投資の師匠は、年上?年下?それとも経験年数? 大事なのは別のところにある。
はじめに
あなたの投資の師匠は、年上ですか?
それとも、経験年数が長い人ですか?
株式投資をしていると、気がつけばこんな基準で人を選んでいることがある。
年上だから、詳しいはずだ
投資歴20年だから、上手いはずだ
フォロワーが多いから、正しいはずだ
でも、少し立ち止まって考えてみると、これは本当だろうか。
投資歴30年でも、同じ失敗を繰り返す人がいる。
経験年数は、正直に言うと「ただの時間の長さ」だ。
20年間、ずっと同じやり方を繰り返してきた人は、1年目のやり方を20回繰り返しただけかもしれない。
暴落が来るたびにパニック売り。
回復したら後悔。
また買って、また売る。
年齢を重ねても、そのループから抜け出せていない人は、意外と多い。
逆に、
投資歴3年でも、景気サイクル、資金管理、増配の構造、バリュエーション。こういうものを深く理解している若い人もいる。
「年齢」じゃなくて、「何を見ている人か」。
結局、見るべきはそこだと思う。
年齢でも、肩書きでも、フォロワー数でもなく。
「その人が、何を見ているか」
株価だけを見ている人か
企業の中身を見ている人か
短期の値動きに反応している人か
10年後の増配を考えている人か
同じ「投資家」という言葉でも、見ているものが全然違う。
師匠を選ぶなら、年上か年下かより、自分が信じたい「ものの見方」を持っている人かどうかの方が、よほど大事だと思う。
経験の「量」より、経験の「質」。
もうひとつ、大事なことがある。
投資は、知識だけでは決まらない。
暴落のとき、どう動いたか
含み損を抱えて、どう耐えたか
欲望と恐怖を、どうコントロールしたか
景気後退を、実際に体験したか
これは、本やYouTubeでは手に入らない。
頭でわかっていても、資産が20%、30%と減っていくとき、冷静でいられるかどうかは、経験した人にしかわからない。
だから本当の師匠は、年齢でも経験年数でもなく、
「相場の中で、何を学んだ人か」
だと思う。
最後に、少し視点を変えると。
師匠を外に探していたけれど、実は一番信頼できるのは、「過去に自分が下した判断の結果」かもしれない。
あのとき怖くても買った株が、今どうなっているか。
あのとき売ってしまった株が、今どうなっているか。
自分の判断が、時間をかけて答えを出してくれる。
それが積み重なると、自分なりの「ものの見方」になっていく。
年齢でも経験年数でもなく、自分の判断を振り返り続けること。
それが、一番長く使える師匠になるのかもしれない。📈
本記事は個人の見解に基づく情報提供を目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。
投資はご自身の判断と責任において行ってください。
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