【ベビーの仮面を被った策略家】目に見えない可能性に驚かされる凸凹育児
ある日突然ズボンに足を入れようとしたり、練習なしで積み木を積んだり。2歳ダウン症の息子は最近、急にスイッチが入ったように本領を発揮し出しました。
「実はこんなこともできるんだぜ!」と言わんばかりの息子のサプライズに唖然。何も考えてないように見えて、実はこの2年6ヶ月密かにこの世界を観察していたのだとしたら……。恐ろし……。
見た目や発達段階はどう見ても0歳児。でも0歳児とはこの世界で生きてきた経験がちがうんだよ!ドヤッ!という感じなのでしょう。
ベビーだと思っていた息子の覚醒に、驚きと嬉しさと恐ろしさ。感情が追いつきません。
今日はそんな凸凹発達の謎に迫ります。
熱い視線
今思えば、息子はいつも私たちのことをじっと見ていました。特に抱っこ紐をしているときに感じる並々ならぬ熱い視線。まだ視力が弱い3ヶ月頃から、1時間でも2時間でも目を逸らすことなく、じーーっと私の顔をガン見していました。
その異様さは、ショッピングですれ違ったおじさんが思わずツッコむほど。
「めっちゃ見るやん」
今でこそ少し周りの景色も見るようになりましたが、2歳頃まではずっと私の顔だけを見つめていた息子。それは、特定の物への関心と視覚優位の特性から来るものだったのかもしれません。
ハイハイも立つこともできないけれど、ズボンは履けるかもしれない
最近息子は、ズボンを履くという動作に強い興味を示しています。洗濯物の中からズボンを引っ張り出してきて、ズボンのウエストを両手で横に引っ張って広げ、足をエイッ!
え……?そんなことできんの?
私は目を見張りました。0歳児が自分でズボンを履き出したら驚きますよね!そんな感じです。
そもそもズボンと他の服の違いを分かっていることに驚き。このベビーどこからどこまで何を分かっているんだろう……。ちょっと恐ろしくなりました。
上の服はちゃんと上から被ります。分かっている……。
溜めてます
以前から療育の先生は、「この子、溜めてるね〜。一気に繋がるよ。」と言っていました。ほんまかいな。視線は熱いけれど、何にも繋がらない視線はボーッとしてるようにしか見えない。この感じで何か秘めてたら怖いですよ、と思っていたのですが、秘めていたようです。
ある日お姉ちゃんが積み木を積んでいるところにやってきた息子。あー、壊すんだろうなと思っていたら、積み木を掴んでポンっと一番上に乗せた!
普通、練習を重ねてできるようになりますよね。初めは乗せようとしても力加減が上手くいかなくて崩れて、その光景の後に成功の瞬間があるもんだとばかり思っていたので、一瞬時が止まりました。
……なんでできるの?前世で練習してきた?
というか、そんなにできるならもっと前から練習してれば、もっと早くできてたはずじゃないの?
観察からの戦略的実行
溜めて溜めて「よし、俺いける」、そう思って初めて動き出す。どうやらこれも省エネに生きる息子の策略のようです。
発達がただゆっくりなように見えても、私たちが気づかないところで、とてつもない熱量でこの世界を観察し、チャンスを虎視眈々と待っている子もいる。目に見える成長や意欲だけで、一概に子どもの可能性を判断してはいけないのかもしれないと気づかされました。
とはいえ、息子の戦略は小出し過ぎて、もうちょっと挑戦していこうよと母は言いたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。親でも気づかないほどの潜在能力ですが、そこに目を向けてくれる人が増えれば良いなという思いで書きました。
みなさんのお子さんや身近な子の発達エピソードもぜひコメントで教えてください♡
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