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60の記事を書いて見えてきたこと。【振り子のエッセンスシリーズ⑤】

――ふと考える。

これまで、
どれだけの人に関わってきただろう。

勤め出して17年目を迎える精神科は、
病床数約200床。職員数は約130人。
常勤換算で約6人の医師がいる。

日々入れ替わる4つの病棟の
入院患者さんと、

それぞれの医師ごとの
外来患者さん。

それに対して、
心理士は私1人。

すべての患者さんに出される
心理検査とカウンセリングを
担当しなければならない。

恒常的に
マンパワー不足のため、

1日6枠の予約は
常に1か月近く先まで
埋まっている。


スクールカウンセラーの方は
1日5枠。

でも、
とても足りないので
1枠あたりの時間を
半分にして10枠にしている。

しかし、
実際は1回あたり平均13人と
話をしている。


立て続けに行われる対話。

つい数分前まで
話をしていた人とは
全く異なる人生と世界観。

語られる話のトーンも温度感も、
何もかもが違う。

自分ながらに、
本当によく切り替えていると思う。

その他のフィールドもみな同じ。

私は一日の大部分を、
対話のなかで過ごしている。


だから、
いつも頭のなかが忙しかった。


自分の頭の整理整頓。

それがnoteの目的だった。


noteをはじめて、
6か月目を迎える。

これまでにまとめた
60記事を眺めつつ、

繰り返されてきた
自分との対話。

そのなかで、
ここ最近、自分がどんな風に
人と関わっているのかが
ようやく分かってきた気がする。

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