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母乳育児に絶望していた3年前の私へ


私たち夫婦は結婚5年目にして
待望の娘を授かった。


嬉しくて、楽しみで、
娘が生まれてからの人生は
きっとキラキラ輝くものになる。


そう信じて疑わなかった。

可愛いベビー服
おしゃれな授乳クッション
素敵なベビーベッド。

出産準備のときは
「母乳で育てよ〜っと」
と特に深く考えず
哺乳瓶もミルクも
少ししか用意していなかった。


だけど現実の育児は、
想像していたものとは
180度違っていた。


私は、母乳育児に挫折した。



ミルク缶の「あの言葉」に傷つく毎日

出産したら、当たり前のように
みんなおっぱいが出るもの

だと思っていた。

だけど、私の胸は張りもしない。
一滴も出ない。

やっと滲むように
数滴出るようになった頃には
娘はすでに哺乳瓶から
ミルクをゴクゴク飲んでいる。


吸っても出ない
私のおっぱいなんて
全く見向きもされず
退院してからは母乳拒否となり
ギャン泣きされる日々。

「もう母乳は辞めよう」
と何度も心が折れかけた。


だけど、周りの言葉、
何より自分自身がそれを許さない。


義母からの「母乳頑張って!」
という悪気ないエール。

そもそも、産院の母親学級や、
WHO(世界保健機関)などの
専門の機関が揃って
母乳育児を推進している。


そして、ミルク缶にまで
明記されている
「母乳は赤ちゃんにとって
最良の栄養です」
という言葉。


これを見ながら、
胸を痛めてミルクを作っている
母親の気持ちを
一体誰が考えてくれただろう?


ひとたびスマホを開けば
ネットには「母乳で育ってない子は
将来肥満になる、体が弱くなる、
IQが低くなる」といった
根拠の曖昧な母乳信仰がズラリ。


やめたいのに、やめられない。
やめて後悔したくない。

母乳で育てられない私は、
母親として失格だ――。


支援センターや
ショッピングモールの授乳室で
幸せそうに授乳している
ママを見ては劣等感に苛まれる。

童謡の「げんこつやまのたぬきさん」
“おっぱい飲んで〜”
というフレーズを聴くだけで
涙が溢れてくる。


今振り返れば、産後うつや
育児ノイローゼの
一歩手前
だった。



3年前の私へ、そして今悩んでいるママへ

完全搾乳生活までして、
結局卒乳まで細々と母乳を続けた私。
お疲れ様。本当に辛かったね。


そんな当時の私、そして今、
同じように暗闇の中にいるママへ
3年経った今の私から伝えたいこと。


母乳かミルクかなんて、
1歳を過ぎたら
本当にどうでも良くなる。


1歳を過ぎれば、離乳食、幼児食、
歩き出す、喋り出す、イヤイヤ期、
保活、習い事、ママ友……。

良い意味でも悪い意味でも、
そんなこと気にする暇がないくらい
次の新しい考え事が
ドカンと押し寄せてくるよ。

悩めるのは、今だけ。


それにね、ちょっと冷静に
周りを見渡してみてほしい。


私の母も母乳が出ず、
私と弟は初乳すら飲まずに
ミルクで育った。


結果、私たち姉弟は超健康体。
太ってもいないし、勉強だって
それなりにできたし
アレルギーも軽い花粉症くらい。


一方、完母育ちの私の夫
幼少期から身体が弱く、
大人になった今も喘息や
いくつかのアレルギーを持っている。


母乳かミルクかで、
子どもの人生は決まらない。


母子手帳に「母乳・ミルク」
のどちらかを書くのは1歳まで。

将来、履歴書にそんなことを
書く欄はひとつもない。



ママが選んだ方法が、
その子にとっての「大正解」

「子どものために」と
身を削る想いで悩んでいた。
でも、自分自身に置き換えて
考えてみてほしい。


「自分が完母で育ったと
知ったら嬉しい?
完ミだったら悲しい?」

私は、本当にどっちでもいい。
もはや、どうでもいい。


「お母さんが愛情を持って
育ててくれたこと」

それ自体がいちばんの栄養だから。


母乳を続けてもいい。
ミルクを足してもいい。
完全にミルクにしたっていい。

ママが笑顔でいられる方法。
それが、その子にとっての大正解。



私は母乳育児がうまくいかず、
それでもどうしても続けたくて、
一時は完全搾乳生活もしていました。

結局、卒乳まで混合で続けましたが、
本当に本当に辛かった!

私のこの経験が、
同じように悩むママの
役に立てたら良いなと思い、
過去にいくつか記事を書きました。


一部、有料記事とはなりますが、
読んでいただければ嬉しいです。




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