超正統派の由縁
モダン•ラストサムライとなった(Roger•Voltz)ロジェ•ヴォルスは、武道家、古武術家として、能面彫刻家として、双方で正統派の流れを組む。
武道家、古武術家として
ロジェ•ヴォルスは、故郷フランスから来日して、すぐに、養正館道場に住み込みとして故望月稔氏の弟子となる。
故望月稔氏は、合気道の開祖として知られる植芝盛平氏の直弟子であり、講道館柔道の創始者の嘉納治五郎氏の直弟子でもある。
ロジェ•ヴォルスは、武道家、古武術家として、角界の祖たちの流れを組む正統派の孫弟子にあたる。
能面彫刻家として
武道の修行中に宮本武蔵の存在を知り、五輪の書を読み込む事がきっかけで、芸術家としての道に足を踏み入れ、能面彫刻家となる。
能面彫刻家の師匠に当たる夢幻(渥美)吉之助氏は、人間国宝である堀安右衛門の弟子であり、同じく人間国宝である長澤氏春氏の教えを直に受けている。
ロジェヴォルスは、能面彫刻家としても、人間国宝の直系孫弟子に当たり、その技術の伝承をされている。
すでに、来日から50年が経過して、日本の伝統文化の研究を、武道、芸術を通じて継続しており、
故郷は遠いフランスという西欧の美意識をベースに持ちつつ、見た目も、元々はフランス人であるが、心は日本人よりも伝統文化、歴史を理解した日本人となったと言えよう。
その後、ロジェヴォルスは、自ら「心道流棒術」を創設して、武道家として約50年の修練を続けながら、能面彫刻家としても約30年という経歴を持ち現在に至る。
ロジェ•ヴォルスの作品を見て頂ければ、一片の妥協も許さない超一流の芸術家である事を理解できる。
(Marcel)
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(Roger•Voltz)
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