大手饅頭の場合岡山現地に行って買って食べたかった。岡山の空気を吸いながら。

ところが実際は新橋で入手!?何だかズルした気分だ。

薄皮饅頭は以前書いたようにマジメに郡山まで遠征して直営店で入手した。しかしその後近所のイオンの食品売り場に薄皮饅頭のこし餡つぶ餡の両方が置いてあるのを発見してギャフンとなった。あまつさえその日は「20日30日5%OFF♪」の日だった。

さらに別の日、東京駅構内の紀伊國屋で恒常的に薄皮饅頭こし餡つぶ餡が売っているのを知った。

塩瀬饅頭は東京なので東京で買えて当然だが、地方の銘菓も今やどれもが東京に居ながら容易に揃う時代なのだ。

いやはや便利だと喜ぶべきか情緒がないと嘆くべきか。

甘党であんこ菓子大好きジャイアント馬場さんの意見も仰いでみたいところだ。

馬場さん「まあねぇ、どこで買っても食べれたらそれでいいんじゃないでしょうかねぇ」

と独特のくぐもった声で言うかもしれない。(≧∇≦)

(おわり)

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