社会科の授業(その3)
「結局、やりたくなるかどうか」──課題に取り組みたくなる授業とは?
中学3年生の歴史の授業で「日本の高度経済成長」をテーマにしたワークシートを活用した探究型授業を行いました。
教科書に対応し、「三種の神器」や「石油危機」などの重要語句を整理しながら、
以下のような探究課題を設定しました。
A:高度経済成長が私たちの生活に与えた影響とは?
B:経済成長の影にあった課題はどう乗り越えられてきたのか?
C:なぜ日本は高度経済成長をとげられたのか?
しかし、生徒たちはあまり取り組もうとしませんでした。
空欄を埋めて終わり、ネットで調べてコピペして終わり。
課題以外のことに意識がいってしまう子も多くいました。
「課題そのもの」が魅力的か?
今回の授業を振り返って思うのは、
生徒は「課題に取り組みたいかどうか」で動いている。
ということです。
知識の有無ではない。スキルの問題でもない。
そもそも「この問いに向き合ってみたい」と思えるか。
ここが授業設計の核心なのだと思いました。
魅力的な問いとは?
では、どうすれば課題が「取り組みたくなる問い」になるのでしょうか?
いくつかの視点をメモしておきます。
自分ごとになっているか?
→「今の生活とつながっている」「自分にも影響がある」オーセンティック(本物)か?
→「AIで調べられる」ではなく、「自分で考えたい」問いか?ゴールが魅力的か?
→まとめたものが「誰かのためになる」など、出口があるか?
明日からまた考えていく
課題の立て方一つで、学びの深まりはまるで変わります。
今回の失敗もまた、大切な手がかりでした。
明日からの授業、もう一度問いの立て方を見直してみようと思います。
