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水戸の梅 亀印製菓(亀印本舗)水戸 和菓子なスクチャイ212 2026.01.26

和菓子なスクチャイ212 茨城県 > 水戸市 

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※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。


水戸の梅 亀印製菓(亀印本舗)水戸

亀印の「水戸の梅」
亀印の「水戸の梅」

1.水戸再訪

ついに和菓子目的(と鮟鱇鍋目的・・・こちらがメインかも(≧∇≦))で2度目の水戸訪問だ。(2度目の鮟鱇鍋は漁師料理のどぶ汁だ。鮟鱇鍋はアンコールというわけだ。)

前回は鮟鱇鍋の帰りに立ち寄った木村屋で「水戸の梅」を買って食べていたく感動して早くも本年(2026年)の「吾輩大好き和菓子グランプリ」を決定しようかと思ったくらい強い印象の和菓子だった。

そこで、水戸には別のメーカーの「水戸の梅」があると聞いた。

写真で見るとその断面が白かったのだ。

たぶん白あんが使われているとは想像できたものの、食べ物はやはり食べないと語ることができないので(アンコールの「どぶ汁」を食べる目的もあったので)吾輩は1週間後にまた水戸を訪れたのだ。

もうひとつのメーカーである亀印(かめじるし)の「水戸の梅」は水戸駅付随のショッピングモール「水戸駅ビルエクセルみなみ」で仕入れることが出来た。

1個入り個包装のものが1袋単位で買うことが出来、1袋は税込194円だ。

2.食べた

亀印の「水戸の梅」
亀印の「水戸の梅」

帰りの列車内でその亀印の「水戸の梅」を食べた。

個別包装の袋を切って中身を取り出すと脱酸素剤と共にトレーに1個だけ入った「水戸の梅」が顔を出した。

表面に紫蘇の葉脈が走っているので、何だか黒っぽくて丸い植物化石を見ているような気分になった。

食べる前に持参してきた超小型のスイスアーミーナイフで切断して断面を見てみた。

亀印の「水戸の梅」
亀印の「水戸の梅」

これこれ!

断面が白いのだ。

そして、中の餡と表面の紫蘇の葉の間に白い求肥が挟まっているのがわかった。

食べるまで、木村屋の小豆あんの「水戸の梅」の味を想像していたが、この亀印の「水戸の梅」も紫蘇の葉の存在ががあんこの甘さと相まってとても美味しかった。

ほぼ木村屋と同じような感じであった。

3.亀印と木村屋の比較

亀印の「水戸の梅」(切断後)
木村屋の「水戸の梅」(切断後)

亀印は木村屋の「水戸の梅」より紫蘇感が少ない気がした。

さらに、亀印は木村屋の「水戸の梅」よりも食感として紫蘇の香りが少ない気がした。

亀印の「水戸の梅」の密閉パックを破って香りを嗅いでみたが、かろうじて香るか香らないか微妙なところだった。

木村屋の「水戸の梅」はもともと密閉パックされていないことと、いつも店で作り立てということもあり、持ち歩いているだけでほのかに紫蘇の香りを感じるほどであった。

ただ、このことは個体差もあるかもしれず、メーカーによる香りの違いについては一概に決めつけられないかもしれない。

亀印の「水戸の梅」は植物化石のように紫蘇の葉脈まで見えているが、紫蘇を齧る感触は不思議になかった。

一方の木村屋は紫蘇という「葉っぱ」を齧るという食感が面白いほど感じ、紫蘇の存在が印象深かったのだ。

中のあんこについては、木村屋と亀屋では黒と白と原材料が違うが、どちらも繊細で柔らかく、とろけるような食感が両者共にとても良かった。

しかし味的には、亀印は白あんのせいか、甘味とあんこの風味が木村屋の黒よりも少し弱い気がした。

以上が亀印の「水戸の梅」を木村屋の「水戸の梅」と比較したところの吾輩の感覚による特徴だ。

味覚や嗜好は人それぞれなので決めつけるわけにはいかないが、上記のような違いにより、吾輩にとっては若干木村屋の方がいい、という結論になった。

しかしもちろん微々たる違いであり、どちらも大好きだと言うことには変わりはなく、実際のところは優劣はつけ難いところだ。

4.亀印製菓の歴史と歩み

亀印製菓は江戸時代末期の嘉永5年(1852年)に創業した170年以上の歴史を持つ水戸屈指の老舗だ。

常陸国水戸(現在の水戸市)にて林亀吉が「亀印」の屋号で菓子作りを始めたのが最初だ。

明治時代に「水戸の梅」を考案・販売したことで、水戸の観光土産としての地位を確立した。

現在では水戸駅ビルの「エクセルみなみ」などにも店舗を構え、実演工房を持つなど伝統を伝え続けている。

4.1.看板商品「水戸の梅」のこだわり

亀印の「水戸の梅」は、言わずもがなではあるが、偕楽園の梅をモチーフにした水戸を代表する銘菓だ。

4.2.構成と味わい

なめらかな白あんを求肥で包んでいる。

4.3.紫蘇の葉

特徴的なのが全体を包む紫蘇の葉だ。

梅酢に3年間じっくりと漬け込まれた紫蘇を使用しており、これが独特の爽やかな酸味と香りを生んでいるとの評価がある。

しかしながら吾輩が食べたところ、先に書いたように紫蘇の香りも感触も、木村屋に比べて若干弱いと感じた。

4.4.形

ぷっくりとした丸い形は梅のつぼみを表現しているとのことだ。

明治25年頃、偕楽園を訪れる観光客のために「梅の香りを持ち帰ってもらいたい」という思いから誕生したと言われている。

5.食べ方のポイント

紫蘇の葉は剥がさず、そのまま一緒に食べるのが正解だ。

亀印の「水戸の梅」で一般的に言われている特徴は「紫蘇の塩気と中のあんの甘さが口の中で混ざり合う甘じょっぱい味わいが醍醐味」だそうだが、あいにく吾輩にはそう言われるほど塩味と酸っぱ味は感じなかった。

6.亀印の梅を使ったお菓子

亀印は伝統的な和菓子だけでなく、最近では梅を使った洋菓子や新しい感覚の和スイーツも展開している。
(念のために書くと、亀印の「水戸の梅」は木村屋と同じく梅を使用していない。)

別記事にまとめるつもりだが、亀印には「梅羊羹」というのもあるのだ。

吾輩今回買ってあるので食べるのが楽しみなのだ。

「梅羊羹」については乞うご期待。

(おわり)

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