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JAPAN関連 (David Sylvian, Dolphin Brothers, Ryuichi Sakamoto, Yukihiro Takahashi and Virginia Astley)の7インチコレクション(17枚)



JAPAN - Life in Tokyo (1979)

79年7月リリース、UK28位(82年再発時)

A面「Life in Tokyo」
B面「Life in Tokyo (Part 2)」
作詞作曲編曲:David Sylvian, Giorgio Moroder

簡単に言うとデュランデュランJAPANに憧れ、いいところはマネ、悪いところはマネずに、JAPANよりもはるかに大きな成功をおさめた

JAPANは日本で先に人気が出てしまったために分かりづらいのだが、本国イギリスではまだ成功してたわけでもない、初期は遅れてきたグラムロック的な評もあったようだが、ここらで飛躍と考えたかどうかは評伝も読んだくせにすっかり忘却の彼方、とりあえずヒットプロデューサーのジョルジオモロダーに託す、そしてこの1曲で弾みをつけ、なおかつディスコサウンドを引きづらず、踏み台としてからのQuiet Lifeへの変革

またまたB面に文句つけると、A面の続きのB面(パート2)みたいなのってJBとかでもよくありますが、単に12インチヴァージョンを7インチに分割しただけなら違う曲にしてほしかったような、DJでこういうのを7インチ2枚使いでAB面繋げてかける人っているんですかね?

UK盤のジャケ、イタリア盤は日本とは違うメンバー写真

UK盤他の日本/東京といえばカメラ!というイメージジャケではなく、やっぱりメンバー写真じゃないと!という感じの日本独自ジャケット、日本での人気を考えてだろうが、左下の意味不明イラスト込みで女子達のニーズには応えられたのでしょうか⁉️




JAPAN - Quiet Life (1979)

79年12月リリース

A面「Quiet Life」
B面「Halloween」
作詞作曲:David Sylvian

UK他でも「Quiet Life」はシングルカットされているが、ジャケとカップリングが違う

AB面共にアルバムQuiet Life収録曲、サウンド的には前シングル「Life in Tokyo」の影響がモロに出ている気もするが、ジョルジオモロダー先生から学んだことをしっかりと受け止め、そこからさらに発展させてオリジナリティを獲得していこうという気概が感じられる、リチャードはもとよりデイヴィッドもシンセサイザーへの理解を深めていく

ロンドンはまだニューロマ前夜、遅れてきたグラムロックとバカにされていたようだが、アルバムQuiet Lifeから徐々にウルサ型の評価も獲得していく、日本ではそんな現地の状況は全く関係なく最初から大人気




JAPAN - I Second That Emotion (1980)

1980年3月22日リリース、AB面共にアルバム未収録曲

A面「I Second That Emotion」
作詞作曲:Al Cleveland, Smokey Robinson
B面「European Son」
作詞作曲:David Sylvian

UK盤その他ではこのジャケが「Quiet Life」、そしてB面が「I Second That Emotion」、日本ではこの2曲を分離させてしまった理由は不明だが、少しでもリリースがほしかっただけかもしれない、79年の初来日時から武道館な人気なわけなんで

「I Second That Emotion」のオリジナルはスモーキーロビンソン&ミラクルズモータウンのカヴァーなんてちょっと意外な気もするが、全く違和感なくJAPANの世界観を作り上げている

「European Son」「Life in Tokyo」を経て、もうジョルジオモロダーがいなくてもそれっぽい曲、さらにそれをアップデイトさせたような曲を自分達は作れるぜって感じに聴こえます




JAPAN - Gentlemen Take Polaroids (1980)

80年10月10日リリース、UK60位(10月18日付)

A面「孤独な影」
B面「Burning Bridges」
作詞作曲:David Sylvian

アルバム孤独な影よりA面1曲目にしてアルバムタイトルチューンのシングルカット、アルバムでは7分位あるが、シングルではその半分位にエディットされている

UK盤とドイツ盤と日本盤各々B面の曲が違う、日本盤のB面「Burning Bridges」(これもシングルエディット)は確か最後の武道館公演(’82)の1曲目だったのではないか、そういった意味で思い出補正としてはUK盤とドイツ盤と比べても良い選曲(全然シングル向きの曲ではないが)




JAPAN - The Art of Parties (1981)

81年4月29日リリース、UK48位(81年5月9日付)

A面「The Art Of Parties」
B面「My New Career」
作詞作曲:David Sylvian

A面はアルバム錻力の太鼓の先行シングルと言いたいところだが、この時はまだアルバムのレコーディングにも入っていない、結果的に錻力の太鼓のA面1曲目に選ばれるが、アルバム用にリアレンジされている、翌82年のギターに土屋昌己が加わったラストツアーのアレンジはこのシングルヴァージョンに近い印象

B面は前アルバム孤独な影からのカットだが、これは日本とオーストラリア盤だけで、UK盤はアルバム未収録のインストLife Without Buildings、どういう判断か不明だが、隠れ名曲「My New Career」の方がイイに決まっており、得した気分




JAPAN - Visions of China (1981)

81年10月30日リリース

A面「Visions of China」
作詞作曲:David Sylvian, Steve Jansen
B面「Taking Island In Africa」
作詞作曲:David Sylvian, Ryuichi Sakamoto

A面「Visions of China」錻力の太鼓からのカット、解散から数年経っていたが、ポッパーズMTVでもPVが流れた(それで初めて見た)

B面「Taking Island In Africa」孤独な影収録曲を錻力の太鼓から共同プロデューサーになったスティーヴナイがミックスをやり直して収録、AB面とも日本ではシングルカットされなかったようですが、B面は坂本作品でもあるし、日本での人気を考えれば、何故AB面入れ変えてでもカットしてプッシュしなかったのか詰め寄りたくなるというもの

さて現在まで続く坂本龍一デビシルデイヴッドシルヴィアンの略)の長きに渡るコラボレーションの最初となった「Taking Island In Africa」ですが、その経緯について、今ひとつはっきりとしない部分がある、B-2 UNITのレコーディングでロンドンに来ていた坂本龍一孤独な影のレコーディングをしていたJAPANAIR STUDIOで隣り合わせになったということだが、これが初対面だったのか、以前に日本で会っていたのか定かではない(雑誌の対談企画が初対面とのことだが時期不明、YMOワールドツアーの楽屋での写真はこの後)、しかしお互いが存在を認識していたのは確かなようで、JAPANはデビュー時から度々来日公演を行っていたことからYMOのことも認識し、愛聴していたようである、可能性として坂本JAPANに対して参加させてほしいと申し出たというよりかはJAPAN(デビシル)側からオファーしたと考える方が自然に思える、坂本龍一が東京のスタジオでの振る舞いと同じく片手で何かを頬張りながら片手でテキパキとProphet-5を操作する様にJAPANのメンバーは度肝を抜かれたそうで、オケを聴く限り殆ど坂本龍一が作ってデビシルが歌っただけだと思うのだが、クレジットによればミックカーン以外は皆参加している(よってミックはLIVEでこの曲をやる時はすることがなくて眠くなるとのこと)

当時の雑誌には錻力の太鼓の次のアルバムを坂本龍一がプロデュースするという情報もあったようだが、JAPAN錻力の太鼓リリース後の82年にラストツアーを行って解散、結局その話は「Bamboo Music / Bamboo Houses」に結実したと解釈しています




Sylvian • Sakamoto - Bamboo Houses / Bamboo Music (1982)

82年9月5日リリース、UKでは一足早く7月23日リリース

A面「バンブーハウス」
B面「バンブーミュージック」
作詞作曲:Sakamoto - Sylvian

JAPAN錻力の太鼓の次のアルバムを坂本龍一がプロデュースする予定があったものの、バンドはツアーをやって解散という流れになったため、その予定がシングルになったと思われる、レコーディング時期と場所について未確認(プライヴェイト来日時の東京か、愛がなくちゃね。ロンドンレコーディングの時か)、この時点でJAPANの解散が発表されていたか不明だが、そもそも解散宣言などないまま、なんとなく終わった可能性も大、そんなラストツアー前の初ソロ作品(コラボであるが)が本国イギリスでどのように受けとめられたか興味あるところ、チャート的には他のJAPANのシングルと大差ない30位(8287日付)、サウンド的にはドラムはスティーヴジャンセンだし、シンセはProphet-5だし、「Taking Island In Africa」同様JAPANの作品と違和感はない、ないのはミックカーンのベースということで、ミックはこのシングルが出た頃にソロアルバムに着手

坂本龍一の82年の活動としては忌野清志郎とのルージュマジック後のコラボ(そしてそのギャップ)、サウンドストリートで聴いてリアルタイム購入したがデイヴィッドシルヴィアンという存在はこれで知ったかも、JAPANをちゃんと聴くのは82年末の武道館公演がNHK-FMでオンエアされたのをエアチェックしてから

12インチは各々1分くらいイントロorアウトロが長くなっているだけで、特にヴァージョンとして何かが施されているわけではない、7インチは2015年にレコードストアデイジャケが改変されて再発された

オリジナルもあるしジャケもイマイチなのでスルーしました

このコラボは翌年の「禁じられた色彩」につづくが、それ以降2人のコラボアルバムが80年代を通して断続的に計画されたものの成就せず、お互いの作品に客演するに留まっている、もはやそれで充分であり、坂本龍一の2017年作asyncまで続いたことが驚きだ




Sylvian • Sakamoto - Forbidden Colours (1983)

83年4月5日リリース

A面「禁じられた色彩」
作詞:David Sylvian/作編曲:坂本龍一
B面「The Seed And The Sower」
作編曲:坂本龍一

戦メリ本編では流れなかったヴォーカルヴァージョン、当時坂本龍一がどこのレコード会社とも専属契約してないこともあって、David Sylvianが契約していたVirgin Recordsからのリリース(前年Bamboo Musicも同様)、映画公開と同じく海外でもリリースされ、UKチャート最高16PVもあり)、日本盤と海外盤ではジャケが違う(各々東京とロンドン在住ということもあり、写真が別々に撮った合成に見えたのですが、ネットで別ショットを発見、やはり普通に2人で撮影してました)

David Bowieの意向で戦メリには役者としてのみ参加、音楽には一切関わらないとなっていたデイヴィッド違い、もしDavid Bowieが歌う場合はBowie自身がプロデュースする可能性大なので、主題歌だけ坂本龍一が関わらない、同時期のアルバムLET’S DANCEに収録されているような主題歌がサントラとは別に生まれたかもしれない

このシングルはVirginで、サントラ盤は「いけないルージュマジック」の流れでLONDONからのリリースという同曲レコード会社違い、これは原盤権をヨロシタが持っているゆえの特権(なのでその後CDMIDIからリリース)、通常映画音楽は権利的に映画製作者側にコントロールされてしまうものだが、坂本サイドでコントロール出来るよう、うまく回避し、その代わりサントラ制作にかかる費用などは自己負担し、権利を持ってるものと思われます、つまり役者としてのギャラはもらったが、音楽のギャラはもらっていないのではないかと推測

そういう事情もありつつ、シングルB面は本編で流れたインストのメインテーマでよかったのではなかろうか、同じ曲だとA面のカラオケ感が出てしまい(両面同じ曲だと能がない的な)、サントラの中から違う曲を選んだと思われますが、実際映画で流れていたテーマは歌がなかったわけなので、映画を観た人はそっちが聴きたかった(買いたかった)のではないか、当時あのレコード欲しいと思っても、なんだか知らない(映画とは関係ない)外国人が歌ってるやつしかないからやめとこう、みたいな判断になったのは想像に難くない、いわゆるあの有名な曲のシングルがなかったということで、映画はヒットしたが、こちらのシングルが日本でヒットすることはなかった(UKチャートよりも低かったのではないか)、サントラ盤は坂本龍一のそれまでのアルバムで1番売れた(オリコンベスト10入り)が、どのみち「禁じられた色彩」もサントラに収録されており、当時サントラを買った自分は当然のようにこのシングルを34年ほど手に入れることはなかった

どのみち「禁じられた色彩」は映画では流れないわけだからアルバムには収録せず、プロモーションとしてシングルだけでもよかったのでは?と今では考える、であれば当時このシングルも買っただろう




David Sylvian - Red Guitar (1984)

84年7月21日リリース

A面「Red Guitar」
作詞作曲:David Sylvian
B面「Forbidden Colours (Version)」
作詞:David Sylvian/作編曲:坂本龍一

同時発売のアルバムBrilliant Treesからのカット、UKでは先行カットで最高17位(62日付)

B面は「禁じられた色彩」だが、1年前のヒット曲をまた入れるのは何故?と思ってしまうものの、Brilliant Treesは時間をかけた割には(さらにレコード会社の期待にそぐわない渋い地味な作品を作ってしまったこともありつつ)、7曲入りなのでアルバムからのカットはもう勿体ないというわけで、リュウイチが作ったミックスは気に入らないから(と)スティーヴナイとやり直して「禁じられた色彩」を自分のものにする(かのような)行為、聴いている方としては特にやり直す必要は感じないので、「レッドギター」のインストでいいんじゃね?と(是非聴いてみたい)

A面「レッドギター」は名曲過ぎて何も言うことはない、初めて聴いたのがラジオでなくポッパーズMTVだったのが時代だが、PVも全編白黒で80年代的なきらびやかさを一切削ぎ落としたシブジミな「作品」、それでも中学生にも難解とも退屈とも感じずに観られたクオリティでポッパーズMTVの年間ベストビデオみたいなので2位だったのも覚えている(1位はElvis CostelloI Wanna Be Loved、3位以下は全く覚えてない)

それにしても「ビ」「ヴィ」か、B「ビ」V「ヴィ」と自分は解釈してるのだが、一般の表記は曖昧である、最近こそ「シルヴィアン」になってるようだが、この頃はまだ「シルビアン」である、そもそも「デヴィッド」も間違っている、「デイヴィッド」であるが、これは一向に定着しない




David Sylvian - Ink In The Well (1984)

84年8月6日リリース

A面「The Ink In The Well」
作詞作曲:David Sylvian
B面「Weathered Wall (Instrumental)」
作詞作曲:David Sylvian, Jon Hassell

UK36位(818日付)、ファーストソロからのセカンドシングル、B面はアルバム収録曲のインスト

日本では特に(変に)人気があったので今更ながら疑問なのだが「レッドギター」以降日本盤7インチシングルが何故かリリースされていないのでオリジナルUK盤、広げると十字に展開する限定ジャケ

フォールドアウトスリーブと記載


とりあえずアーティスト名のカタカナ表記定まらず、デビッドシルヴィアンデヴィッドシルビアンデビッドシルビアンデイヴィッドシルヴィアン←4番目を発音的には正解としたいのだが、この表記は見たことがない、日本ではDavidは誰でもデビッドで定着、さらに昔は日本人が言いやすい風に変えてデビットとか




David Sylvian - Pulling Punches (1984)

84年10月リリース、UK56位(11月3日付)

A面「Pulling Punches」
B面「Backwaters」
作詞作曲:David Sylvian

アルバムBrilliant Treesから3枚目のシングルカット(日本盤なし)

ノーマルな黒盤もあるのだが、あえてピクチャー盤を入手、鼻の下にセンターホールがあってマヌケなような気がしますが、デイヴィッドはこれをチェックしたのだろうか?

全7曲のアルバムBrilliant Treesからのシングルカットは3枚あり、律儀にAB面に割り当てると計6曲カットされることになるのだが、流石にそれは回避され、最初のRed GuitarのB面は前年のヒット曲Forbidden Colours(ニューミックス)、次のThe Ink in the WellのB面はWeathered Wallのインスト、そして最後のPulling Punchesだけ順当に?アルバム曲であるBackwatersが収録された、ということで全7曲中4曲が7インチ化(インストを含めたら5曲)




David Sylvian - A Little Girl Dreams Of Taking The Veil (1986)

86年8月9日リリース

A面「Taking The Veil」
作詞作曲:David Sylvian
B面「Answered Prayers」
作編曲:Bill Nelson, David Sylvian

アルバムGone To Earthの先行シングル、UK53位(8689日付)

そういえばコレ国内盤シングルは出てなかったのか?と確認してみれば、12インチのみで7インチはなさそう、次のシングルカット「Silver Moon」「Taking the Veil」よりもいくらかポップでPVもあるのだが、日本盤は全くナシというのが意外、もはやUKチャートも上位ではないし、いくら日本で人気あったとはいえ、JAPAN時代からどんどん地味になっていくデビシルに対して洋楽部も見切りをつけてしまったのかもしれない、或いは「Taking the Veil」Silver Moonのアートなジャケのままでは売りづらいから、例によって国内盤はデビシルの写真を使いたい意向が拒否されたとか、いずれにせよソロの国内盤7インチが「レッドギター」のみというのが残念

アルバムGone To Earth(邦題遙かなる大地へ)は2枚組で1枚は歌モノ、1枚はインストなのだが、前作錬金術(ミニアルバム)が既に全編インストだったので、この構成は当時意外ではなく自分なりに受け入れ態勢は出来ており、2枚目のインストは試験勉強用BGMとして活用していた記憶、ということでB面は2枚目からのインスト曲




Steve Jansen and Yukihiro Takahashi - STAY CLOSE (1986)

UK盤の発売日は不明

A面「STAY CLOSE」
B面「BETSU-NI」
作詞:Steve Jansen/作編曲:Steve Jansen、高橋幸宏

日本では86年2月21日にT.E.N.Tより12インチシングルとしてリリースされた作品のライセンスリリースされたUK7インチ(12インチもアリ)

2017年から再びアナログを買い始め、しかも単なる回帰ではなく7インチに集中、改めて今まで然程関心がなく単なるコレクターの世界だとスルーしていたYMO関係の海外盤をおさらいしてみれば、12インチしかないと思ってた盤の7インチがあったと

A面「STAY CLOSE」の元は8分近くありますが、7インチエディットで4分ほどに、こういう(無理矢理な)エディットを嫌がる人もいますが、元の8分というのもあくまで12インチを想定した長さなので、これはこれでアリだと思うし、何よりジャケ同様小津安二郎オマージュで作られたPVと同じサイズといえば納得されることでしょう

B面「BETSU-NI」こちらも7インチエディットですが、そもそもextendedだったSTAY CLOSEのエディットはわかるにしても、こちらは元が5分なだけに、そのまま7インチ収録は可能なゆえ、無理矢理なエディット感はむしろコチラ、ただカッティング的には4分以内に収めたい気持ちも今は理解出来なくはない、出来なくはないが、、、といった未練があるので、両面名曲なだけに改めて日本で7インチを作り直したらいいかもしれないとリクエストしておきます(近年のレコードブームにより、再び7インチをリリースしてもおかしくない時代がきましたので)




Virginia Astley with David Sylvian - Some Small Hope (1987)

87年2月25日リリース

A面「Some Small Hope」
作詞:Virginia Astley/作編曲:Ryuichi Sakamoto
B面「A Summer Long Since Passed」
作詞作曲:Virginia Astley

同時発売のアルバムHope In A Darkened Heartからのカット

UK盤から国内盤に買い替え、人によっては逆もあるだろう、国内盤よりオリジナルUK盤の方がイイに決まってると、自分も最初はそうでUK盤を買ったが、段々日本盤の方がキッチュでレアだと思う頭になってしまい、洋楽も国内盤があるものは全てそっちに買い替えたい衝動に駆られてしまってる

UK盤ジャケ、だいぶ雰囲気違います

怒涛のメディアバーンツアーを終えた86年夏に坂本龍一はイギリスのバースへ飛び、オファーを受けたヴァージニアアストレイのレコーディングに入ってアルバム中6曲をプロデュース、アルバム1曲目にしてリード曲、そしてこのシングルのA面は坂本龍一自身が作曲も手掛け、いつものように?デイヴィッドシルヴィアンが客演(ちなみにデイヴィッドシルヴィアンのカタカナ表記について、度々触れたが、このシングルのジャケでついに正しいと思える表記になっている)

B面は現在Spotifyでダントツの再生数を誇る曲(2位は「Some Small Hope」

不満なのはジャケ写が以前のシングルからの流用なこと、何故アルバムジャケかUK盤シングルの写真にしなかったのか?

2020年、「Some Small Hope」Caroline Polachek & LaurenAuderにカヴァーされた(アレンジはほぼオリジナル通り)




The Dolphin Brothers - SHINING (1987)

87年6月15日UKリリース

A面「Shining」
作詞作曲:Steve Jansen, Richard Barbieri
B面「My Winter」
作詞作曲:Steve Jansen

JAPAN解散後から約5年を経たジャンセンバルビエリのデュオドルフィンブラザースのアルバムCatch The Fallからのファーストシングルカット

ドルフィンブラザースの前の85年に日本企画でビデオのためのサウンドトラックアルバムWorlds In A Small Room(未知への空間)がリリースされていた(翌年UKでもリリース)、この中で1曲だけスティーヴの初?ボーカルとなるMoving Circlesが収録されており、これがやはり兄と声が似てると思いつつ、良かったので今更7インチカットしておいてほしかったと思うのだが、これを前哨戦として2人の本格的なアルバムが待ち望まれていた、ドルフィンブラザースのレコーディングはスティーヴ高橋幸宏とのコラボSTAY CLOSEから引き続き飯尾芳史が日本からイギリスに出張してエンジニアその他諸々を担当、YMOJAPANファンにとっては馴染みの良いサウンドに、しかしUKでのチャートインの形跡もなく、以後もジャンセンバルビエリなどの名義でコラボレーションは続くのだが、ドルフィンブラザースのようなスティーヴがボーカルをとるポップな形態は現在に至るまで残念ながら無い




The Dolphin Brothers - Face to Face (1988)

88年2月21日リリース

A面「Face To Face」
作詞作曲:Steve Jansen, Richard Barbieri/編曲:Steve Jansen, Richard Barbieri, 飯尾芳史
B面「Second Sight」
作詞作曲:Steve Jansen/編曲:Steve Jansen, Richard Barbieri, 飯尾芳史

JAPAN解散後の2人がジャンセンバルビエリでサウンドトラック作品未知への空間を残した後、満を持して装いも新たにドルフィンブラザーズを結成、日本から飯尾芳史がイギリスに飛んでエンジニアと共同プロデュースを担い、87年8月25日にアルバムキャッチザフォールがリリースされたまではいいが、セールスが思わしくなかったのか、半年後に追加でCMタイアップが決まった新曲がコレ、通常はアルバムリリース時にタイアップも決まってるとベストだと思うのだが、もしくはアルバム曲が後からCMに採用されるとかであればいいのだが、新曲だったために、それがボーナストラックとして追加されて、日本盤だけ(タイアップ新曲は日本のCMのためなので)CDとLPが半年後に新曲追加で再リリースされる事態に当時オイオイと思った記憶がある

88年になると世の中的にも自分的にもレコードではなく、CDしか頭になかったため、このドーナツ盤に関しては確認さえしてなかった(既に店頭のシングルコーナーを見る習慣がなくなっていた)、そもそもこの新曲まで何故か日本ではアルバムからのシングルカットがなかったのだが、UKでは2枚カットされており、そのセカンドシングルA面が、こちらのB面に収録された

内容的には決して悪くないのだが、残念ながらスティーヴが歌うポップユニットドルフィンブラザーズはこれっきりで、この後はジャンセンバルビエリとして再びインスト作品を発表していく




sylvian / sakamoto - heartbeat (1992)

92年6月13日付UK58位

A面「Heartbeat (Tainai Kaiki II - Returning To The Womb)」
作詞:David Sylvian/作曲:Ryuichi Sakamoto, David Sylvian, Arto Lindsay/編曲:Ryuichi Sakamoto
B面「Nuages」Ryuichi Sakamoto
作曲:Traditional/編曲:Ryuichi Sakamoto

アルバムハートビートは日本先行で91年10月21日にリリースされ、海外では92年6月リリースで半年以上のタイムラグがあるが、その間に日本語詞の曲は英詞に変更して歌入れし直したりしている、そして日本盤ではアートリンゼイが歌っていたTAINAI KAIKIを聴いたデイヴィッドシルヴィアンが「これなら自分が歌った方がいい」とかなんとかで、海外盤ではデビシルヴァージョンに変わることになり、そのためタイトルも「TAINAI KAIKI II」となり、シングルカットされてPVも作られた

90年代に入って日本はアナログレコードをきっぱり捨て去ったが、欧米ではしぶとく残していたので7インチを入手(アルバム『ハートビート』のアナログもあるが希少高値)、ということで海外盤で差し替えられた「TAINAI KAIKI II」は日本では同時期に別途CDでリリース坂本デビシルコンビなので当然のように「禁じられた色彩」もカップリングされた

さらにデビシルとは「TAINAI KAIKI II」だけで終わらず、もう1曲共作することになる、それが海外盤HEARTBEATに追加されたCloud#9という曲である、これが自分のお気に入りで、是非とも7インチのB面に入れてくれれば両面共坂本デビシルコンビで体裁も良かったと思うのだが、何故Nuagesになってしまったのだ⁈ またもやA面動でB面静というバランスのパターンか⁈ Cloud#9アルバムのアナログ盤でも収録時間的に?カットされているので残念ながら未アナログ化曲、なので余計に「TAINAI KAIKI II」のB面に収録してほしかったのだが

Nuagesでフィーチャーされているシンガーはアルジェリア系のHouria Aichi、当時坂本龍一Songs of the Auresというアルバムを愛聴しており、それでオファーしたようです

アルバム『HEARTBEAT』は日本盤海外盤問わずサブスク未解禁






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