【50歳ほそぼそ1人起業】ようやく1年経ちました
私は50歳で20年以上続けた教員を辞め、一人で仕事を始め、ようやく1年と少しが経ちました。
今こうやって書くと、とても思い切った決断のように聞こえるかもしれませんが、実は、辞めたい辞めたいと思いながら、ずるずると気づけば50歳になっていたという感じです。
辞めたいなぁと思っていたら、子どもが生まれて産休や育休を取って。
復帰しては仕事と母業の両立に悩み過ぎて「やっぱり辞めたいな」と思う。
人間関係も疲れてきたなぁって思ったら異動になって新しい環境で、「もう少し頑張れるかも」と思う。
夏休みや冬休みの長期休みもあるし、有給も気兼ねなく使えるので、気持ちがリセットされて、「また頑張ろう、やってみよう」と思う。
めちゃくちゃしんどくても、この学年が終わったら、この担当が終わったら、校長先生に子のしんどさを伝えて来年こそは、と思う。
そんなふうに、自分に言い聞かせていたら、あっという間に20年以上が過ぎていました。
教員という仕事は好きだけど、でも、もしこのまま働き続けたら、定年までの景色がなんとなく見えてしまう。がむしゃらに1日を回し、湧き出てくるタスクをこなし続ける
辞めたい辞めたいと言いながら続けてきた私ですが、残りの人生を考えたときに、定年までの私が私の中で見えてしまって。
きっとこんな風に60歳を迎えるんだろうな、みたいな。
自分の人生を自分で選んでみたい。そんな想いがフツフツと湧き出てきて、
『50代から起業』という言葉をGoogleで調べたりYou-tubeを見たり、良いことばかりを私の中に吸収してしまい、自分で自分の背中を押したような感じです。
どこかに転職するくらいなら、教員を続けておく方がよっぽど良い。
組織の中で過ごすことからの脱却、
自分を試す残りの仕事人生、そんな風に思いながら、一人起業を始めようと決心したのです。
でも、そんな花々しく事業を始める自信も無いし資金もないし、何からどう始めたらいいのかもわからなかった私ですが、
1年経った今、教員時代の収入まではまだ到達していませんが、なんだかんだで、3分の2くらいの収入まで這い上がってきました
私が実践しているのは、『ほそぼそ一人起業』
私ができそうなことを私が楽しみながらやれる範囲でやる
すごいビジネスセンスがあるわけでもないので、ただ真面目に20年間公務員をしてきた私が、ただ、自分が好きで学び続けてきたことを糧としながら、仕事に繋げる、そんなイメージで『ほそぼそ』とやっています。
私自身が、早期退職し起業するときに自分の中で決めていたことが3つあって、
1.どんなに収入が不安でも非常勤には戻らない
一大決心をして教員を退職したので、時間があっても収入がゼロになっても、学校には戻らない。今は、先生不足なので、この1年で何度も知り合いから声をかけてもらいました。中には気持ちが揺らぐような、なかなかの好条件ややってみたいなと思う仕事内容もあったのですが、
非常勤講師をやってしまうと、『ほそぼそ一人起業』の軸がズレると思うので、絶対にやらない。
2.実店舗は持たない
ゼロ収入でも、20年間教員をしてきたので、蓄えと退職金があります。でも、家賃や固定費がかかるような事業に手を出すと、それだけで毎月何万円もマイナスになる。
教員時代はLINEと学校間のメールくらいしか扱っておらず、なんならSNSを怖いと思っていたのですが、これも『ほそぼそ一人起業』からすると
手を出すっきゃないと、この1年でSNSは日常の身近な存在になりました
3.やりたいと思った仕事しかしない
この1年間、自分が『やりたい!』『やってみたい!』を一番大事にしてきました。
「仕事だから仕方ない」と言い聞かせながら、組織の一人としてやってきた私にとって、感覚や自分の気持ちを最優先するということは、なかなか慣れない且つ値打ちのある経験でもあると思ったのです。
「やりたいからやる」
そんな働き方をしたいと思いました。
もちろん現実は甘くなく、『ほそぼそ一人起業』ならではのしんどさもあるのですが、でも、自分で選んだ仕事には納得感があります。
1年経った今、辞めて見えた景色は、思っていたより悪くありません。
もし今、
「辞めたいけど辞められない」
「何か始めたいけど怖い」
そんな気持ちを抱えている方がいたら、
一人の元教員の体験談として読んでいただけたらうれしいです。
人生の後半戦も、なかなか捨てたものじゃありません。
