【地雷図鑑 No.12】動揺するイケメン『サイドミラーキティ』
出会った人数も二桁を超え。
この頃になると、もはや
「何人と会ったか」なんて数字はどうでもよくなり、
感覚は完全に「消化試合」に突入していました。
今回のお相手は、大手通信会社勤務の1歳年上。
アプリのプロフ写真は爽やかで、
自己紹介文も丁寧に手書き(入力)されている。
副業で自転車関係の仕事もしているため、少し離れた場所に住んでいるとのこと。
メッセージのやりとりもテンポが良く、トントン拍子に1週間後のランチデートが決まりました。
待ち合わせ場所に現れた彼。
なんと写真以上のイケメン!
アダルトチルドレン特有の
「相手の顔色を伺う」センサーが働く前に、純粋にテンションが上がってしまいました。
だからね、イケメンって罪なのよ。笑
ランチ中も会話は弾み、本当に楽しい時間。
「これは、消化試合どころか準決勝進出か?」なんて淡い期待を抱きつつ、お店を後にしました。

■「違和感」という名のサイドミラー
駅まで一緒に歩く道中、彼は車で来ているとのことで、駐車場に停めてある自慢の愛車を見せてくれることに。
「これ、俺の車!」
彼が指差した瞬間、私はその車を3度見しました。まず、目に飛び込んできたのは割れたサイドミラー。
一応、後方確認はできるらしいけれど、補強されているわけでもなく、そのまま。
レトロと言えば聞こえはいいですが、かなりの年式で、お世辞にも「イケメンの愛車」には見えません。
「副業で自転車を積むから、大きい車が必要で……」
彼はそう弁明しましたが、私の心の中の「アラーム」が鳴り始めます。
(いやいや、自転車積む以前に、サイドミラー割れたまま放置する?それ、違反とかにならないのかな??)
■助手席に鎮座する、ピンクのサンリオ
彼が窓の外から中を見せてくれたのですが、荷台はガランとしていて、自転車の気配はありません。
しかし、運転席と助手席の間に、強烈な存在感を放つものが一つ……。
キティちゃんのひざかけ。しかも、かなり使い込まれた風合いの、ピンク色。
某通信会社のイケメン(1歳年上)と、割れたミラーのバン、そしてキティちゃん。このあまりに不調和な光景に、思わず声が出ました。
「え、キティちゃん……?」
すると彼は、
「あ、あ、ああ!もらったのもらったの!」
と、子供のように分かりやすく動揺し始めたのです。
ほう?その動揺は一体?なぜ男一人の車に、キティちゃんのひざかけが常備されているのかしらねぇ?

🧠アダルトチルドレンが「違和感」をスルーする時
普通なら、ここで「あ、この人何かおかしい(あるいは、女性の影がある)」と判断して撤退する場面です。
しかし、アダルトチルドレンの気質を持つ私は、こういう「決定的な違和感」を、無意識にスルーしようとする癖があります。
(せっかくイケメンで話も盛り上がったんだし……)
(何か事情があるのかもしれないし……)
相手の異常な行動を、
「私が我慢すれば」
「私が理解してあげれば」
と、波風を立てないように自分を納得させてしまう。これこそが、地雷原に自ら足を踏み入れるアダルトチルドレンの典型的な行動パターンなのです。
結局、その場は微妙な空気のまま解散。
後日もLINEは続きました。次は何時食事に行こうか?と誘われましたけど、彼は相変わらずアプリで「オンライン」状態。(私もだけど!)
あの「キティちゃんの動揺」がどうしても引っかかり、結局フェードアウトしました。
■地雷図鑑【サイドミラーキティ】
今回の教訓
己の直感を信じろ。
「サイドミラーが割れている車」
「謎のキティちゃん」
「わかりやすい動揺」
これは立派な地雷の目印です。
アダルトチルドレンの皆さんは、相手の顔色や「せっかくここまで来たから」というコスト意識にとらわれず、
自分の直感が感じた「何かおかしい」を信じてください。その違和感こそが、あなたを危険から守る最良の味方になります。
消化試合、お疲れ様。私。
美味しいランチ、ごちそうさまでした!
最後まで読んでくださってありがとうございます🙇
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