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あなたのnoteが読まれないのは、入口の設計が悪いのではなく、「良い記事」を書いているからです


今回は良い記事が書けた。

そう思って公開したのに、無反応。
スキもつかない。フォロワーも増えない。
頑張って有料記事を出してみても、永遠のゼロ。
自分はテクニックやノウハウを知らないのでは?

この状況、ほんとうにつらいですよね。

ですがご安心ください。
読まれない理由はあなたが売れるテクニックを学んでいないからではありません。

原因の7割は、あなたの実力不足です。

ですからストイックに修練すればそのうちある程度なんとかなります。
有料記事を買い漁ったり、ノウハウ的言説に寄せる必要は(そんなに)ありません。

今どき入口を整えていない人なんて少ない

有料無料問わず、これだけタイトルや導入の大切さ、いわゆる入口の設計の大切さについて語られている環境で、全く考えずに書いている人は実のところそんなに多くありません。

正直みんな入口は整っています。

タイトルはうまい。
冒頭も読者の悩みから始まる。
共感も置いてある。
文章も読みやすい。
最後も前向きに締まっている。
でも、読後に何も残らない。

なぜでしょう。
中身が、どこかで見たことのある正論で埋まっているからです。
入口はおしゃれなカフェなのに、中に入ったらブラックの缶コーヒーが一本置いてあるだけです。
悪くはない。飲める。
でも、わざわざ読みに行く理由はない。
手元のスマホでAIに聞けばそれで済むのです。

そもそも良い記事ってなんですか?

「いいことを書いているのに読まれない」
この言葉もよく見ます。
ですが今の時代に「いいことを書いている」は、もうあまり強みではありません。
正しいこと。
優しいこと。
役に立つこと。
前向きなこと。
共感できること。
これらは、すでに大量にあります。
SNSを見れば、似たような言葉が流れてきます。
ビジネス書にも、自己啓発にも、発信ノウハウにも、似たような結論はいくらでもあります。

このような環境下で、何をもって「よい記事」を書けたと思っているのですか?
その良いとは何を指しているのですか?

おそらくその「良い」は、最大公約数的に理解されるであろうものでしょう。
そんなあなたの「良い」はAIが5秒で作れるものです。読む理由がありません。
手元のスマホで聞いたほうが速いのですから。

じゃあそういうお前には「良い」の定義があるのか? ですか

はい、あります。
ニャルは良いの定義をこう考えています。

良い、つまり質とは「普遍構造への接続強度の高さ」です。

意味がわかりませんか?
これは、最初から誰にでも理解されるものではありません。
「質」の定義はその存在固有のものだからです。
そしてその理解されづらい固有性を理解されるようにする方法こそが技術なのです。
自分にしか見えていない良さを、他人にも届く形へ翻訳できるか。
質と市場性は完全に別のレイヤーなのです。

あなただけの「良い」を見つけよう

本当に必要なのは、入口ではなく、あなただけの「良い」を見つけることです。
あなたの記事には、何がありますか。

あなたが実際に見たもの。
あなたが本当に腹を立てたもの。
あなたが失敗して、まだ整理しきれていないもの。
あなたが何度も観測してしまう現象。
あなたが他人と違う角度で切れる構造。
あなたの生活や仕事や創作からしか出てこない具体。

そういうものがあって初めて、入口を整える意味があります。
でも、それがないまま入口だけ整えると、読者はがっかりします。
きれいに整った入口から、最初は中に入ってくれるかもしれません。
しかし数回訪れてもブラックの缶コーヒーしか置いてなければ、そのうち違うお店に行くことでしょう。

「よい記事」とは恋愛でいう「よい人」と同じなのです。
服装に気を使えば最初のデートはしてくれます。
しかし2回目はありません。
おしまいです。

読まれない原因を「入口」だけにすると、書き手は成長しない

入口論は優しいです。
あなたの文章に価値がないわけではありません。
ただ、入口が整っていないだけです。
こう言われると安心できるからです。
でも、いつもそれだけで済ませると危ない。

なぜなら、本文の価値を問わなくて済むからです。

本当は、内容が弱いのかもしれない。
本当は、誰でも言えることしか書いていないのかもしれない。
本当は、体験が一般論に加工されすぎているのかもしれない。
本当は、自分の怒りや違和感から逃げているのかもしれない。
本当は、読者に嫌われないために、刃を全部抜いているのかもしれない。

でも、「入口がないから読まれない」と言えば、その痛い部分を見なくて済みます。

タイトルを変えればいい。
冒頭を変えればいい。
共感を足せばいい。
読者の現在地から始めればいい。
もちろん、それで改善することもあります。
でも、中身が空なら、入口を豪華にしても空なのです

読者は入口ではなく、帰り道で判断している

読者が記事を覚えるかどうかは、入る瞬間ではなく、帰る瞬間に決まります。

読んだあと、何か見え方が変わったか。
読んだあと、誰かに話したくなったか。
読んだあと、自分の中の違和感に名前がついたか。
読んだあと、少し腹が立ったか。

つまり、読んだあと、もう一度この人に会いたいと思われたかどうか。
ここがアカウントの将来を決めます。

結論

あなたのnoteが読まれないのは、入口がないからかもしれません。
でも、それだけではないかもしれません。
読者が入っても、そこに見るべきものがない。
それが本当の理由かもしれません。

さて、ニャルはあなたの記事が読まれない根本理由は(どうでも )良い記事だからではないかと推論します。
あなたに足りないのは本当に入口ですか?

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