『優しさ』と『我慢』は違うと気づいた日
「私、優しいよね」って、どこかで思ってた。
頼まれごとを断れなかったり、意見があっても飲み込んだり。
でもある日、後輩からこんなことを言われた。「先輩って、優しいというより…我慢してるように見えるときがあります」ドキッとした。
その言葉に、なぜか心がざわついた。
たしかに、断ったら嫌われるかもしれないと思って、言いたいことを我慢してた。頼まれた仕事も、本当は無理があったけど断れなかった。
それを「優しさ」って自分に言い聞かせてた。
でもそれって、相手のためじゃなくて、自分が「いい人」でいたいだけだったのかもしれない。アサーティブを学びはじめてから、“本当の優しさ”は、自分の気持ちも大事にすることだと知った。
無理なことは「できません」って言う。違うと思ったら「私はこう思います」と伝える。
それが相手を尊重することにもつながるんだって、やっとわかってきた。我慢はいつか、心のどこかで怒りや疲れに変わる。
でも、優しさは、ちゃんと自分を守ってる。
少しずつ、「我慢じゃない優しさ」を選べるようになってきた。あの日、後輩がくれたひと言が、今も支えになってる。
