鬱病という深い闇を〜私は生きていたのか、それとも──ただ、息をしていただけだったのか。+第1話
「光が見えない」と言う人に、あなたは何を返すだろうか。
「大丈夫」「頑張って」「きっとよくなる」
その言葉が、どれほど空虚に響くか──闇の中にいた私は知っている。
“ただ眠る”という行為が、苦しみの中で唯一の逃避になった日々。
朝が来るのが怖い。夜が来るのも怖い。
時間が過ぎるたび、自分という存在が少しずつ剥がれ落ちていく。
音も、光も、人の声も──全てが遠い。まるで、水の底にいるようだった。
でも、外からはわからない。「元気そう」に見える。それが余計に、苦しかった。
だから私は、笑っていた。心が死んでいく音をごまかすように。
このnoteでは、「鬱病という闇の中で起きていたこと」を、経験者として言葉にしていきます。
同じように苦しむ誰かが、「自分だけじゃない」と思えるように。
あるいは、身近な人に“届く言葉”を探しているあなたへ──。
🕯シリーズ構成(予定)
1. 鬱病という深い闇を生きる(本記事⬇️に)
2. “頑張って”が刺さる日、“頑張らなくていい”が突き刺さる夜
3. 本当に欲しかった言葉は、言葉じゃなかったかもしれない
4. 治療という戦い──薬と副作用と向き合う日々
5. 光を探す旅ではなく、闇と共に生きる術
6. そして今、私は「笑う」という意味を少しだけ知っている
🔑メンバーシップへのご案内
このnoteは、“本音”で語るシリーズとして継続的に配信していきます。
メンバーシップに入っていただくと、以下の特典があります:
• 有料記事全話が読めます
• 読者さんからの質問・悩みに応じた深堀記事も執筆予定
• 定期的に“言葉の癒し”を届ける限定エッセイあり
➤ こんな方におすすめ
• 鬱・心の病を経験したことがある/身近な人がいる
• 心の仕組みや回復のリアルな話を知りたい
• 「届く言葉」「癒す言葉」「自分を守る言葉」を探している
「ただ優しいだけではない」
「ただ正しいだけでもない」
──そんな“言葉の居場所”を、ここに残していきます。
少しでも、あなたの心に寄り添えたなら──それが、私の救いです。
鬱病という深い闇を生きる
第1話/私はいつから、生きることをやめていたのだろう。
朝が、来る。
それが、かつては何気ないことだった。
でもある日から、“朝が来ること”が、ただただ恐怖になった。
窓の外が明るくなっていくのを、布団の中でじっと見ていた。
時計の針が、ゆっくりと、音を立てて進む。
その音すら煩わしくて、耳を塞ぎたくなる。
誰とも話したくない。声をかけられたくない。
けれど、誰にも気づかれたくない。
……めちゃくちゃなんだよ。感情が、全部。
心の奥に、黒くて重いものが沈んでいる。
それは「悲しみ」とか「不安」とか、そんな生易しい言葉では表現できなかった。
ある日、鏡の前に立った。
そこに映った自分の顔を見て──驚いた。
「あれ? これ……誰?」
目の奥が空っぽだった。
無理して作った笑顔が、気持ち悪く見えた。
でも、これが“他人には普通に見える”顔だった。
どれだけ心が壊れていても、外側だけ整えれば“社会”には出られる。
それがまた、地獄だった。
「しんどい」って言葉は使えない。
「弱音」だと思われるから。
「甘えてる」と言われるから。
でも、もう限界だった。
誰かに気づいてほしかった。
心の中で、毎日、毎日、叫んでいた。
『助けて』
『気づいて』
『でも、気づかないで』
──助けてほしいのに、怖くて言えない。
これが、鬱の底なんだと思った。
……ただ今思えば、鬱の底はこんな程度ではなかった……
徐々に蝕まれていき、日に日に底なし沼に少しづつズブズブっと……埋まっていったのは……ここから……
病院に行くという選択をしたとき、私は“負け”を感じていた。
「自分はちゃんとできなかった人間なんだ」
「みんな頑張ってるのに、自分だけが……」
そんな風に思ってしまう自分を、さらに責めた。
“自己否定”が“自己攻撃”に変わっていく。
でも、そんな自分に気づいているのに、止められなかった。
薬を出された。
それを手にしたとき──不思議と涙が出た。
「これで治るのかな」なんて期待じゃない。
ただ、「私は病気だったんだ」と“診断”されたことが、
ほんの少しだけ、自分を肯定されたような気がして……涙が、出た。
このnoteでは、
当時の感覚、言葉にならなかった感情、
そして“闇の中にいる自分”とどう向き合っていたかを、ひとつずつ綴っていきます。
もし、あなたが今、似たような場所にいるなら──
「一人じゃない」と思ってもらえたら嬉しいです。
※実際の体験、経験から記事を書かせて頂いております。
ただし、少しだけ……少しだけ……
読みやすいよう、傷付きにくいよう……配慮をして文構成しています。
➤ メンバーシップに入ると……
• 全話+裏話エッセイがすべて読めます
• あなたの悩みに応じた深掘り記事のリクエスト可能
• 記事の更新通知が届くので見逃しなし
▶️ 今すぐメンバーシップに参加する ⬇️
あなたの心の奥に、誰にも見せられなかった“深い闇”があるなら──
この場所は、きっと、そっと寄り添えます。
いいなと思ったら応援しよう!
🌟ぜひ応援お願いします🌟
もっとがんばります(ง •̀_•́)ง