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菓子ディスペンサー風のケースが出来た

くろまめ師匠の多大なる努力のおかげで、3DPの集いin大阪のイベント前夜にPEZが大好きな私、そのケースの動きをリスペクトしたメーカーチップケースが完成しました。
データ、これで良いよね?ってなったのが12日に日が変わった頃で、集いのほぼ1日前。(師匠と私はイベントの運営スタッフでした)
金曜に印刷し、イベント当日を迎えるまでのお話です。長いです。


菓子ディスペンサー風のチップ入れが欲しい

2つ前の記事でMakerChipを作った事を書きましたが、その記事の下の方に某ディスペンサー風のメイカーチップ入れが欲しいと言い出した流れをつらつらと書いていました。

過去記事をわざわざ開いてられるかと言う方の為に、その時のXを貼っておきます。
読みに行ってくださった方、すいません。以下、過去記事と多少重複します。

爆速で本体部分の試作を作るくろまめさん

私がこれこれって言い出したのが23日の午後9時14分。
24日の午前2時41分にくろまめさんから機構部を設計してみたから仮出力してみるねと連絡をもらいました。

初代試作
初代試作

え?数時間前にこれ欲しいって言ったばっかりなのに、もう何か試作しようとしているって何事。爆速中の爆速。
ここからくろまめ師匠と呼ぶ日々が始まります。

目覚めたら届いていた試作動画。

この日の夜にPEZを探しまくって4軒目に行ったドンキで発見。
買って来て分解してみました。
分解すらまともに出来なくてここでも師匠に分解解説動画を作ってもらい大いに助けてもらった訳ですが、バラバラのパーツを見ながら、バネが四角いって事だけは理解出来ました。(全く理解が追いつかない)

この辺りまではMakerChipを作ってみましたの記事に書いたのでこの程度で。

ブラッシュアップを繰り返すくろまめ師匠

輪ゴム版で設計し直していると連絡をもらい、その翌日にはこれがあった方が頭部を作る参考になると思ってー、と持ち上げる仕組み部分の試作用印刷データ(3mf)を送ってくれました。
欲しい欲しい言い出した日から丸5日ほどしか経っていません。
くろまめ師匠のスピード感エグいですね。

頭部持ち上げ部分の初代試作

試作を印刷してみました

マルチカラー印刷でエラー出まくりだったのでちゃんと出るかなー?と思いながら出力してみましたが、何とか機嫌良く印刷してくれました。

試作を印刷した写真
試作を印刷

こんなやり取りをしているのが毎日深夜3時〜4時とか。
私は完全に昼夜逆転していましたが、師匠はいつ寝てるんだ?と不思議になって来ます。

これを組む為のM2&M3ネジをたくさん買って来ました。
M2は4つくらいネジ頭を潰しました。
押す力がちゃんと入ってないのに回すから、潰すの得意です。

頭部を作ってみる

本体のブラッシュアップが着々と進められている中、頭部が未着手。
Blenderで作ってみました。

うーん、バランスが悪い。

最初の頃の頭部
最初の頃の頭部

牛歩だけど、アイコンに近づいては来ている。頑張れ私。

少し慣れて来た?
少し慣れて来た?

Blenderで作った頭部がダメダメ

まず起こったのが、Blenderで3倍ほどのサイズで作っていた頭部、Fusionで読み込んでもらうとめちゃくちゃ小さい問題。

サイズどうなってんだ問題発生
サイズどうなってんだ問題発生

これは師匠が拡大してくれ、下部を切断し、エラーを修正して頭部のみを印刷してくれたのですが。

剥けてる
ペリペリと剥けてる

何だ、何だ、この頭部、豪快に破錠してる!!!!
スライサーでデータの修復をしたからだと思う、何とかしてみるって優しい言葉をかけてもらいましたが、いやこれBlenderのデータとの相性もダメだと思う。師匠が頑張る所じゃない。

Fusionをインストール

私がFusionを覚えた方が早いに違いない。
って事でインストールしました。これが9月8日の午後。
集い当日まで、実質丸4日位しか無いんだけど、間に合うのか?!
基本がわかっていないので、色んな方の動画を見まくってフォームってやつでこねこねしたら出来るっぽい事を知り、早速作ってみます。

ハチワレの作り方がわからないので、まずはクマちゃん。
この程度ならとりあえず出来た訳ですが、私が作りたいのはハチワレ猫ちゃん。この子じゃない。

Fusionで初めて作ってみたデータ
Fusionで初めて作ってみたデータ

猫っぽいベースは出来た。

猫頭部のベース
猫頭部のベース

ハチワレ、どうやって作るのかどこを触ってもよくわからない。
スケッチで押し出ししたパーツを使ってボディを分割している動画を見てそれもやってみたけど、分割したら戻せないし後頭部も割れちゃうし多分違うなー。うーん??

基本操作が全く頭に入っていないので、この場合こうしてみては・・・みたいな所に辿りつかず、もうハチワレじゃなくても良いかと思い始めている私が居ました。
見かねた師匠が「Fusionのさわり」だけ教えると言いながら、めちゃくちゃ丁寧に画面共有でやり方はたくさんあると前置きをしつつ「一番手っ取り早いハチワレの作り方」を教えてくれました。

何とか出来たハチワレ頭部

後頭部まで一緒に切ってしまう失敗もやりました。
1人でウンウン言ってた時にもこの失敗やったやった、これねー知ってる知ってる。とか言ってる場合ではない。

後頭部まで割ってしまう失敗
後頭部まで割ってしまう失敗

後ろが割れるのを何とかしたいです、師匠!とお願いしたらこの治し方も丁寧に教えてもらいました。ここまで来たら、師匠じゃなくて神です。

はちが割れた!割れたよ!

ハチワレ猫の頭部
ハチワレ猫の頭部

更なるブラッシュアップ(時間との勝負)

本体部分のブラッシュアップを繰り返す師匠。
トライアンドエラーで頑張ってくれています。
だんだん時間との勝負になって来ました。
データを配布して皆さんにも楽しんでもらおうって計画は一旦置いといて。
間に合うのか?我々が持つ分くらいは意地でも間に合わせたい所。

この時点で9月11日の朝です。
印刷出来る時間は明日しかありません。
暫定モデルが出来て今プリントしてると連絡をもらい、いよいよ頭部の出番です。頭部を渡してネジ部のパーツとがっちゃんこしてもらい、3mfデータをもらいました。いえーい、頭部🎵頭部🎵。

頭部の印刷開始

浮かれてXでこんな事言いながらプリントが終わるのを待っていました。

マルチカラー印刷なので、頭部2つで10hかかると言われました。
頭の丸みのオーバーハング部分はサポートは無しでも何とかなるっぽい。
中は空洞があるのでサポートが生えてます。

頭部印刷中の写真

印刷中

この印刷中の頭部のど真ん中に見えている脳みそみたいな部分(サポート)に関しては、実はネジ部でサポート不要だった事を後で知ります。
そこに関してはサポートブロッカーと言う初めて見る機能を使ってやるんだと説明してもらいました。ほほー。

本体に関してのめちゃくちゃ細かい微調整をしてもらっている間、全力で脳みそみたいなサポート外しに徹しました。
アクセサリー用の先の曲がったほっそーいピンセットが大活躍しました。
こーゆーやつ。曲がっているから、ネジの細部までホジホジ出来ました。

しかーし、良い子の皆はネジ部にサポートつけちゃダメだぞ。
本当に本当に本当に取るの大変だぞ。

ネジ部に入り込んだサポートの写真
ネジ部に入り込んだサポート

12日に日が変わってから本体のパーツ一式の印刷データをもらいました。
いやーギリギリ間に合いそうですな、となったのが1日前。
やったー!嬉しいったら嬉しい。

プリントに関してあれこれ説明してもらいます。
部品ごとにサポートの設定を変えられるってのも、ビルドプレートにチェックを入れるのも今回初めて教えてもらいました。
たぶん、私はBambuStudioの10%程度も使えてないと思います。
本当に知らない事だらけです。

本体の印刷スタート

一体目は集いの当日用の譲渡案内ポスターを作っている間に印刷が終わりました。パチパチ。バネ部は若干モジャってますね。
PLAで出したけど、ここはPETGで出し直すからまぁ良いとして。

本体のパーツ達の写真
本体のパーツ達

展示用のも作りたいけど、この赤色PLAはヒートクリープで詰まりがやたら乱発するので明日起きている時間に印刷します。

組み立て完了

イベント前日の夕方に1体目を組み立ててみました。
想像してた通り、いや想像以上のかわい子ちゃんが出来上がりました!!
はぁー、可愛い。これは自画自賛しても良いやつ。
足やボタンみたいな残量窓はくろまめ師匠が練りに練って考えてくれました。

PEZケース風MakerChip入れ出来上がり
PEZケース風MakerChip入れ出来上がり

チップが出てくる姿が可愛い過ぎてですね。
しばらく出し入れを楽しんでました。

と言うわけで、集いの前夜に巨大PEZことメーカーチップケースが完成しました。

PETGのバネ部分の印刷が後回しになってしまい、展示用の分はPLAバネのままでした。
内部だから誰にもわからない部分でしたが、展示してケースでパカパカを試して下さった方の中には押し出し出来なかった人がいらしたかも。
実際のケースはPETGバネなので、それなりに頑張って押し出してくれます。

ゆきさんが撮ってくれた展示写真
ゆきさんが撮ってくれた展示写真

首からぶら下げてウロウロする余裕はほぼありませんでしたが、ケースはパカパカと非常に頑張ってくれました!

ここまで面倒を見てもらっているからお二人は親しいんですねと思われそうですが、集いの当日スタッフ集合時にくろまめ師匠と私ははじめましてでした。(しかも、設営中に「もしかしてくろまめさん?!」って気付いた)

どこの馬の骨ともわからない奴にガッツリ20日間も付き合ってくださいました。これも一重にくろまめ師匠のきめ細やかな爆速設計のおかげです。

そんなくろまめさんのnoteはこちら↓です。

私のようなBambuStudioが良くわからん民の為に、最近アップしてくれた記事があるのですが、それは次の記事になまねこ印刷した話としてまとめます。

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