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香木実(かぐのきのみ) 長門屋 福島県会津若松市 和菓子なスクチャイ290 2026.04.26

和菓子なスクチャイ290 福島県 > 会津若松市 

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※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。


香木実(かぐのきのみ) 長門屋 福島県会津若松市 和菓子なスクチャイ290

長門屋の「香木実(かぐのきのみ)」
長門屋の「香木実(かぐのきのみ)」
長門屋の「香木実(かぐのきのみ)」

1.会津若松市の七日町通り

会津若松市の七日町通りの熊野屋を訪れた吾輩は、同じ通りにあるもうひとつの名物お菓子を売る和菓子屋さんに入った。

長門屋という、「香木実(かぐのきのみ)」というお菓子が有名な店だ。

果たして有名なお菓子が美味しいか?気にいるか?は別問題で食べてみないとわからないのだが、有名なお菓子と聞くと食べてみたくなるのが人情だろう。

しかし、食べてみたいと思って食べても、その後繰り返して買うかは別問題だ。

でも、有名菓子を扱うお菓子屋さんは、たった1回の購入でも成り立つのだ。

国民全員が一生のうちでたった1回買うとするとそれだけで1.2億人分、すなわち1.2億個売れるのだ。

1個につき利益が100円あると、国民全員が買った暁の利益は120億円だ。

宝くじに当たるよりも遙かに儲かる計算だし、普通の暮らしだったら一生家族ぐるみで困らない財産になるだろう。

しかし現実はお菓子を1.2億個作るのは相当な労力だし、作ってもいっぺんに買ってくれるのではなく単位時間あたりに何個売れるかによって利益が手に入る速度が変わってくる。

下手すると一生かかっても1.2億個分売れないかもしれず、親子2代や3代かそれ以降の子孫の協力が必要になってくるだろう。

数百年かかって1.2億個売っても仕方ない・・・(≧∇≦)

・・・などなどとアホなことを考えるのはおよしになってのよし子さん・・・

ということで、ともかく人生で1回限りかもしれないが、吾輩は長門屋で有名菓子を買うのだ。

2.有名菓子「香木実(かぐのきのみ)」

長門屋の「香木実(かぐのきのみ)」

筆箱(ふでばこ)にできそうなくらいしっかりした箱に入った「香木実(かぐのきのみ)」と言うお菓子だ。

吾輩はこれを1箱買い求めた。

中身は丸い形状の一口サイズのあんこ玉らしく、中には会津の山で採れた鬼ぐるみが入っているとのことだ。

ま、まずいわけはなさそうなう組み合わせだ。ちなみに原材料名表記によると今風の添加物トレハロースを使っている。

3.食べた

長門屋の「香木実(かぐのきのみ)」
長門屋の「香木実(かぐのきのみ)」
長門屋の「香木実(かぐのきのみ)」

さっくりと乾燥したあんこ玉で、中のくるみが歯応えがあり芳ばしい香りが漂った。

表面が粉を吹いたようなので粉チョコレートをまぶしたチョコボールのようにも見えるのだが、あくまで素材はあんこだった。
(粉の正体は後で書くが和三盆糖なのだ)

お腹を満たすお菓子ではないことは百も承知で、つまりお茶会で出すとウケる上品な和菓子という位置付けなのだ。

森永のチョコボールのように次々と口に放り込んでいっぺんに全部食べてしまうような軽々しいお菓子ではない。

1箱10個入りで税込1,550円もしたので1個155円のお菓子だ。

さすがの吾輩も数日かけてゆっくりと食べようと決意した。

幸いなことに日もちはするのだ。

2026/04/26の購入分の賞味期限は05/10で、つまり2週間ある。

毎日1個ずつ10日間ぐらいかけて食べるつもりだ。

4.会津菓子司「長門屋」の歴史

創業じは嘉永元年(1848年)、江戸時代末期の会津藩主松平容敬公の命により、庶民のための菓子作りを始めたのがきっかけとされている。

当時、高価だった砂糖を使わず、会津特産の「良質な米」から作られる飴などを中心に、誰もが親しめる菓子を提供し続けてきた。

本店(川原町)とは別に、古い蔵や洋館が立ち並ぶ七日町通りに構えられたこ吾輩が訪ねた店舗は、観光客はもちろん地元の人々が会津文化に触れる拠点にもなっているようだ。

5.看板商品「香木実」の正体

「香木実」は、まさに「伝統」と「現代の感性」が融合して生まれたお菓子だ。

中に入っているのは、会津の山深い場所で採れる希少な「国産天然鬼くるみ」だ。

一般的なくるみよりも殻が硬く小ぶりだが、その分、旨みと香ばしさが非常に凝縮されている。

くるみを包んでいるのは、吾輩が感じた通り「乾いたあんこ」のような独特の食感を持つ、上質な黒糖を加えた自家製こしあんだ。

一粒一粒、手作業で丁寧に丸められ、表面にはさらさらとした和三盆糖がまぶされている。

口に入れると、和三盆の優しい甘さが広がり、続いて中の鬼くるみの野性味あふれる香ばしさと黒糖あんのコクが絶妙なハーモニーを奏でる。

6.G7伊勢志摩サミットでの抜擢

この「香木実」を一躍全国区にしたのが2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットだった。

各国の首脳陣へのおもてなしとして、コーヒーブレイクの茶菓子に採用されたのだ。

日本、そして会津を代表する味として選ばれたことで、「長門屋の看板商品」としての地位は不動のものとなったようだ。

以降、吾輩にような俄か訪問者が立ち寄って買い求めていくわけだ。

そんなに知名度があるなら実際に国民の数だけ売れるかもしれないな、と吾輩は思った。

7.贈り物としての「香木実」

「香木実」という名前には、香りの良い木の木の実という意味に加え、会津の豊かな自然への敬意が込められている。

その上品な佇まいと常温で日持ちがすることから、会津から大切な方への贈り物として最も選ばれるお菓子の一つだそうな。

(おわり)

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