見出し画像

FIREすることは、あまり人に言わない方がいい

いろいろな意見はあると思うが、
今日は「FIREすることを周りに言うか・言わないか」というテーマについて実体験をもとに書いてみたい。

結論から言えば、

あまり言わない方がいいかな(笑)

と思っている。

理由は大きく2つある。

① 長年の友人から「お金を貸して欲しい」と言われた


しばらく前、友人同士で集まった時、僕は軽い調子で、
「FIREしまーす」と話してしまった。
お酒も入っていたからつい…といった感じだ。

3か月くらいしてからだろうか。
その中の友人の一人からLINEが来た。

「お金を貸してほしい」

結構びっくりした。

詳しく聞くと、どうやらギャンブルで随分お金を無くしてしまって消費者金融などからの借り入れがかさんでしまっているとのこと。

「とりあえず50万…他に頼れないんだ…」

僕は「お金の貸し借りはしない主義なんだ」と断った。

何日かすると異なる友人から連絡がきた。

「〇〇からお金貸してほしいって連絡来なかった??」

彼は、ほかの友人にも連絡をしているようだった。
しかもどうやら相手を選んでいる。
お金をもってそうな友人に連絡をしているんだ…

おそらく僕も、以前FIREの話をしたことで、彼の中の「お金を持っていそうな人」というフィルターに引っかかったのだと思う。

一通り断られたのだろう。
その後何日かしてからも、

「ほかに誰にも頼めない」
「一度助けてくれないか」

という内容のLINEが何度も入ってきた。
さすがにはっきり断った。
いくら友人でも貸せないものは貸せない。

そもそも身内にも相談していないのに、なぜ先に友人を頼るのか。
順番が違うだろうと、僕は少しキレてしまった。

彼は、
「身内には申し訳なくて言えない」

と言った。
正直開いた口が塞がらないとはこのことだなと思った。

もっとも僕にも反省はある。
FIREすることを軽々しく話してしまったからだ。
彼の中で勝手にイメージが固まってしまったんだろう。

結局、その50万は別の友人が貸したらしい。
しかしその後何度連絡しても返ってこないという。

残念ながら、彼とはそのまま音信不通になってしまった。

お金というのは恐ろしい。本当に追い詰められると良心やプライドより先に目の前のお金を求めてしまうことがある。
そしてその結果、長年の友人であっても関係を切らなければならなくなる。

僕が「FIREすることは、あまり周りに話さない方がいい」と思うようになった、一つの出来事だ。

② FIREを口にすること自体がマウントかも


実際にFIREしてから10か月ほど経って、もう一つ思うことがある。
こちらの方が僕にとっては大きな理由かもしれない。

FIREする前は多くの人が会社員だと思う。
どんな組織でも基本的には競争社会のはずだ。
意識していなくても、個人の中には少なからず競争心があると思う。

仕事ができる・できない。
年収が高い・低い。
上司・部下。

意識せずとも自己顕示欲やマウント欲求が出てしまう場面がある。
僕自身もそうだったかもしれない。

「会社員はもうやめるんだ。転職?しないよ。」

そのときは深く考えず、軽いノリで同僚に話していたと思う。

でも、実際にFIREして競争環境から離れてみると…
お金を持っているか、仕事ができるか、役職はなんだとか正直どうでもよくなってくる。価値観が変わってくるんだ。

自分の健康や、人生をどう充実させるか、どうすれば人の役に立てるか。

そういうことが頭の中の大きな割合を占めるようになった。
だから今は過去の自分に言ってやりたい。

「FIREします」

「もう人生上がりです」

そんなことを友人や同僚に言うのは、相手から見れば何も面白くない。
自己顕示欲以外の何ものでもなかったのではないか。と今になって思う。
強い言葉でいうと「くだらないこと言ったな」…が本音だ。

結論

FIREは、人生の「上がり」ではない。

ただ会社を辞めて、働き方や生き方を変えただけだ。

それをわざわざ誰かに見せたり、
競争から先に抜けたことを伝えたりする必要もない。

小さなマウントなど取らず、黙って辞める方がたぶんカッコいい。

結論としては…FIREすることも、FIREしたことも、あまり人には言わない方がいい。
今の僕は、そう思っている。

このようにFIRE前後に「気づいたこと」や「価値が変わったもの」などを発信しています。スキやフォローしてもらえると嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!