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【宝塚・過去レポ】『ポーの一族』

『ポーの一族』感想~明日海りおの美に震えた2018年と朝美絢版への期待~

観劇日 :2018年1月
観劇劇場:宝塚大劇場

個人的な感想ですが、
2018年の『ポーの一族』は、“奇跡みたいな舞台”やったと思うんです。

大げさに聞こえるかもしれへんけど、
あの世界観をあそこまで再現できるなんて、正直想像していなかった。

そして2026年。

またあの作品が帰ってくる。

それだけで、ちょっと胸がざわつくんですよね…。

あの感覚、覚えている方も多いんじゃないでしょうか。

『ポーの一族』ってどんなお話?

萩尾望都さんの漫画の代表作で、1972年から始まった物語。

永遠に年を取らずに生きる“バンパネラ”

その一族に加わったエドガーが、時代を越えて旅を続けるお話です。

アランメリーベルと出会いながら、
美しさと孤独を抱えて生きていく…。

いわゆるゴシック・ロマンなんですけど、
ただ綺麗なだけじゃなくて、少し影がある。

その“陰影”が、この作品の魅力やと思ってます。

実はこの作品、長い間舞台化は難しいと言われていたんですよね。

それが宝塚で実現したというのも、なかなかドラマがあります。

「無理やろ」と思っていた世界が、そこにあった

観る前は正直に言うと…。

「いや、これは舞台化むずかしいやろ」
と、ちょっと思ってました。

あの独特の空気感。

静かで、繊細で、どこか張りつめた感じ。

これをどうやって舞台で表現するんやろ…と。

でも、幕が開いた瞬間に思いました。

「あ、ちゃんと“ポーの一族”や」って

驚きましたね…。

ほんまに。

耽美で、少し暗くて、重たい空気。

それが違和感なく、舞台の上に存在していた。

これはすごいことやと思うんです。

明日海りおさんという“エドガー”

やっぱり語らずにはいられないのが、明日海りおさん

もうね…。

美しい、だけじゃ足りない

はかなさとか、危うさとか。

ちょっと触れたら壊れてしまいそうな感じ。

それが、自然とにじみ出てるんですよね。

無理に演じてる感じがしない。

だからこそ、余計に引き込まれる。

エドガーって、永遠に生きている存在やけど、
どこか“止まったまま”の時間を抱えてる。

その不安定さが、すごく伝わってきて…。

気がついたら、目で追ってしまう。

そんな存在でした。

柚香光さんの存在が、空気を動かす

柚香光さんは、また違う魅力。

あの静かな世界の中で、
ほんの少し“熱”を持ち込む存在やった気がします。

動きや視線に力があって、
場面がぐっと締まる。

こういう作品って、バランスが難しいと思うんです。

でも、ちゃんと成立している。

むしろ、その緊張感が心地いい。

そう思わせてくれる存在でした。

渋さが光るフランク・ポーツネル

瀬戸かずやさんのフランク男爵。

これがまた…。

すごくいいですよ。

派手さはないけど、
しっかりと芯がある。

大人の男性の色気というか、
落ち着いた存在感。

こういう役があることで、
物語に奥行きが出るんやなと感じました。

なんやろ、見ていて安心感があるんですよね。

静かな愛が胸に残るシーラ

仙名彩世さんのシーラも印象的でした。

派手な表現ではないのに、
気づけば心に残っている。

フランクへの想いが、
とてもまっすぐで…。

強く主張しないぶん、
余計に愛おしさを感じるんです。

こういう表現、好きやなぁと思いました。

気づけば“入り込んでいる”舞台

この作品のすごいところは、
「観ている」という感覚が薄れていくこと。

気づいたら、その世界にいる

時間の流れも、現実も、
少し遠くなるような感覚…。

それが心地いいんですよね。

派手さがなくても、
こんなに引き込まれるんやなと。

改めて、舞台の力を感じました。

ちょっと笑ってしまった、あの日の出来事

ここで、少しだけ余談を。

2回目の観劇は2階席でした。

老ハンナ(高翔みず希さん)が消える、あのシーン。

本来は、煙のようにふっと消える演出なんですが…。

その日はちょっとスモークが薄くて。

どうなったかというと…。

普通に小走りで去る老ハンナが見えたんです

2階席だらから見えたと思うんですが…
思わず、「あ、行った」って(笑)

こういうのも含めて、舞台やなぁと。

毎回同じじゃないから面白い。

舞台は生ものってところ、すごく好きです。

2026年、またあの世界へ

そして、2026年。

朝美絢さんで再演される『ポーの一族』。

これはもう…気になりますよね。

期待しすぎるのもどうかなと思いつつ、
やっぱり楽しみで仕方ない。

同じ作品でも、演じる人が変わると、
空気も変わる

そこが宝塚の面白さやと思うんです。

どんなエドガーになるんやろ。

どんな孤独を見せてくれるんやろ。

想像するだけで、ちょっとワクワクします。

きっとまた、新しい出会いになる

2018年が素晴らしかったからこそ、
比べてしまう気持ちも、正直あります

でも、それも含めて楽しみたい。

再演って、コピーじゃないんですよね

新しく生まれ変わるものやと思ってます。

だからこそ、また観たい。

そしてまた、何かを感じたい。

まとめ

2018年の『ポーの一族』は、
美しさと儚さが共存した、特別な舞台でした。

明日海りおさんの存在感。

キャストそれぞれの魅力。

そして、あの独特の世界観。

どれもが重なって、忘れられない作品になったと思います。

そして2026年。

また新しい『ポーの一族』に出会える。

それって、すごく贅沢なことやなと…。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

もし同じように、
「ポーの一族が好き」
「宝塚が好き」と感じている方がいたら…。

この気持ち、共有できたらうれしいです。

よかったら、スキやフォローで教えてくださいね。

これからも、
こういう“心が動いた舞台”を、ゆっくり言葉にしていきたいと思っています。

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