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夫のクローゼットで宝探し


わが家のウォークインクローゼットは、夫のコーナーがいちばん広い。服が好きでたくさん持っているのだ。

けれどもそこには、ちっとも袖を通されていない服たちがある。淡くくすんだオリーブグリーンのような色のジャケットを見たとき、ふと、羽織ってみた。
ふだんならぜったいにしないことである。というのも、わたしはジャケットが致命的に似合わないのだ。ところが、なんだか妙にしっくりきた。


イメージで描いたもの。


痩せようと思ったのをきっかけに、今週は"美”について考えている。
スキンケアにメイク、ヘアケア、ファッション、所作などなど。

わたしは飽きっぽいタイプなので「今いちばん興味があること」に全力を注ぐようにしているのだ。線香花火のようにじゅわっと儚く消えてしまうやる気なのだけれど、短くても本気で取り組むことに意義があると思っている。


今週は、「痩せる」ことからはじまったけど、痩せるというのは苦しい作業である。がまんの連続。だからこそ、スパイス的にたのしいこと……もっと目に見えて自分が変わる「コーデ」の本を読み漁っていた。

すると自分のクローゼットが気になってくる。
すこしずつ変えてきたのだけれど……



5年ほど前は色が多めだった
3年前は黒を減らしていた
2年前、イエベ秋だから
ベースカラーをベージュやブラウンに統一。
ソフトオータムだから
黄みが強いのは苦手だとわかってるからこそ
しっくりこなくて迷子に……
柄物が驚異的に浮くし、
派手色もざっくりしたのも苦手。


テイストスケールを受けて
納得して寒色クローゼットに転生中。


ちょうどいい機会だから、ワードローブを見直してみよう。
、ああでもないこうでもないと、鏡の前でいろいろ服を取り替えてみた。


鏡を見るのがきらいだから、ふだんはやらないことだ。
でも、似合わないはずの黒でも、面積が少なかったり、素材が似合うものだったりすると悪くないなと思った。透け感があると「黒」の重さが減るのでなおいい。

黒いシアートップスに、グレーのビスチェを重ね、黒の、光沢のないマットなベロア風の記事のマーメイドスカートを着てみる。痩せて見える! でも、やっぱり黒の「重さ」で、着られているように見えるのが気になった。

面積を減らせないかなと思ったとき、鏡に映ったオリーブグリーンのようなグレージュが目についた。夫が買ったまま放置しているジャケットだ。


夫は、わたしの見立てだとストレート&ウィンター。かっちりしたジャストサイズの、スーツみたいなジャケットが似合うし、ここ数年はずっと黒ずくめである。
このジャケットはたぶん、形も色もしっくりこなかったのだろうなと推察した。

ぺらぺらではないけれど、多少のとろみのある素材。
ドロップショルダーになっていて、肩の位置が低いから、ほかの夫のジャケットと違って「ガンダム化」せずに済んだ。着丈は長くって、ワンピースを着ているみたい。でも体型が隠れていい感じなのである。


左→ガンダム化した夫ジャケット
右→今回書いた夫ジャケット


(もらっちゃおう)

中に着た服たちがレディなワンピースのように繋がって見えるからこそ、夫の「辛口」なジャケットが効くのかも。もう少し辛さがほしくて、アクセサリーは大ぶりでごついものを選び、靴もごつくした。

そうしてほくほくした気分で、ママ友とバスケ観戦に出かけた。

オーバーサイズが似合わないから、メンズアイテムを取り入れるなんて無理だと思っていた。
でも、もしかしたら夫のクローゼットは宝箱なのかもしれない。






▼似合う服が少なすぎて悩んできた歴史と、どんなふうに変えてきたのか。

▼クローゼットWeb内覧会(新築時の中身のない状態)

▼クローゼットのつくりかた(棚編)


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三條 凛花 最後までお読みいただき、ありがとうございます♡