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なぜノーベル賞受賞者にはユダヤ人が多いのか?ージンメルが説く「見知らぬ人」という最強のポジション

はじめに

世界の人口に対するユダヤ人の割合は、わずか0.2%程度と言われています。 しかし、歴代ノーベル賞受賞者のうち、ユダヤ系の人々が占める割合は約20%以上にものぼります。

「なぜ、これほどまでに多いのか?」

この問いに対しては、「教育熱心だから」「遺伝的な要因だ」といった議論がよくなされます。しかし、今日は少し違った角度、つまり社会学の視点からこの謎を解き明かしてみたいと思います。

鍵となるのは、社会学者ゲオルク・ジンメルが提唱した「見知らぬ人(The Stranger)」という概念です。


ジンメルの「見知らぬ人」とは?

提唱者は、20世紀初頭に活躍したドイツの社会学者ゲオルク・ジンメル彼自身、ユダヤ系のルーツを持つがゆえに当時のドイツ社会で差別や疎外感を味わい、優秀でありながらアカデミズムの主流になかなか入れないという経験をしていました。

そんな彼が、自身の境遇も重ね合わせながら定義したのが「見知らぬ人」です。

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