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おうち英語|日本語のテレビは見ていた?アンパンマン・プリキュア・鬼滅の刃、わが家の場合

英語がペラペラな娘を見て、幼少期によく聞かれた質問がある。

「日本語のテレビは見せてないの?」

結論から言うと、わが家は
「ほとんど見ていない時期が長かった」

ただ、これは「日本語を排除したかった」わけではない。
「おうち英語」を始めたばかりの時は
家の中で“英語を当たり前にする”ために、
YouTubeで娘が好きになりそうな英語チャンネルを探したり、英語のDVDを毎日見せてみたりと工夫を積み重ねていた結果である。

ちょうどタブレットが普及しはじめ、
テレビ一択の時代から「好きな動画を好きな言語で見る」時代へ。
その流れに乗るように、娘の興味は自然と英語のほうへ向かっていった。

だから、わが家の選択は特別なものではなく、
時代と娘の興味がつくった“ゆるい流れ”の結果だった。

アンパンマンは“生活の中にいた”けど、作品は見てない

赤ちゃんグッズといえばアンパンマン。
お菓子のパッケージにも、ジャングルジムにも、三輪車にも。
わが家で初めて作ったピニャータは、「ばいきんまん」だった。
そう、生活のあちこちにアンパンマンはいた。

ただ、作品として“観た”記憶はほとんどない。
キャラクターは知っているけれど、ストーリーは知らない。
そんな距離感だった。

プリキュア問題:見せるべき?見せなくていい?

幼稚園ではプリキュアに夢中な子が多かった。

「知らないとお友達との話についていけないかも」
「見せたほうがいいのかな…?」

これまで家庭内の娯楽は、まず第一選択として英語を優先していた私にとってここで初めて少し気持ちが揺らいだ場面。
しかし!当の本人がまったく興味なし。

お友達がプリキュアの服を着ていてもスルー。
戦隊ものにも反応ゼロ。

興味がないものは、言語に関係なく興味がない。
他人に流されることなく自分の好きなものを好きなように楽しむ娘を頼もしく感じた(笑)

ドラえもん・しんちゃんは“見てないのに知ってる”現象

ドラえもん&クレヨンしんちゃん
娘はどちらも見てはいない。
でも登場人物や作品名知っている。
日本で暮らしていると、それだけ浸透している作品なんだなあと実感する。

鬼滅の刃で一気に世界が広がった

「鬼滅の刃」
ここで大きく流れが変わる。

10歳ごろ、鬼滅の刃にどハマり。
ついでに私もハマった。
映画も観に行き、漫画もそろえた。
YouTubeでは英語版の動画も見つけて楽しんだ。

英語では「Demon Slayer」。
技の名前は、こんなふうに訳される。
水の呼吸 → Water Breathing
壱ノ型 水面斬り → First Form: Water Surface Slash

「直訳すぎてダサい」
「英語で聞いたらなんか長い!変な感じ」

そんな会話が自然と生まれた。
この頃から娘は、
“日本語と英語のタイトルの違い” や  “直訳ではない翻訳”
そういったことに目がいくようになり
英語には訳しにくい言葉や、直訳では通じない言葉など
言語の”差”のようなものにも興味を持つようになってきたように思う。

年齢が上がるにつれ、日本語の作品は日本語で、英語の作品は英語のままで楽しむようになっていった。
どちらかを選ぶのではなく、どちらも自然に楽しんでいる。そんな印象だ。

日本語はどう育った?

英語が話せない両親のもとで育っているので、
今現在、日本語は年相応に育った。
語彙も会話力も普通にある。

日本のテレビを見なかったからといって、
日本文化から切り離されていたわけではない。

興味が向いた作品には、
日本語でも英語でも、どっちでも夢中になっていた。

16年たって思うこと

「日本のテレビを見せなかったら、日本語が育たない?」
「日本文化から離れてしまう?」

そんな心配をする親御さんは多いと思う。

少なくとも、わが家では日本語のテレビをあまり見なくても、日本語が育たないということはなかった。

もちろん、小学校入学の頃は「読む力」で焦った時期もあった。
その話は以前の記事にも書いたので、気になる方はそちらも読んでもらえたらうれしいです。(過去記事リンク

子どもは、親が「これを見てほしい」と思うものより、
自分が「面白い!」と思ったものに夢中になる。

わが家は英語を生活に取り入れようとはしていた。
でも、それを無理やり押し付けたわけではない。
自分で好きなものを見つけ、どんどん世界を広げていったのは娘自身だった。
そして成長するにつれて、日本の作品にも自然と興味が広がっていった。

英語か日本語か。
小さい頃はそこばかり気にしていたけれど、16年たった今思うのは、
子どもは「好きなもの」から世界を広げていくということ。

そして、その積み重ねが、今の娘につながっているように思う。

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