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「本格派参考書」でさえ、どこか苦しかった —— 高校数学・物理と“受験最適化”について|数学|物理|受験教育|高校教育|学問|教育論|

皆さん、こんにちは。
HSP×アンチ東大主義の、
@おはようございますです。


今回は、
高校数学・物理について、
昔から私が感じていた違和感を書いてみようと思います。


私は高校時代、
かなり学習参考書を読み込みました。


その中には、
いわゆる「本格派」と呼ばれるものもありました。


例えば数学では、
研文書院版『大学への数学』。


そして物理では、
山本義隆『新・物理入門』。


どちらも、
受験界ではかなり評価の高い参考書です。


私自身、
そこから多くを学びました。


ただ、
最近改めて読み返していて、
どうしても感じることがあるのです。


「本格派」でさえ、受験から自由ではない


まず数学についてです。


『大学への数学』は、
確かに良書でした。


単なる公式暗記ではなく、
考え方を重視している。


そこには、
普通の問題集にはない魅力がありました。


しかし一方で、
やはり受験参考書である以上、

「大学入試を突破する」

という目的からは逃れられない。


そのため、
それぞれの概念が、
どこか無機質に並んでいる印象もありました。


もちろん、
個々の内容は高度です。


しかし、

「数学全体の中で、その概念はどこに位置しているのか」

という大きな風景は、
あまり見えてこない。


つまり、

  • なぜこの概念が必要なのか

  • 何を背景として生まれたのか

  • 他分野とどう繋がるのか

よりも、

「問題をどう解くか」

へ重点が置かれている。


これは受験参考書としては当然です。


でも私は昔から、
そこに少し窮屈さを感じていました。


『新・物理入門』にも感じた違和感


これは物理でも同じでした。


『新・物理入門』は、
かなり本格的な参考書として知られています。


数式レベルも高く、
普通の受験参考書よりかなり踏み込んでいる。


しかし、
私は解説部分に、
少し違和感を覚えることがありました。


それは、

「物理現象を説明するためのイメージ」

が、
かなり単純化されていることです。


もちろん、
教育上ある程度の単純化は必要でしょう。


しかし、
現代物理の観点から見ると、

「本当にそのイメージでよいのか」

と思う箇所もある。


実際、
山本義隆先生自身も、
受験物理が「パズル解きゲーム化」している側面を認めています。


つまり、
どれほど本格派の参考書でも、
受験という枠組みから完全には自由になれない。

「イメージを持ちなさい」の難しさ

数学や物理では、
よく、

「イメージを持ちなさい」

と言われます。


もちろん、
直感は大切です。


しかし私は最近、
この言葉にも少し考え込んでしまいます。


なぜなら、
数学や現代物理には、

「そもそも人間的イメージが追いつかない領域」

があるからです。


例えば、

  • 高次元

  • 無限

  • 量子力学

  • 相対論

など。


私たちはどうしても、

「見えるもの」

「触れられるもの」

を基準に理解しようとします。


しかし、
数学や物理は、
必ずしもその範囲へ収まらない。


つまり、

「イメージできること」

と、

「正しいこと」

は一致しない場合がある。


高校と大学の断絶


さらに最近思うのは、
高校教育と大学教育の隔絶です。


大学ではよく、

「高校物理・高校数学とは違う」

と言われます。


もちろん、
専門性が上がる以上、
それ自体は自然です。


しかし私は時々、

「その橋渡しをする責任は、誰にあるのか」

と思うことがあります。


高校で学んだことが、
大学でどう活かされるのか。


あるいは逆に、

「高校で教えていたイメージが、
実はかなり単純化だった」

ということを、
誰が丁寧に説明するのか。


そこが曖昧なまま、

  • 単位を取る

  • 試験を突破する

  • 卒業する

へ流れていないだろうか。


そんなことを、
最近よく考えます。

「問題を解く力」と「学問を見る力」は違う

もちろん、
受験勉強を否定したいわけではありません。


私自身、
参考書から多くを学びました。


ただ、
昔から私は、

「問題を解く」

こと以上に、

  • なぜその概念が必要なのか

  • 何を前提としているのか

  • どこまで正確なのか

の方が気になってしまうタイプでした。


だからこそ、
高校数学や高校物理の説明に、
時々息苦しさを感じていたのかもしれません。


最近は、
そんなことを考えています。


どうでしょうか。
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@おはようございますでした。


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