【米国株】Celsius Holdings, Inc. (CELH) 2026 Q1 決算説明会【要約版】
ネイトです。米国株投資を 2024 年 2 月から 2,000 ドルで開始。10 年以内に 100 万ドル達成を目指して 10 倍になる銘柄を探しています。
2026年5月7日に開催された Celsius Holding (CELH) の Earnings Call の日本語要約を作成しました。最後にカバーしたのは25年Q3でしたので1回分間が空いてしまいました。
私は CELH を現在は保有しておりません。
尚、本記事は、特定の銘柄や金融商品の購入や売却等を推奨するものではありません。投資に関する最終的な意思決定は、読者ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。
3行要約
【数字】最重要数字は、売上高 7.83億ドル、ポートフォリオの米国エナジードリンク市場シェア 20.9%、粗利率 48.3%です。売上は第1四半期として過去最高、シェアは「米国で買われるエナジードリンクの5本に1本」が同社ポートフォリオ商品という水準、粗利率は改善したものの低50%台の目標にはまだ届いていません。
【Why】今回の決算の本質は、Alani Nu の高成長と統合シナジーが全体を押し上げる一方、CELSIUS 本体の成長は鈍化しており、粗利率改善もアルミなどのコスト次第で遅れる可能性があるという点です。CELSIUS本体の売上成長率は約6%にとどまり、Alani Nuはプロフォーマで約60%成長しました。
【So What】投資家にとっては、CELHを「単一ブランドの高成長株」として見る段階から、CELSIUS、Alani Nu、Rockstarを組み合わせたポートフォリオ企業として評価し直す局面に入ったことを意味します。ただし、短期的にはCELSIUS本体の再加速と粗利率の低50%台回復を確認する必要があります。

主なハイライト
売上成長:全体は強いが、ブランド別では濃淡が大きい
会社全体の売上は7.83億ドルで第1四半期として過去最高でした。ブランド別では、CELSIUS本体が3.48億ドルで前年比約6%増、Alani Nuが3.68億ドルでプロフォーマ約60%増、Rockstarが6,700万ドルでした。全体としては強い成長ですが、投資家が見るべきポイントは、成長の主役がCELSIUS本体からAlani Nuへ移っていることです。
市場シェア:ポートフォリオ化の効果は確認できる
Circanaのトラッキングチャネルで、ポートフォリオのドルシェアは4月12日終了の4週間で20.9%に達しました。経営陣は、米国で購入されるエナジードリンクの約5本に1本が同社ポートフォリオ商品だと説明しています。これは、単一ブランドではなく複数ブランドで異なる消費者層・価格帯・飲用機会を取れていることを示します。
Alani Nu:今回の最大のポジティブ材料
Alani Nuは報告売上3.68億ドル、プロフォーマで約60%成長でした。スキャナーデータでは前年比約100%成長、Cherry Bombの売上計上タイミングを調整した比較では85%成長と説明されています。経営陣は「基礎的な事業は健全で、スキャナー成長は強い」と述べています。
CELSIUS本体:再加速待ち
CELSIUS本体は約6%成長にとどまりました。会社は、出荷と消費者の実売をより近づける取り組み、SKU最適化、fizz-freeの配荷拡大、Q2以降のLTO投入を説明しています。良い面は、棚の質を改善しようとしていることです。悪い面は、現時点では成長鈍化への明確な数値的反転がまだ見えていないことです。
利益率:改善はしているが、まだ途中
粗利率は48.3%で、Q4から約90bp改善しました。調整後EBITDAは1.95億ドル、調整後EBITDAマージンは24.9%で、前年同期の21.2%から約370bp改善しました。調整後SG&Aは売上比26.4%で、Q4の31.8%から改善しています。営業レバレッジは確認できますが、粗利率はまだ会社が目指す低50%台には届いていません。
コスト:アルミ価格と物流費が短期リスク
会社は、Midwest aluminum premiumとLMEの上昇、北東部の厳冬による追加物流費、Rockstar在庫再配置に伴う長距離輸送費を粗利率の押し下げ要因として挙げました。冬季要因とRockstar関連の一部物流費はQ2にかけておおむね過ぎる一方、アルミ関連はQ2により大きく効く可能性があると説明しています。
統合:Alani Nuは完了、RockstarはH1完了予定
Alani Nuの統合は完了し、会社は約5,000万ドルのシナジーを獲得済みと説明しました。Rockstarは2026年上半期の統合完了を目指しており、2026年は安定化の年と位置づけられています。Alani Nuは明確な成長ドライバーですが、Rockstarはまだ業績貢献の反転を確認する段階です。
製品・マーケティング:LTOと文化イベント連動が成長戦略の中心
Alani NuではLime Slushがトラッキングチャネルで同ブランドのトップ販売フレーバーとなり、Cherry Bombに続いてLTO戦略の有効性を示したと経営陣は説明しました。CELSIUSではElectric Vibeを北米のサッカーイベントに合わせて投入し、夏にさらに別のLTOを予定しています。
棚・配荷:夏商戦に向けた重要な論点
会社は、CELSIUSブランドで約17%の棚スペース増、Alani Nuで全チャネル100%超の棚スペース増、Rockstarでは棚面積を維持しつつSKU再構成を進めると説明しました。これは次の1〜2四半期の売上再加速を見る上で重要な材料です。
キャッシュ・資本配分:自社株買いは支援材料
Q1に約70万株を2,410万ドル、平均35.39ドルで買い戻しました。3億ドルの自社株買い枠のうち、四半期末時点で2.361億ドルが残っています。経営陣はQ2にもこのプログラムを継続利用していると述べています。

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