Calling You 映画「BAGDAD CAFE」主題歌 コード進行 続き
前回の続き
コーラスパート
キーはGのまま、カポ3です。
AΦ D7 BΦ E7
xx1213 xx0212 x2x231 020130
DbΦ F#aug BΦ E7
x4x453 xx4332 x2x231 020130
色々なポジションで弾けますが移動の少ないところで弾き切れるように練り上げられたプレイです。3弦を使わないΦの押弦も慣れましょう。
弾き易さを優先しましたので、ベース音はスルーしているところもあります。D7はD/C x3x232でもいいでしょう。C音はDの短7度です。
例の憎らしコードΦのオンパレードですが、恐れることはありません。
さんざんしつこく解説したので大丈夫でしょう。
しかしこの進行を見てもイマイチ理解しにくいかと思いますので、
分かりやすいようにキーをⅭにします。
DΦ G7→EΦ A7→F♯Φ Baug→EΦ A7
まずはマイナーのツーファイブワンです。EΦはC9と同じです。
→はドミナントモーションと思ってください。
そのままEΦをリレイテッドⅡとしてセカンダリードミナントA7からF♯Φ、#ⅣΦですが、ここでは仮のトニックD9です。
同様にF♯ΦをリレイテッドⅡ、Baugはただのドミナント代理ですのでB7で考えていいです。ツーファイブからEΦがトニックⅠm代理です。
さっきはC9でしたがここではEmです。Φの汎用性が上手く活用されています。
最後にEΦをリレイテッドⅡ、A7のセカンダリードミナントから解決しないので半終止です。
Φの汎用性、トニックにもⅡm7の代理にもなれる特性を生かした進行です。紐解いてみればマイナーツーファイブを全音づつずらして繰り返しているだけですが、こうしたコード進行のマジックが楽曲に独特の浮遊感を与え、雰囲気を盛り上げています。
色々なポジションで弾くことが出来ますのでトライしてみて下さい。
半終止で解決しないままですが、ヴァースに戻ります。後は繰り返しです。
総括というかまとめ
映画の公開は1987年とかなり昔なんですね。大学生になった90年代前半は、何かオシャレ感のある映画とかサブカルチャー的なものに憧れていた時期がありました。暇があればすこし尖がったタイトルの映画を観て、文化人にでもなったかのような錯覚を抱いていたのでしょう。映画のポスターなんか部屋に貼ったり間接照明つけたりして色気づいていましたね。
友人も大体似たようなもので、アイドルのポスター剥がしてバスキアとかトレインスポッティングとかのポスターを恥ずかしげもなく貼ってました。
まあきっと皆「そういう時期」だったんでしょう。雑誌に踊らされて色々と変な流行もあったし、私自身もそれらに乗ったりしていたと思いますが、何かしら許せないことも多かったです。紺のブレザーとかマドラスチェックのパンツとか、キレカジって言っていましたね。キレイ目カジュアル。

性欲という名の無尽蔵なエネルギーを燃料に空回りする日々。何故あんなにも懸命になれたのか。今となっては遠い日の花火のようだ。
男は黙ってハードアメカジ、あるいはエグカジ。
大学のキャンバスでありがちだったのが透明なクリアボックスみたいなのを鞄代わりにして中身をみせるとか、ベルトで十字に縛ってる奴とか。
大抵は村上春樹の文庫本でアイデンティーのアピールです。ノルウェイの森とか、ねじ巻きとかね。私も読みましたけどね。結構ハマりました。

しかしその実態は異性に対するアピールに他なりません。新宿DUGがその歴史に幕を下ろしました。親しくさせて頂いている某有名出版社の編集者が上京し最初に訪れた店だと自慢していました。彼もまたハルキスト、時代の移ろいは仕方がないでしょうか。
あと何故かエビアンのボトル下げてる奴とか。皆モテたくて必死だったんですね。当時はマジ意味わかんねーって思っていましたが読者の中に経験者がいましたら誠にごめんなさい。昨今の冷笑カルチャーよりは遥かに健全だと思います。

しかも中身は飲まないんだよってドヤ顔でそう言われた。
