ドラマみたいにかけた麦茶の結末
「めんどくさすぎる…」
後始末をしながら、私は心の底から思った。
二度とやるまい、と。
私は兄弟が多い。
多ければ多いほど、起きるのはケンカ。
理由は実にどうでもいいこと。
こたつの中で足がさわった!
ゲームの交代時間が過ぎてる!
ポテトチップスをちょっと多く食べた!
…心が狭すぎる
いま考えると、本当にくだらない。
でも、本人たちは本気だ。
私は機会をうかがっていた。
ドラマでよく見る、あのシーン。
___そう。
コップの水を、バシャッっとかけるやつ。
「いつかやってやろう」と。
和室の部屋で
いつものごとく、私と弟でケンカが勃発した。
言いあいをしている、その時だ。
目に留まったのは、コップに入った麦茶。
弟「お前がっ‥‥」
バシャ!!!
私は勢いよく、弟の顔に麦茶をぶちまけた。
「‥‥冷たっ!」
ケンカは終焉した。
いや、空中分解が正しいかもしれない。
麦茶をかけたまでは、良かった。
問題は、そのあとだ。
そこは家。
しかも、こたつもある。
目の前には
ぬれた弟。
麦茶にまみれた、こたつテーブルと座布団。
猫は違う部屋へさっさと逃げた。
(しまった…家でやっちゃいけなかった)
冷静になると、ケンカより大惨事。
「はぁ…」
深いため息とつきながら、麦茶を拭きつづけた。
私は、心に決めた。
____「家では」二度とやるまい。
やるなら、フローリングの場所で。
いや。
やらないな。

漫画を読んでうたた寝って最高
▶漫画読んでうたた寝していたはずなのに。
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