見出し画像

東京俳優生活協同組合(俳協)という声優事務所に所属する事になった時のお話

僕が所属している東京俳優生活協同組合、通称、俳協は、その名の通り「生協」です。生活協同組合、組合なんですよね。

※以下、Wikipediaより抜粋
「相互扶助の精神に基づき、組合員の生活の文化的経済的改善向上を計る」と定款に謳い、芸能界の革新を通じ、芸能界文化の向上に寄与することを目的として設立された、日本で唯一の「俳優の生活協同組合」である。

なんのこっちゃと思う方もいらっしゃるでしょうから、ChatGPTに簡単な言い回しにしてもらうと⋯

「俳優や声優が安心して活躍できる環境づくりのために、事務所が力を合わせて業界の未来を支える組合です。」

「俳優やスタッフが一人で戦うのではなく、みんなでお金や仕組みを持ち寄って、より安定して活動できる環境を作ろう」

⋯とまぁ、ChatGPTに言わせると、こんなような意味合いの事務所だそうです。


Google先生はこんな事を言っています↓↓↓

* 組合員による運営: 所属タレントとスタッフが組合員となり、選挙で役員を選びます。

* 相互扶助の精神: 会社がタレントを管理するのではなく、「全員で助け合う」という理念を大切にしています。

* 対等なパートナーシップ: 事務所とタレントが上下関係ではなく、同じ目的を持つ仲間として支え合う風土があります。

つまりは、マネージャー等事務所スタッフの方がパワーバランスが上なのではなく、役者もスタッフも対等ですよ、って事です!役者を下に見るような事務所も多いですが俳協は違うのです!こんな夢の様な事務所って本当にあるのでしょうか!?

今回は、僕が何故この俳協(東京俳優生活協同組合)に所属する事になったのかを話したいと思います。

声優になろうと思ったきっかけの話は⋯
↓ ↓ ↓
https://note.com/rikipedia_0726/n/nee0f7b1212fe
↑ ↑ ↑
ここで話しました。
順番的に次は養成所時代の話をするのが筋かと思われますが、養成所時代の話は色々と長くなりますので別の機会に書きます、マジで長いんで。すみません。すみませんって事も無いか。

では、本編です。
養成所や事務所所属からの退所等、色々流浪しまして、最終的に僕は、映像テクノアカデミアという声優養成所みたいな所に入ります。一度事務所に入ったものの、事務所を辞めてまた養成所に入り直すのです。

映像テクノアカデミアは今はもう無くなってしまったのですが、当時としてはかなりチャンスの多い養成所でした。卒業間際に行われるプレゼン公演という企画があるのですが、沢山の声優事務所のマネージャーさんが見に来てくれて、良さげな人材がいたら、後日、所属オーディション的なモノを受けさせて貰えるという画期的な企画でした。

少々自慢になりますが、このプレゼン公演後、とんでもない数の声優事務所からお声がかかり、この月はロクにバイトも出来ない程でした。嬉しい悲鳴です。

所属オーディションを受け、合格させて頂いた事務所も沢山あり、状況的にはどこの事務所に決めようかしら、という状況になりました。これまた嬉しい悲鳴です。

声優事務所というのは、事務所によって仕事の種類が偏っていたりもするので(アニメ、吹替、ゲーム、ナレーション等)、できれば、何でもやれそうで、ナレーションに強い事務所に行きたいとは思っていました。

そこで目に付いたのが、俳協です!

仕事の種類は豊富だし、勿論ナレーションにも強そうだし、声の仕事だけじゃなく劇団もあり、劇場も持ってる⋯

迷う必要もありませんでしたね。

声優系の仕事は勿論、顔出しの仕事や劇団もあるなんて夢の様な事務所だと思いましたよね!「何でもできるじゃん!ココしかねーぇ!」と思い、即入所を決意しました。

それと、少し話が横道に逸れますが、僕は古いモノが好きなんですよ。俳協という事務所は老舗の事務所、つまり僕好みの古いモノでもありますし、何より「東京俳優生活協同組合」って名前が漢字ばっかりでイカついじゃないですか!ココもポイントになりました。

名刺もイカつい名刺を作りましたよね。


何とかっていう高級和紙に金箔のロゴ、字体も良い。コレは良い名刺が出来たぞと小躍りしたものです。

話を戻しますが、冒頭にも記したように、事務所のコンセプトも凄く良いじゃないですか!役者にとってこんな夢の様な事務所があるなんて信じられないですよね!詐欺を疑うレベルの素晴らしさですよ!

役者とスタッフが対等だなんて、色々と嫌な経験をしてきた僕にとっては信じられませんでした。でも!生協ですし、役者もスタッフも同じ組合員という事はそういう事ですよね!凄いです!ハラスメントなんてある筈も無い!マネージャーは役者の熱量と同じ熱量で仕事をしてくれる!もはやそんな事より金銭面の方が気になり始めていました。役者とスタッフが金銭面で対等ってのはおかしな話だし、どうなっているのだろうと、色々と思う事はありましたが、とにかく期待しかなかったです!

声優の仕事だけじゃなく、顔出しや劇団もあるってのも大きかったですね。もしかして劇団の舞台にも立てたりするのかしら!?ステキ!と、当時の僕は夢と希望に満ち溢れていました。正直な話、あまり人前に出るのは好きでは無いのですが、この頃は何故か舞台にも興味があり、ワクワクが止まりませんでした。

僕がやりたい仕事の全てが俳協にはある!

合格の連絡を貰った瞬間は、長く苦しい流浪の生活でお先真っ暗だった世界が、急に明るく眩しい世界に変わった瞬間でもありました。

こんなような感じで俳協に入ります。

さて、その後の俳協での生活はどうなったでしょうか。

その後の話は20年分ありますので、小分けにしていつかお話すると思いますが、当然、厳しい世界なので順風満帆とは行きません。

でも、俳協に受かった時の嬉しさは人生で一番の嬉しさだったかもしれないなぁ⋯。

いつもの事ですが、長くなりましたね。そろそろこの辺でお開きにしたいと思います。

また来週!

いいなと思ったら応援しよう!