シナロケの7インチコレクション(3枚)
シーナ&ザ・ロケッツ
シーナ&ロケッツ
シーナ&ザ・ロケット
シーナ&ロケット
... 色んな表記がありますが、正しいのは1番上のようです
ユー・メイ・ドリーム

A面「ユーメイドリーム」
作詞:柴山俊之、補作:クリスモスデル/作曲:鮎川誠、細野晴臣
B面「レイジークレイジーブルース」
作詞:柴山俊之/作曲:鮎川誠
発売当時は日本航空のCMソングに使われた
シングルジャケはアルバム『真空パック』(79年10月25日リリース)同様差し替え前の初回盤ヴァージョン(現在Spotifyのジャケもこちら)
ALFAから細野晴臣プロデュースでリリースされた経緯はエルヴィスコステロ来日公演のオープニングアクトだったシナロケをYMO結成間もない高橋ユキヒロが観て、細野晴臣に推薦したという流れ、そして78年12月に六本木ピットインで行われたYMOのLIVEに鮎川誠が参加した頃から交流が本格的になる
当時は細野晴臣によってシナロケが無理矢理テクノ化されたと揶揄された向きもあっただろうが、今日(コンニチ)「ユーメイドリーム」を聴いてテクノ(ポップ)と思う人はどのくらいいるだろうか? そういう背景を知らなければ皆無と言ってよいだろう(若い世代ほど特に)、逆にそれくらいピコピコ度は足りない(B面「レイジークレイジーブルース」の方がピコピコ)、実際の狙いはスペクターマナーの60sポップ
むしろ『真空パック』収録曲でいえば「RADIO JUNK」と「ROCKET FACTORY」に関しては大変申し訳ないので、YMOに返却していただいて結構です

ベイビー・メイビー

A面「BABY MAYBE」
作詞:シーナ/作編曲:高橋幸宏
B面「HOT LINE」
作詞:Anne Billson/作編曲:鮎川誠
『チャンネル・グー』からの第1弾シングルのA面「BABY MAYBE」はこのアルバム用に幸宏が書き下ろした曲が選ばれた、同じ年のソロ『音楽殺人』〜プロデュースしたスーザンのアルバムの流れを組むような幸宏流60sポップ、B面「HOT LINE」はアルバムのトップを飾る勢いのある曲、作詞のAnne Billsonはスーザンのアルバムにも参加していて謎だったのだが、どうやらジャケを撮影している有名なカメラマン鋤田正義の仲間でこの時期日本に滞在していたようです
ここから3ヶ月連続シングルがリリースされるわけですが、3曲ともこの頃にはまだ珍しいPVも作ってあり、この年に売れに売れまくっていたYMOに続けといわんばかりにアルファがプロモーションに力を入れてるのがわかります
浮かびのピーチガール

A面「浮かびのピーチガール」
作詞:糸井重里/作編曲:イエローマジックオーケストラ
B面「RADIO JUNK」
作詞:クリスモスデル/作曲:高橋幸宏/編曲:細野晴臣
80年10月より3ヶ月連続シングルリリースの第2弾、アルバム『チャンネル・グー』(80年10月21日リリース)からのカット
A面「浮かびのピーチガール」は作詞が糸井重里なので多分CMソングだろうと思っていたら、竹内まりや「不思議なピーチパイ」(資生堂80年春キャン)に負けたようで、ピーチガールって夏っぽいイメージもありますが、ほとぼりが冷めた秋にリリース、これはYMOが作ったオケにシーナが歌ってるだけなので、シナロケファンには申し訳なく、「ユーメイドリーム」よりも言い訳がきかないテクノポップ化(この時代にはまだ貴重なPVもそのようなイメージ)
さらに82年の¥ENからリリースされたシーナのソロ『いつだってビューティフル』にも収録されていますが、新たなオケのセルフカヴァーでもなく、元オケは流用しつつ、細野サンが生ベースをダビング等いくつかトラックの差し替えが聴きどころ
B面「レディオジャンク」は高橋ユキヒロの書き下ろしで前年『真空パック』からのカット、というわけでYMOファン的にはおいしいWサイダー、もはやYMOのLIVEヴァージョンの方が有名なのですが、YMOレコーディングヴァージョンというのはついに無いまま、高橋幸宏ソロヴァージョン(セルフカヴァー?)でもあったらいいなと思ってましたが、それも叶わぬ夢となりました
それにしても3ヶ月連続シングル(「メイビー・ベイビー」、「浮かびのピーチガール」、「キス・ミー・クイック」)とアルバム『チャンネル・グー』が全て同じジャケ(タイトルデザインだけ違う)というのは何故だろう? 手抜きなのか狙いなのか、元々メンバー全員が写ってる写真の鮎川誠のところだけをトリミングしているんで、「浮かびのピーチガール」ぐらいシーナのアップにした方が良かったんじゃないかと

