〜第80夜〜「浦島太郎が見た海」
🕯️ はじめに
えぇ……
昔話っていうのはね……
子ども向けの話のようでいて、
実はその裏に……
ちょっと怖い意味が隠れている
ことがあるんですよ。
その代表が、
今日お話しする
浦島太郎なんです。
助けた亀に連れられて
竜宮城へ行く……
楽しいお話のように
聞こえるんですがね……
実はね……
あの話、
本当にあったことかもしれない
そう言われることがあるんですよ……。
昔々。
ある漁村に
浦島太郎という若者が
住んでいました。
ある日、
浜辺で亀を助ける。
そのお礼に、
亀に連れられて
海の底へ。
竜宮城。
美しい乙姫。
豪華な宴。
夢のような時間。
太郎は
数日を過ごしたつもりでした。
ところが……
地上へ戻ると
村はすっかり変わっている。
家はない。
知っている人もいない。
時間が
何十年も過ぎていた。
そして……
乙姫から渡された
玉手箱。
開けてはいけない
と言われた箱。
太郎は
つい開けてしまう。
白い煙。
そして
太郎は
一瞬で老人になった。
これが
有名な昔話です。
でもね……
ある地域では
少し違う話が残っているんです。
太郎が戻った日。
村人が
こう言ったそうです。
「お前……
海の底へ行ったのか?」
太郎は
頷いた。
すると……
村人たちは
顔を青くした。
「海の底には
人を帰さない場所がある」
太郎は
ただ黙っていた。
その夜。
太郎は
玉手箱を開けた。
煙が出る前に……
太郎は
こう言ったそうです。
「やっぱり……
帰ってきちゃいけなかった」
煙が消えたあと……
そこには
老人ではなく……
誰もいなかった。
服だけが
残っていたそうです。
📝 あとがき
浦島太郎は
ただの昔話。
そう思う人も
多いでしょう。
でもね……
海という場所は
昔から
異界の入り口
と言われています。
竜宮城。
あれは
もしかすると……
帰ってはいけない場所
だったのかもしれません。
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・浦島太郎の本当の意味
・玉手箱の正体
・海の底の「異界」
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もう少し深くお話しします。
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