【飛鳥II 2024 世界一周 ドイツ 1/5】ハンブルグ市庁舎に圧倒されました
2024年5月21日、飛鳥IIは8番目の寄港地 ドイツ ハンブルグに到着しました。
ハンブルグはドイツ第二の都市で、エルベ川に面した欧州最大級の港湾都市です。
ハンブルグを観光した出来事について、お話します。
じょうりく
みなと
ドイツはEU圏内で乗客まとめて入国手続きでOKなので、港では特にチェックもなく外へ出れました。

連絡バス出発までの間、ターミナル周辺をちょっと散歩しました。
船上から見た港の風景や、変わった建物、鴨たちなど見ながら、上陸している実感がわいてウキウキしました。

Hamburg Cruise Center Altona から、連絡バスに乗って出発です。
ちょこんと頭を出している飛鳥に、心の中から「いってきまーす」しました。

ばす
連絡バスからは、港や建物の風景を楽しみました。
特徴的な建物があちこちに見えました。
観光場所の位置関係や街の様子を見て、観光の予習もしました。
本日は個人観光なので、予習大事です(笑)。

余談ですが、連絡バスから降りたら、写真のバスが通りました。
連結バスがさらに連結されてて、全長がとても長かったです。
さらに広告が「SUSHI」で、目が釘付けになりました(笑)。

しちょうしゃ
まずは、ハンブルグ市庁舎へ行きました。

この場所・規模で市庁舎の建築が決められたのは、1842年のハンブルグ大火がきっかけだったそうです。
その大火災で、なんと市の1/4以上が被害を受け、重要公共施設がいくつか壊れてしまったため、大規模な街の再建が必要となりました。
しかしその後、新市庁舎建設場所や設計者の検討、街の再建優先、政治や経済の混乱、紛争、コレラ流行などにより、建設が遅延したそうです。
大火から40年以上後、1886〜1897年にネオ・ルネッサンス様式で新しい市庁舎が建てられました。
まえ
市庁舎の前に立つと、その大きさ、デザイン、彫刻などに圧倒されます。
高さ約110mの塔を中心に、シンメトリーな佇まいがとても美しいです。
市庁舎建物正面にして左側に議会、右側に上院があり、全部で647も部屋があるそうです。

塔の時計の下にある不死鳥は、ハンブルグ大火を記念して作られたそうです。
翼を大きく広げたその姿は、火から立ち上がり、生まれ変わることを象徴しています。
そういえば、グラン・プラスでも、不死鳥のいる建物があって、砲撃から蘇ったことを象徴していました。
不死鳥は、こんなにあちこちでシンボルになっているんですね。
なお、不死鳥の下にあるのは、ハンブルクの紋章です。

こちらは屋根部分です。
青い部分は銅だそうです。
ハンブルグの守護聖人が左右ずらりと並んでいます。

中程の窓部分にはカール大帝からフランツ2世までの旧ドイツ帝国の王と皇帝20人の銅像が、その窓の天蓋には職業の代表人物の胸像がずらりと並んでいます。
職業は、市長、市民議会議長、漁師、商人、職人、醸造家、農家、芸術家、技術者などだそうです。
中心のモザイクは、ハンブルクの州の寓話「ハンモニア」を描いています。

こちらは建物への入口です。
紋章付きの黒い鉄の門は、蔓をモチーフにしたデザインです。
人の顔もモチーフにあって、おもしろいデザインだなと思いました。

建物は細かく見れば見るほど、ハンブルグに関係する彫刻や願いが込められていて、素晴らしいです。
市庁舎の詳しい説明や写真がドイツ語のWikiページに掲載されていましたので、よろしければご参照ください。
ないぶ
門から建物に入ると、かわいいポストを発見しました。
ライトもとても雰囲気があっておしゃれです。

次に、大きなロビーに入ります。
アーチ型の高い天井やステンドグラスがあるので、教会みたいだなと思いました。
柱の下部にはメダリオン型のレリーフがあり、弁護士、学者、商人、銀行家、詩人などの著名人が描かれているそうです。

こちらは、上院への入り口です。
鉄門の周りは黄金で飾られていて、とても豪華です。

こちらは議会への入り口です。
なお、上院や議会へは、ガイドツアーで見学することができます。
ロビーに受付がありました。

なかにわ
ロビーを通り抜けると、中庭に出ます。
中庭からも、表から見たハンブルグの守護聖人や皇帝などの像や彫刻を眺めることができます。
高くて立派な建物にぐるりと囲まれるのは、圧巻です。

中庭の見どころは、ヒュギエイア(Hygieia)の噴水です。
何千人もの死者を出した 1892 年のコレラ大流行の後、ギリシャの健康や衛生の女神ヒュギエイアが噴水の銅像として選ばれました。
足元のドラゴンは、コレラ流行を象徴しています。
水盤の周りにある 6 体のブロンズ像は、水の恩恵とその用途を表しているそうです。
この噴水には市庁舎の換気システムの入口が設置され、空気冷却に使用されているので、実用的な噴水でもあります。

はし
市庁舎の次は、トロスト橋(Trostbrücke)へ行きました。
ここは1842 年のハンブルク大火までは街の中心地で、港の最も奥の部分だったそうです。

橋の中ほどには、2つの石像があります。
画像右側は、大聖堂の創設者であり、ハンブルグの初代大司教である聖アンスガル(Ansgal)の像です。
画像左側は、貿易と市場の集落を築いたアドルフ3世伯爵の像です。
橋に2人の像が立っているのは、司教領の旧市街(Bischöfliche Altstadt)と伯爵領の新市街(Gräfliche Neustadt)の2つの地域を繫ぐ橋だからだそうです。

背景を知らないと通り過ぎてしまいそうな橋ですが、ハンブルグの歴史を語る場所なので、訪れてみて良かったです。

きょうかい
橋のすぐ近くには、聖ニコライ教会があります。
船乗りの守護聖人である聖ニコライに捧げられた教会で、ゴシック・リヴァイヴァル建築の建物です。
塔の高さはハンブルクで2番目に高く、エレベーターで上まで行ってハンブルグの街を眺めることもできます。

第二次世界大戦のとき、ハンブルグはイギリスとアメリカの連合軍から空襲を受けました。
教会の建物のほとんどは爆破されましたが、尖塔は比較的無傷のまま残ったそうです。
塔や空洞になった建物は、戦争で犠牲になった人々を悼む場所となり、地下には戦争による街の被害の様子などの展示がある博物館があります。
歴史ある教会に見えていましたが、中が空洞かつそんな背景があるなんて、外見からは想像つきませんでした。
よだん
赤いポストかと思いきや、ゴミ箱でした。
気軽にゴミが捨てれる場所が道路にあるなんて、キレイな街なんだなぁと思いました。

おわりに
飛鳥II 2024年 世界一周クルーズ 寄港地 ハンブルグ の出来事について、お話しました。
ハンブルグ上陸後、市庁舎、トロスト橋、聖ニコライ教会を観光しました。
ハンブルグの歴史を感じ、市庁舎の建物の素晴らしさに感動しました。
次は、ハンブルグ観光 続きの出来事について、お話します。
