【夏の一人旅2025】只見線に乗って久々の一人温泉宿に行く・第2話。日本海に沈むエモい夕日を車窓から臨む!編【#電車旅】
続いた
これは続きの記事である。
前の記事はこちら。十日市町駅(新潟県)に着く直前に、越後妻有里山現代美術館MonETに寄ることを急遽決めて、実際に行ってきたことが書いてある。
日本海に沈む夕日がエモい「青海川駅」
十日町駅から電車に乗り、無事に長岡駅に着いたのだが、18時頃発の快速電車に乗って1時間で直江津に行くか、17:30頃発の普通電車に乗って1時間半かけて直江津に行くかの選択に迫られた。
疲れていたし、長岡駅で少し休憩してから乗車したい気もしたのだが、平日の18時頃の快速電車なんて人混みの予感しかしない。
私は電車に乗るのは好きだが、満員電車は嫌いなのだ。
というわけで、普通電車に乗ることにしたのだが、こちらも普通に混んでいた。
なんとか日本海側のボックス席に座ることができ、隣りの人が降りたタイミングで窓側に移動することもできた。
この路線は、長岡から柏崎駅までは内陸を走り、そこからだんだん海に近づいていき、鯨波駅付近からは日本海が間近に見える区間もある。
特に、青海川駅(おうみがわえき)は夕日が見えるエモい駅として有名、らしい。
夏の新潟の日没は18:30頃。この電車が青海川駅に到着するのもその頃!
今日は晴れ!
私は日本海側の窓側の席に座っている!
なんと完ぺきな夕日鑑賞計画であろうか!
・・・と楽しみにしていたら、ある駅でガラリと空いた私のボックス席に、女子高生が3人座ってきた。2×2の4人掛けのボックスなので、目の前と両隣りを女子高生に囲まれてしまった。
さらに、通路を挟んで隣りのボックス席にも、彼女たちの仲間が座った。合計7人組だ。
彼女たちはボックス席に座るなり、一斉にメイクをしながら、「⚫︎⚫︎(※私の知らないブランド名)のリップ、発色がピンクすぎて下がった〜」とか、同じクラスの男子が猿だとか、新しい香水を彼氏が褒めてくれたとか、なんていうかものすごく現代的な会話で盛り上がっている。
・・・この子たち、どこで降りるんだろ・・・?
彼女たちの前でゴツいカメラを出して、青海川駅の夕日を撮影するのは・・・なんか恥ずかしい。
こんなオトナが、若者向けコンテンツの「エモい夕日」を前のめりに楽しんでいたら、彼女たち的にはダサい認定されてしまうかもしれない。クラスの男子が猿だという会話の横に並んで、「こないだ電車でさ〜」とメイクのツマミになってしまうかもしれない。
・・・いやもちろん考えすぎだし、女子高生の目を気にしていることがダサいのだが。
などと葛藤していたら、彼女たちは青海川駅の一つ前の鯨波駅で連れ立って降りて行った。
どうやら駅から徒歩1分の場所に、海に沈む夕日が映えるスポットがあるようだ。電車で入念にメイクをしていたのは写真を撮るためだったのだ。なるほどね。
鯨波駅からは海が見えなかったので、彼女たちは「ホントにここ?」と不安そうにしながらも、楽しげにキャアキャア言いながら降りて行った。彼女らに幸あれ。
私もいそいそとカメラを出して待機する。
線路がどんどん海に近づいていく。
光の道が海に現れた。
空はオレンジに染まり、幻想的な景色だ。

F値を上げて夕日のウニウニを撮れば良かった・・・
(障害物なくてもウニウニになるんだっけ?)
青海川駅に着くと、ホームに夕日を眺める人たちが溜まっていた。
やはりエモ夕日スポットとして有名なのだ。
私も電車の中から夕日を眺める。
あまり綺麗な写真にならなかったが、何枚かシャッターも切った。

太陽が沈みきってからも、しばらく空は幻想的な色に。
日本海のマジックアワーを堪能。

直江津駅で初めての一人居酒屋
直江津駅に着く頃にはすっかり日が落ちていた。
今日は駅前のホテルに宿泊する。
日本海にこんなにも近い土地に宿泊するからには、どこかで海鮮が食べたい。
海鮮を食べるためには、海鮮居酒屋に入らなければならない(?)
私は様々な一人●●をこなしてきたが、実は一人居酒屋は未達成であった。
30分ほど暗い商店街を行ったり来たりして、3回くらいの「もうコンビニでいっか」を経由して、最終的に勇気を出して飛び込んでみた。
席数多めの居酒屋で、すぐにカウンター席に通される。
テレビでバラエティ番組を流しているので、一人でもそこまで気まずくない。
飲酒の予定はなかったが、初めての一人居酒屋記念にレモンサワーを注文する。
刺身定食、煮魚定食などの夜定食(1500円程度)もやっていたのでそれでも良かったのだが、せっかく海鮮を味わうならと刺し盛り1人前(1600円程度)を頼むことにした。
結果的にはこれが大正解。

思ったより量が多い! 多くない?
他の客のテーブルを盗み見ると、刺身定食で出てくるお刺身のゆうに5倍くらいのボリュームである。
本当はお刺身の後にご飯か麺を食べたかったのだが、お刺身とカニクリームコロッケ(食べたくなった)を食べたらかなりお腹いっぱいに。
大満足で退店。
急な予定変更とかいう一人旅の醍醐味、その2
さて、そんな居酒屋では「本当に怖い話」が発生していた。
翌日は、北越急行ほくほく線でまつだい駅に行き、駅近のまつだい「農舞台」フィールドミュージアムに行くつもりだった。
農舞台(という名前の施設)は、イリヤ&エミリヤ・カバコフの《棚田》のような屋外アート作品が点々と存在するフィールドの鑑賞の拠点となる施設である。ここから山頂の松代城までの2kmの里山に40点程度のアート作品が点在しているらしい。
第1話で紹介した、越後妻有里山現代美術館MonETと同じく、「大地の芸術祭」の主要施設である。
草間彌生さんの作品も展示されている。
暑すぎて屋外作品を巡るのは厳しそうなので、無理はせず、併設のカフェでゆっくりお茶を飲んで、農舞台から見える範囲のアートを鑑賞しようと思っていた。
一人居酒屋しながら「明日の予定立てるか〜」と思って公式サイトを覗いていたら、無情な「火曜定休」の文字が。
「ちょっ、夏休み期間ですけど!?」
と慌てていろんな検索をしてみたが、明日の定休は揺らがないようだった。
(※お盆期間の火曜日は開いてた)
あっぶなー、誰かと来てたら切腹ものだったわ・・・
次の日は、13:12小出駅発の只見線に乗車予定である。
まつだい駅で時間を潰さずに小出駅に直行すると、2時間の待ち時間が発生する。
直江津で朝一に水族館に行くことも考えたが、なにしろ只見線は日本屈指の大人気ローカル線だ。都会の満員電車もかくやみたいな動画がYouTubeに上がったりもしている。
特に混むのは新幹線と接続の良い、昼間発の電車である。
明日は平日とはいえ、夏休み期間(=青春18きっぷが使える期間)だ。
ここは一つ、早めに小出駅に入って、新幹線で到着する乗客より早く只見線に乗り込むことにしよう。
続くよ
明日はついに只見線!

