「努力したから成功した」と言える人の背景|努力だけでは越えられない壁について|努力|成功|社会|教育|格差|努力論|
皆さん、こんにちは。
HSP×アンチ東大主義の、
@おはようございますです。
成功した人へのインタビューで、
「なぜ成功したのですか?」
と聞かれたとき、
「努力したからです」
と答える場面があります。
もちろん、それは間違いではありません。
努力はたしかに大切ですし、
多くの成果は努力なしには得られません。
けれども、
その答えを聞くたびに、僕は少し考えてしまいます。
「努力したから成功した」と言えるのは、
ある意味で恵まれている人なのではないか。
今日はそんなことを考えてみたいと思います。
努力は大事だが、努力だけではない
努力が成功に必要なのは間違いありません。
勉強でも仕事でも創作でも、努力なしに成果を出すのは難しい。
しかし、
努力だけで説明できる成功は、実はそれほど多くない
のではないでしょうか。
なぜなら、人はみな、
努力だけではどうにもならない条件
の中で生きているからです。
たとえば、
家庭環境
経済状況
健康状態
生まれ持った特性
周囲の支援
こうしたものは、自分の意思だけでは変えられません。
努力は重要ですが、その努力を支える土台がある。
だから、
「努力したから成功した」
という言葉だけでは、見えなくなってしまうものがあります。
努力できること自体が条件に支えられている
特に見落とされがちなのは、
努力できる環境
です。
努力とは本人の意思だけで生まれるものではありません。
たとえば、
学ぶ時間がある
生活が安定している
応援してくれる人がいる
最低限の安心がある
こうした条件があって、初めて努力を継続できます。
逆に、
生活費に追われる
家族の問題を抱える
心身の余裕がない
そうした状況では、努力したくても難しい。
つまり、
努力できること自体が、
ある種の恵まれた条件の上に成り立っている
のです。
だから、「努力したから成功した」という言葉には、
努力できた背景
が抜け落ちてしまいやすい。
経済的な理由で夢を断念する現実
そのことを強く感じたのが、
ある大学の退学理由について知ったときでした。
その大学は、経済的に苦しい学生への支援制度を整えているそうです。
つまり、
「お金がなくても学べるようにする」
という理念を持っている。
それでもなお、
退学理由の中で最も大きいのは経済的事情
なのだそうです。
これはとても重い事実です。
制度があってもなお、学びを続けられない人がいる。
つまり、
努力したくても続けられない人がいる
ということです。
大学に入る努力をした。
学ぼうとする意欲もあった。
それでも、生活費や環境の問題で退学せざるを得ない。
ここには、
努力では越えられない壁
があります。
都会の生活費という見えにくい壁
特に都市部の大学では、生活費が大きな負担になります。
学費だけでなく、
家賃(これが一番ネック)
食費
光熱費
交通費
がかかります。
地元なら実家で暮らせたとしても、
都会では一人暮らしが必要になることもある。
その結果、
想定以上にお金がかかる
ということが起こります。
奨学金や支援制度があっても、
それだけでは足りない場合がある。
すると、
「努力不足だから退学した」のではなく、
環境が厳しかったから退学した
という現実が生まれます。
これは本人の意志の問題ではありません。
「努力したから成功した」は真実だが、それだけではない
もちろん、成功した人が努力したことは事実でしょう。
でも、
努力したから成功した
という言葉だけでは、
支えてくれた環境
与えられた機会
運よく避けられた困難
が見えなくなります。
その結果、
成功した人は努力した
失敗した人は努力しなかった
という単純な図式が生まれてしまう。
しかし現実はもっと複雑です。
努力したけれど報われない人もいる。
努力したくてもできない人もいる。
だから、
成功を努力だけで語るのは不十分
なのです。
努力を語るなら、条件にも目を向けたい
だからこそ、成功について語るときには、
「努力した」だけでなく「努力できる条件があった」
という視点も必要だと思います。
これは努力を否定するためではありません。
むしろ、
努力の価値を正しく見るため
です。
努力は尊い。
しかし、その努力が可能だった背景もまた重要です。
その背景に目を向けることで、
成功した人を過剰に神格化せずに済みますし、
うまくいかなかった人を過剰に責めずにも済みます。
おわりに
「なぜ成功したのですか」と聞かれて、
「努力したからです」
と答えることは、一面では正しい。
けれど、その言葉だけでは語りきれないものがあります。
努力の裏には、
環境
支援
経済的条件
運
がある。
そして世の中には、
努力だけでは越えられない壁
が確かに存在します。
だから僕たちは、
努力を大切にしながらも、
努力だけですべてを説明しない視点を持ちたい。
成功を努力だけで語らないことは、
失敗した人に優しくなることでもあり、
成功した人をより正確に見ることでもある。
そんなふうに思います。
どうでしょうか。よろしければ、
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応援下されば有難いと思います。🍀
@おはようございますでした。
