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MakerChipを作ってみました

MakerChip(メイカーチップ)とは、3Dプリンター愛好家たちが名刺代わりに配布・交換するために作成するコイン(直径40mm、厚さ3〜3.5mmのチップ)のことです。
K2_Kevin氏がその規格を提唱し、今やメイカーの収集心をくすぐる文化になっています。

はて?という方はですね、ぜひyskさんのnoteを読んでください。

交換の様子が楽しそう

6月開催のJapan RepRap Festivalに参加された方のXが流れて来て、MakerChip交換の様子を見て楽しそうで良いなーと思いました。
自分では持ってませんが、羨ましいな良いなー私もいつか作ってみよ。
と思った見ていたのでした。

試作してみました(1回目)

7月に開催されたクリエイターEXPOに出展する際に名刺の横に置いてみようと思って試作してみました。
技術力ゼロ民としては、入れたいものだけのシンプルな物しか作れません。
noteのタイトルにも入れているルルさんの顔と裏にはQRコードだけ。
側面はクリエイターEXPO用に印刷したキノコの名刺入れに合わせて水玉模様をあしらってみました。

試作第一弾の写真
どっちを上にして印刷するか?

QRコードがプレート側の方が読み取りやすくなるのかな?と思いましたが、これ位単純だとどっちを上に印刷してもちゃんと読み取れました。
プレート側の方にうっすら中の色が透けて見えてて、特に猫の背景が狙って入れたライジングサンみたいになってる・・・。(狙ってません!)

内部が透けているプレート側印刷面
思ってもなかった背景が

出番なし

クリエイターEXPOで商談した方達の中には「お、MakerChipだね。」なんていう人は1人もおらず、出番なしでした。
突貫で作ったのでコレ最高と思っている訳では無いし、試作第1号です。
欲しいって言うマニアな方がいらっしゃればぜひ交換、もしくはもらってやってください。
私の仕事用サイトのファビコンにもなっている愛猫です。

月日は流れ、改めて試作

9月に開催される3DPの集いin大阪では憧れの言葉「ぜひ交換してください」を言ってみたいので、デビュー戦の焦点をそこに合わせます。
とは言え、最初の試作からひと月ちょいの間に私の技術力が上がった訳ではありません。
相変わらずギミックとは無縁の私、出来ることはデザインのみ。

  • 無機質なQRコードを縁込みで模様っぽく可愛くしたい

  • 名刺代わりと言うなら、名前と職種を入れたい

  • セールで買った赤フィラメント×2を消費したい

  • 愛猫は意地でも入れたい

条件は以上。

上記を4cmにおさめてみます

猫と私を無理矢理トーテンポールみたいに上下に並べていたのが初案。
0.4mmノズルでこんなの出る?細かすぎない?

デザイン案1
0.4mmノズルだと細かすぎないか?

データはIllustratorの段階で上、中、下の3つを作り、それぞれに「3Dとマテリアル」を使って厚みをつけてobjデータでエクスポート。
Blenderにインポートして、ひとつにがっちゃんこです。
ハードルの高い物を設計しちゃうメイカーの皆さんからするとあり得ない作り方だと思います。

テスト印刷

つ ぶ れ る

QR側を上にしないと黒が強烈に潰れる!
こんなんじゃダメだわー。

データが細かくて潰れている写真
つ ぶ れ る

データの見直し

潰れる部分を拾い出し。
猫とのトーテンポールはやめました。縁にグルーっと猫さんを入れたので入っている扱いにします。
私の目は黒目だけに。
色同士の隙間も微妙に広めたり、模様が小さくなり過ぎないようにしたりと微調整しました。
赤枠はあった方がフィラメント交換数が減るので印刷時間が短縮出来るんだけど、枠が無い方が模様っぽさがあります。
うーん、悩ましい。

デザイン案2
練り直し

再びテスト印刷

この辺りから押し出し付近のエラーが出始めます。
うん、この程度の室温じゃ暑いよね。
12月から使い始めた私、夏にプリンターをごりごりと稼働させたのは初めてでヒートクリープの洗礼をしっかり受けました。

何度か押し出し機の分解をしてゴミを出しました。
てか、詰まる量がなかなかの量です。あれ?ヒートクリープ云々に加えてそろそろ寿命?

押し出し機内のゴミカスの写真
押し出し機内のゴミカス

消耗品だし、押し出し機と予備ノズルを注文し、試作再び。

あれこれの試作と最終の2つの写真
あれこれの試作と最終の2つ

0.4mmだとこんなもんか。
ある程度印刷してから0.2mmノズルに変えてみよう。
正直詰まりが怖いから、夏に0.2mmノズルチャレンジはやりたくないのが本音です。半年以上使わずに寝かしております。
皆さん夏に綺麗な印刷はどうやってるの???

詰まりにドキドキしながら印刷

翌日、発送まで2週間かかると連絡があったので、一か八か印刷。
あれれ?何とか出てくれました。

結局赤枠なしを印刷している写真
結局赤枠なしに決定

この後、また詰まりが頻発。あらゆるエラーが出て、各所を分解しました。だんだん分解に慣れて来ている自分が怖いです。

最終的にコールドプルしてもフィラメントの詰まりが取れずにノズルも交換しました。除湿機欲しい〜。

ある程度印刷しました

よく見るとわかるのですが、側面が綺麗なのとムラムラになっている物があります。微妙な角度で変わっちゃう。
10℃回転での印刷が一番綺麗でした。なんで?

出来上がったチップの写真
側面が美しく無いものも

技も何も盛り込まれていないMakerChipですが、チップ交換デビュー戦に付き合ってやっても良いよと言う皆さん、ぜひ交換してください。
持ってないけど欲しいって方が万が一いらしたら、ぜひぜひ声をかけてください。

ところで入れ物は?

名刺交換的にチップ交換する際、皆さん箱を持っているの?
それとも専用ケース?
何かしらの入れ物は要るって事ですよね?

・・・・だったら、可愛くて毎回楽しくなる様なのが欲しいんですけど。
作りたいものだけは頭に浮かぶのに、その技術力が無いんです。

この投稿に、3DPの集いin大阪で当日一緒に運営スタッフを務めるくろまめさんが返信をくださいました。

多分、何の気なしに言ってくれたんだと思いますが、この先私のイカれた熱量に延々と付き合わされる運命になるくろまめさんの誕生です。

小学生の水筒みたいにストラップで斜めがけして、交換の時に口から出したい。
各自が自分で作った好きな頭をつけてオリジナルのケースを首から下げている人たちが居ると楽しくて可愛いって言う、私のアホみたいな要望にすぐに反応してくれたのです。

すぐに考えてみると連絡をいただきました。
3DPの集いin大阪までにモデルを公開して、使ってみてくれる人が居ると楽しいねってところまで汲んでくださって、そんな設計で考えてみるって!

考えてみるって!!!

夜中にはベース部分がスライス画面の3Dモデル画像が届きました。
あっと言うま過ぎました。
この日からくろまめ師匠って呼んでいます。

今朝まで急ぎの仕事に取り組んでいた私、睡眠時間ギリギリで稼働していたので目覚めたら、試作の動画が届いてました。

え?

頭がちゃんと回っていないけど、感動。
はははは早い、早過ぎる。
何も無い所からのこの動画、寝ている間にサンタさんが来たのかと思った。

今も鋭利取り組んでいただいております

首から斜めがけしたいよー
好きな頭がつけたいよー
パカってしたいよー

って言う私のバカな発言に真摯に向き合ってめちゃめちゃ頭使って、出来るだけ色んな部材を使わずに簡単に作れるものをって師匠が考えてくれております。
頭部の固定方法はシンプルな方法で考えてくださっているとの事です。
私みたいにわかってない奴にあれこれ理解させようと思うと大変なんだぞ。

試作出来る状態になったら真っ先に、前のめりに印刷してみて宣伝隊長します。
オリジナルの頭をつけてパカっと開けて交換するのを一緒に楽しんでくださる方がひとりでも多くいると嬉しいです。楽しいです。
私に至っては、想像しただけでニヤニヤしちゃうんだってば。

ちなみに、くろまめ師匠の送って来てくれたパカっとする部分のパテントとか、色んな話を少しでも理解しようと思ってPEZを買ってきました。
分解しようとしたらどこを外せば良いのかわからず、マイナスドライバーを無理矢理ねじ込み過ぎて割りそうになり、「師匠壊しそうです!」と泣きついたら丁寧な分解解説動画を早々に送って来てくれました。
師匠はいつもスピード感がエグいです。

その動画を何度も何度も止めながらやっと分解できました。むずい。

PEZを分解した写真
PEZを分解

くろまめさんに向けて応援の念を飛ばしていますが、ぶっちゃけ私じゃ何も出来ないので、フライングして頭だけ先にBlenderで考えようかな。
考える事だけは出来るので、猫とか犬とかクマとか。
きのことかサボテンとか。とか。

押し出し機が届いたので、そろそろ0.2mmノズルで出してみたい気もします。しかし、部屋の湿度75%て!

最後に宣伝

しつこいと言われても宣伝します。
3DPの集いin大阪が9月13日に大阪市中央公会堂3階で開催されます。
私は運営スタッフなので朝から晩まで会場に滞在しております。
一歩踏みだす勇気さえあれば楽しいので、ぜひご参加ください!

開催される事に歓喜しているnoteはこちら↓↓↓




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