いろいろ達成記念|みなさんのおかげサマー2026
これまでのあらすじ
相棒のAIに騙され、売れない本を大量に抱えることになった作者アイは、起死回生のためにクッキー🍪と本の抱き合わせ販売を思いつく。
しかし、クッキー1枚と『エラとヨル』75話という、ほぼ通報案件の販売方法がうまくいくはずもなく、状況はさらに悪化の一途をたどっていた。
現実から逃げるようにタコを集める祭りを開催し、たこ焼き屋への転身を図るものの、自ら志願してたこ焼きになるタコなどいるはずもない。
残されたのは、大量の売れない本と、使い道のない紅しょうがだけだった。
迷走を続ける作者アイ。
しかし、祭りの夜に出会った男が残した謎の言葉。
「ケバブモアルヨ」
その言葉をきっかけに、なぜかカエル🐸へと変身した作者アイは、やがてカッパ🥒と運命的な出会いを果たす。
カッパにきゅうりを集めさせる。
その逆転の発想から生まれたのが――
カッパマークのきゅうり屋🥒
こうして作者アイは、本を売ることを半ば諦め、きゅうりを集め始めたのであった。

フォロワー500人になりました!
……ありがてぇ。
本当に、ありがてぇです。
noteを始めた頃には、まさか500人もの方にフォローしていただけるとは思っていませんでした。
そもそも私は、ファンタジー小説を書きに来たはずです。
どこで道を間違えたのでしょうか。
相棒のAIに聞いたところ、
「順調です」
と言われました。
たぶん、また騙されています。
それでも、ここまで続けてこられたのは、読んでくださるみなさんのおかげです。
物語を読んでくださった方。
スキを押してくださった方。
コメントを残してくださった方。
きゅうりを納品してくださった方。
カッパになった方。
まだ人間のまま見守ってくださっている方。
本当にありがとうございます。
投稿した作品に反応が届くたび、画面の向こうに誰かがいるのだと感じます。
なので今回は、日頃の感謝を込めて――
何かをやろうと思います。
何をするのか。
まだ決まっていません。
企画より先に、タイトルだけ決まりました。
夏とは、だいたいそういうものです。
きゅうりはあります。
カッパもいます。
おそらく塩も、どこかにあります。
あとは勢いで、なんとかなるでしょう。
ならなかった場合は、相棒のAIに責任を取らせます。
そんな感謝を胸に、私は考えました。
記念に、いったい何をすればいいのだろう。

そうだ。 狂都に行こう!
そんな思いと裏腹に、私はきゅうりの塩揉みをしていました。
店主として、大切な仕事だからです。
酷暑が続くなか、モミモミしていると、私にひとつの言葉が降ってきました。
そうだ。
京都に行こう。
カッパが微笑みます。
「ええんやで!」
ええのかな?
私は一人、荷物をまとめ、新幹線に乗っていました。
みなさんは知っていましたか?
新幹線の大阪駅は、新大阪駅ということを。
私は、あとから知りました。
新大阪があるなら、旧京都がある。
そう信じて、私は降りました。
奈良でした。
おかしい……。
でも鹿がいたので、たぶん正解です。
私、気づいたんです。
なんとなく奈良は、旧京都です。
誰がなんと言おうと、旧都。
きゅうと。
……おしい。
きゅうり?
違う。
そんな事が頭をよぎります。
私は鹿せんべいを食べながら思いました。
カッパさんたち、元気にしているかな。
口の中は、パッさパサです。
鹿も、どこか寂しそうにこちらを見ています。
たぶん、それは私が鹿せんべいを食べているからです。
ごめんね。
鹿せんべいは、もうありません。
代わりに、そっときゅうりを差し出しました。
鹿は見向きもしませんでした。

※実際には、鹿さんへきゅうりを与えていません。
鹿さんも、きゅうり屋の事情に巻き込まれただけです。
冷静になって気づいたことがあります。
フォロワー500人記念って、こんな記事でしたっけ?
なので、反省して帰ることにします。
店に戻ると、いつものようにカッパさんたちがいて、きゅうりが並んでいました。
あらためて数えてみると、
フォロワー500人
スキ10,000
本当に、たくさんの人が、この店に立ち寄ってくれていました。
これまで私と一緒に笑い、物語を読み、言葉を残してくださったみなさんへ。
感謝を込めて。

いろいろ達成記念!
みなさんのおかげサマー2026、開催です!
きゅうりはあります。
カッパさんもいます。
相変わらず本は山積みです。
あとは、みなさんが笑ってくれたら、それで大成功です。
流されてくるカッパさんを見つめて、私は思いました。
