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外資系人事マネージャーのキャリアパス|異色経歴を武器に変える「学びと経験の最適化」の実践知

あなたは今、目の前の仕事から得た学びを「将来の武器」にできていますか?
そのスキルや知識を、仕事以外でも「自分や大切な人を助ける力」として活用できていますか?

「明日から人事ね。」

その一言が、私のキャリアを180度変えました。専門知識もマニュアルもない中、私を支えたのは、それまでの泥臭い現場経験で培った「学び」と「経験」の転用でした。

アパレル店員、デザイナー、海外留学、そして外資人事マネージャーへ。一見バラバラに見える私の職歴がいかにして現在の専門性に結実し、私生活(リフターロングでのキャンプや家族運営)を豊かにしているか。その「学びの記録」を記します。

私のバックボーン(生存記録編)はこちら:




■ 服飾専門学校時代|入院による内定白紙から学んだ「プランB」の策定

高校卒業時、入院により決まっていた就職が白紙となりました。
「資金を貯めて自分の服屋を出す」という当初の計画が強制終了した中で、目標を維持するための「代替案(プランB)」として服飾専門学校へ進学。
この時期に、「状況に応じて最適解を探る。急がば回れ」という、現在のスタンスの基となる思考が形成されました。


■ 1社目:日系ストリートブランド|販売員からデザイナーへの内部登用

専門学校在籍時から1社目のストリートファッションブランドで販売のアルバイトをしていました。卒業後、そのまま就職。数年の販売経験後、社内公募にてアシスタントデザイナーへ異動しました。

【アウトプットの習慣】デザイン現場で培った不格好でも形にする力

アイデアを生み出すには、膨大な情報をインプットすることが最重要。頭の中で考えるだけでは答えは出ません。考えながらとにかく形にする習慣をここで身につけました。

  • 実績
    ECサイトを独学で2つ立ち上げ、前年比で売上1000倍(月1万円→1000万円)を達成。

  • 私生活への還元
    この時培った「情報収集癖」「不格好でも形にする力」が、現在のNOTE執筆や、家族5人の運営計画に直結しています。
    (実はこのNOTEも、AI活用方法を情報収集し実践する一環として、Geminiと喧嘩をしながら執筆しています。)


■ カナダ留学|バンクーバーでのワーキングホリデーと異文化交流

「英語という武器があれば、販路を広げもっと売り上げを伸ばせる」という確信のもと、1年間カナダへ。

【多様性の受容】やりたいこと(主観) を 数字(客観)で律する学び

モザイク国家での生活を通じ、現地の方達との交流から、多様性や人への興味、思いやりを持つことの大切さを実体験として学びました。
また、目標実現(自分の店を出す)への一歩として、現地で自作デザインのTシャツを販売していました。結果、為替を考慮せず収支がプラマイゼロになった経験は、「やりたいこと(主観)」を「客観的な事実(数字)」で律することへの強い執着へと繋がりました。


■ 2社目:外資系ファッション|店舗マネジメントからHRへのキャリア転換

当初、カナダからの帰国後は1社目に再入社する段取りでした。
しかし帰国した私を待ち構えていたのは、倒産・解散済という驚愕の事実

そこで私は、学んだ英語×これまでの経験(販売、ファッションデザイン、WEBデザイン)を軸に就職活動を開始。2社目に入社します。

【配置の美学】売れるフロア構成から学んだ「積載ロジック」の原点

売れる場所に、売れるものを、トレンドを踏まえ素敵に配置する。
「数字で分析した結果(合理性)とトレンド(感覚・感情・感性)をフロアのVMDに落とし込む」手法を学びました。

  • 実績
    常に店舗売上記録を更新。ビジュアル(感性)の裏にある数字的裏付けの重要性を証明。

  • 私生活への還元
    限られた容積に、必要なものを、機能的に配置する」。私の積載ロジックの原点はここにあります。


■ HRエリアマネージャー就任|専門知識ゼロからの現場蘇生と実務構築

当時、店舗でのマネージャートレーニングも終了し、私は店長、そしてゆくゆくはセールスエリアマネージャーを目指していました。
ところが、HRからの「明日から人事ね」の一言から、唐突にHR(人事)としてのキャリアがスタートします。

HRの知識も経験もマニュアルも無い中、朝6時から深夜まで現場を支援しながら、独力でHR実務を手探りで構築する日々。
しかしここで、その後のHR人生を変える決定的な失敗を経験します。

【発言の重さ】一言で他者の人生を変える「責任」とHRの覚悟

店長との会話での私の軽率な一言が、相手の「キャリア希望を断つ」という特大の誤解を与えてしまいました。
それまでの失敗は自分自身の範囲内。しかしHRという立場は、発言一つで他者の人生を左右してしまう。自分の言葉が持つ重みと、誠実に向き合う責任を、この時本気で学びました。

ここから、今まで現場で培った「数字・デザイン・対話」をHR実務として現場に全投入するスタイルが構築されていきました。


そんな中、妻から新しい家族が増えるという嬉しい報告が。
当時私は、自宅から遠方の店舗を担当していたため、平日は常に出張で深夜の帰宅。休日は事務作業と緊急時対応というガムシャラな働き方でした。
私は仕事と家庭のバランスを保つこと、そして自身の学びとキャリア促進のため、3社目への転職を決意します。


■ 3社目:外資系時計ブランド|Retail HR Assistant Managerとしての専門性

時計業界へ転身し、人事部所属として、全ブランドのリテールHRを担当。ここで初めて知識・理論・実践と体系的にHRについて学びました。

【自発的な成果】ボトムアップ情報をデータ化する「家族運営ロジック」

仕事は与えられるものではなく、自発的に生み出すもの」という姿勢を学びました。出し惜しみせず毎回全力を出し尽くすことで、新たなアイディアや施策が生まれます。
また、従業員の疑問はその場で解決し、対話から得られたボトムアップの情報を統計的なデータとして活用する手法も習得しました。

  • 実績
    インセンティブスキームを0から構築。

  • 私生活への還元
    現場のKPIやニーズを分析し、人の動機を設計するこの手法は、今、子供たちのやる気を引き出す「家族運営ロジック」として活用しています。

■ HR Business Partner(HRBP)異動|ブランド担当としての組織最適化

同社内にて、人事部からブランド付きの部署へ異動。リテールだけでなくバックオフィスも担当するHRBPへ。

【カルチャー適応】信頼の土壌を作る「雑談」と「急がば回れ」の精神

新しい組織・部署に慣れ、真のパフォーマンスを発揮するには、カルチャー理解と従業員との信頼関係構築が重要と学びました。
目先の成果を追わず、焦らずにまず従業員たちと雑談メインの対話をする。これは、18歳の挫折で得た急がば回れの精神と、カナダ留学で得た多様性の受容、人への興味・対話のマインドを、ビジネスの現場で再体験し、実力として体現した時期でした。

  • 実績
    離職率を18%から8%へ改善。

  • 私生活への還元
    焦らず対話を重ねて信頼の土壌を作る姿勢は、年齢差や個性の異なる子供たちとのかかわり方や、地域コミュニティとの円滑な関係構築に活きています。まずは「雑談」から入るゆとりが、家族の心理的安全性を支え、「パパ、これ聞いて」が自然に生まれる関係性に繋がっています。


■ 4社目:外資系ファッション|Senior HR Managerへの昇進とコロナ禍の対応

初の外国人上司で完全英語環境。かつ、コロナ禍という不確定要素満載で素早いアクションが求められる状況。
HRBPとしての役割を果たす一方で、給与計算、入退社手続き、就業規則改定、勤怠システム導入といったHR Operationも全て完遂しました。

適応力】不確定要素を前提とした「デリゲーション(任せる力)」の確立

上司との対話の結果、タイトルやJD(職務記述書)ベースの役割分けではなく、互いの経験を活かし、上司が対HQ(本社)業務を、私がローカル(日本国内)の全実務を担うという役割分けを実施。これにより、ローカル実務を360度カバーする現場力を確立しました。コロナ禍という不確定要素を当たり前として動じないスタンスと、チームに信頼して重要な仕事を任せるというデリゲーションの重要性を学びました。

  • 実績
    コロナ禍の1.5ヶ月で70回のオンライン研修を完遂。
    外部団体とCSRプロジェクトを共創。

  • 私生活への還元
    不確定要素を受容するスタンスや、役割のデリゲーションは、10人の大所帯での旅行やアウトドアでROIを最大化する基本姿勢です。


■ 5社目:外資系宝飾ブランド|Senior HR Managerとしての集大成

グループ企業間異動により現職へ。
これまでの学び・経験をフル投入し、現在はブランドHRBPとしてHQや社長に対しても率直なコミュニケーションを行いビジネスを支え、Corporate HRとして組織の最適化に取り組んでいます。

  • 実績
    離職率25%から8%へ改善。

  • 私生活への還元
    組織の不具合を取り除き、定着率を上げる。これまでの学びの集大成こそが、市場での徹底的な比較・交渉・決断を経て、好条件・高コンディションの「リフターロング」を射止めた核心部分です。


■ 各キャリアでの学びサマリー|外資人事の専門性を「家族運営」に全投入する

こまれまでの学びと有効活用のサマリー

【最大の流儀】全師匠から継承した「圧倒的なレスポンスの速さ」

​振り返ると、私が師事したプロフェッショナルたちには、職種や国籍を問わず共通する「鉄則」がありました。

​それは、「圧倒的なレスポンスの速さ」です。

​誰からの問い合わせや依頼に対しても、決してボールを自分のところで止めない。そのスピード感こそが、相手への最大の「誠実さ」であり、組織の滞りを最小化する「機動力」の根源でした。

​緻密な戦略やスキルを支えるのは、この「即レス」という泥臭くも最強の基盤である。これが、私が全キャリアを通じて体現し続けている、実務家としての矜持です。


最後に|あなたの武器(学び)は見つかりましたか?

私の履歴書は、迷走と泥臭い現場の連続でした。
でも、その一つひとつの現場で学びを使い倒し、実践と失敗から「考え方」や「行動」を磨き上げたとき、それは仕事のみならず、私生活のすべてを最適化する一生モノの武器に変わりました。

仕事で得た学びを、単なる「業務上の知識」として眠らせておくのはもったいないと思いませんか?

それは、あなた自身の人生を、そして大切な家族との時間を最高のものにするためにこそ存在します。

あなたの今の苦労も、一見無関係な趣味も、すべては「できる」を増やすための地続きの最適化プロセスです。

私の履歴書が、あなたの人生を攻略するヒントになれば幸いです。


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