追撃、尽くしすぎ、察して拗ね。恋愛を4回壊した私が最後に気づいた1つのこと
48時間待てなかった夜の話をする。
マッチングアプリで出会った人と、3回デートした。夜景を見ながら「また来ようね」って言われて、帰りの電車でずっとニヤニヤしてた。
翌日の昼、「昨日ありがとう!夜景きれいだったね✨」って送った。既読がついた。返信は来なかった。
5時間後、「今日仕事忙しい?」。既読スルー。
その夜、「ごめん、なんか変なこと言っちゃったかな…」。既読。
翌朝、「返信なくて不安になっちゃって。重かったらごめんね」——ブロック。
36時間で4通送って、終わった。
後から共通の友人経由で聞いた話がキツかった。「3回目のデートで手応えあったから、ちょっと間置いて次の約束しようと思ってた。なのに怒涛のLINE来て怖くなった」って。
相手は、来る気だったんだよね。
私の不安が、うまくいくはずだったものを壊した。
これが私の黒歴史の1個目。
りんかです。恋愛お悩み分析家とか名乗ってるけど、昔の私は恋愛偏差値たぶん20くらいだった。今日はそっちの話を全部書く。
尽くせば尽くすほど、「便利な人」になっていった
2個目の黒歴史は、職場の先輩。
飲み会で仲良くなって、たまに2人で飲みに行く関係。付き合ってはいなかったけど、「いい感じ」だと思ってた。
先輩が忙しいと聞けば差し入れを持っていく。「今日空いてる?」って連絡が来たら、友達との約束をキャンセルして会う。愚痴は何時間でも聞く。
ある日、「〇〇さんといると落ち着く」って言われた。
舞い上がった。
でもこの「落ち着く」、恋愛対象に使う言葉じゃなかった。「何でもしてくれて、何言っても離れなくて、気を遣わなくていい人」——それって恋人候補じゃなくて、便利な人。男が本命の子に使うのは「落ち着く」より「一緒にいると楽しい」とか「ドキドキする」の方なんだよね。
3ヶ月後、「〇〇さんは癒しだけど、恋愛対象としては見れない。付き合うならもっと刺激がある子がいいかな」って言われた。
尽くせば大切にされると思ってた。逆だった。尽くすほど「いつでも会える子」になって、雑に扱っても離れないと思われて、最後は「お母さん」カテゴリに入ってた。
便利な人認定、されてたんだよね。
……これ、書いてて今でもちょっとキツい。
「察して」は、届かない
3個目。半年付き合った彼氏がいた。
最初はマメに連絡くれてたのに、だんだん減ってきた。寂しかった。でも「寂しい」って直接言えなかった。前に別の人に「もう少し連絡ほしい」って伝えたら「めんどくさい」って返されたことがあって、それがトラウマになってた。
だから態度で気づいてもらおうとした。
LINEの返信をわざと遅くする。「別にいいけど」「あ、そうなんだ」みたいな冷たい返し。彼が「なんか怒ってる?」って聞いてきても「別に」。
心の中ではずっと「察してよ」って叫んでた。
結果。
「お前が何考えてるかわからない。一緒にいて疲れる」
別れた。
当時は「なんで分かってくれないの」って泣いた。でも今ならわかる。何も言わないで不機嫌になるって、相手からしたら一番しんどいやつ。言葉にしないプレッシャーって、「重い」より厄介なんだよ。
脈ありだと思ったら、全員に優しいだけだった
4個目。友達の紹介で知り合った人。
会うたびに「今日もかわいいね」って言ってくれて、2人きりでご飯にも誘ってくれて、終電まで一緒にいた。毎日LINEが来る。共通の友達にも「あの2人、付き合うんじゃない?」って言われてた。
確信した。
勇気を出して伝えた。
「ごめん、異性としては見れないんだよね。友達として気が合って楽しいから誘ってた」
帰りの電車でずっと下を向いてた。恥ずかしさと悔しさが同時に来て、何がダメだったのか全然わからなかった。
後から気づいた。あの人、誰にでもあんな感じだった。「かわいい」も「楽しい」も、私にだけ向けられた言葉じゃなかった。自分が見たいものだけ見て、都合のいい証拠だけ集めてた……。
4回の自滅に、全部共通してたもの
追撃。尽くしすぎ。察して拗ね。脈あり勘違い。
全部バラバラに見えるけど、根っこは1つだった。
自分に自信がなかった。
既読スルーで追撃したのは、「私なんか放っておかれて当然」って思ってたから。尽くしすぎたのは、「何かしないと私に価値がない」って思ってたから。察してほしくて拗ねたのは、「寂しいと言ったら捨てられる」って怖かったから。脈あり勘違いしたのは、「好かれてるって思いたかった」から。
全部、不安の裏に「自分はこのままじゃ愛されない」って気持ちがあった。
好きだから動いてたんじゃない。不安だから動いてた。
それが相手には「重い」「必死」に見えてた。
ちなみに「追ってるつもりはないのに、なぜか逃げられる」のメカニズムを分解した記事も書いてる。距離感がバグる自覚がある人は、こっちも読んでみてほしい。
「お前が追いすぎなんじゃない?」
何度目かの失恋の後、親友に泣きながら相談した。
「また連絡来なくなった。私の何がダメなんだろう」
返ってきた言葉。
「いや、お前が追いすぎなんじゃない? 毎回そうじゃん。好きになると距離感バグるよね」
図星すぎて何も言えなかった。
で、次に気になる人ができた時、実験した。「絶対に自分から連絡しない」を1週間。
最初の3日、地獄。スマホ何回も見て、「送った方がいいかな」って100回くらい思って、「このまま終わったらどうしよう」って不安で寝れない夜もあった。
4日目。向こうから連絡が来た。
「最近どう? 今度ごはん行かない?」
あ、追わない方が来るんだ。
頭ではわかってた。散々調べたし、恋愛コラムにも書いてあった。でも体感したのは初めてだった。
私がずっと「好き」でやってたこと、全部「不安」の行動だった。返信が遅いから連絡する。嫌われたくないから尽くす。察してほしいから拗ねる。
相手のために動いてたんじゃない。自分の不安を埋めるために動いてた。
追わないって、放置することじゃなかった
追わない実験の1週間、久しぶりに一人で映画を観に行った。友達とゆっくりご飯食べて、溜まってた本を読んだ。
「あれ、私、普通に楽しいんだけど」
彼がいなくても楽しい自分がいる。
そうわかったら、好きな人への接し方が自然に変わった。「会えなくて寂しい」じゃなくて「会えたらもっと楽しい」になった。
昔の私は、好きな人に「好きを証明」しようとしてた。誰より早く返信して、相手の好みに全部合わせて、「あなたのためなら何でもする」って態度でアピールしてた。
でもこれ、相手からしたら「この子は俺がいないとダメなんだ」にしか見えてなかった。
「私はあなたがいなくても楽しくやれるけど、あなたといるともっと楽しい」
このスタンスでいる方が、相手は安心するし、大切にしてくれる。
追わないって、連絡を我慢することじゃない。自分の生活を楽しめてる状態でいること。テクニックとしてやったら不自然になるし、逆効果になる。
4回壊して、最後にたどり着いた答えがこれだった。
正直、この記事を書いてる今もちょっと恥ずかしい。分析家とか言ってるのに、過去は「追撃4連投でブロック」だからね。
でもさ、全部やらかしたからこそ言える話がある。恋愛がうまくいかない時って、テクニックの問題じゃない。「不安で動いてる自分」に気づいてないだけだったりする。
もし今、「あ、私も同じことやってるかも」って思ったなら。
あなたの価値が低いんじゃない。動き方がズレてるだけ。気づけたなら、もう変わり始めてるよ。
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