オクバデ前提の普遍論争について
LINEのバデーニさんって"普遍論争について"のクエストがあるじゃないですか。二次創作にもなんかヒントになるかなと、LINEバデちを機に久しぶりに色々と教科書やら本を引っ張り出して読んでた中で。
これは。
オクバデに繋がるのではと。
ここから始まる自分用の(考察にもなりきれていないです)予習兼まとめを垂れ流しておきます。個人的には宇宙が動くレベルの思いつきというか、これまでのカスみたいな知識が直結した瞬間だったので勝手に一人でめちゃくちゃテンション上がって書きました(もとはXで呟いていたもののまとめです。)
神様……合ってる…かもしれません…って一人脳内ハイになった状態で書いています。
ので、読みにくいと思います。申し訳ないです。
よろしければどうぞ。
作中に出てきた普遍論争。バデちが張り紙をして、ヨレさんが答えを張りに行ってたあのボードで行われてたやつです。
当時の知識人の間で娯楽的な要素もあったのは納得いくんですよね。
すごく大まかに言えばTwitterみたいな感じだったのかなと。匿名もいけたようなので、中にはツイッタラーバトルみたいなのを繰り広げてた人もいたんじゃないかなと(例えが低俗すぎる)。
改めて思うんですが、理知的で合理的主義!みたいな雰囲気のバデちがアベラール派なのが割と驚きで。
逆にヨレさんがオッカム派なのは、後々の組織長を見たらめちゃ納得いった。って感じです。
で、じゃあ二人が言ってたアベラールとオッカムって誰だよ?っていうとこですね。
傍に居たオク君も「?」ってきょとんとしながら同じこと思ってたと思います。
バデちが作中でヨレさんに「唯名論です、アベラールを支持します。」と言ってましたが、アベラール、オッカムは二人とも"唯名論"を推してはいます。ただ、その"推し方"が異なるといった感じの違いがあります。
アベラールさんは所謂"概念"派の代表なんで、アベラール派はオッカム派よりも割と緩いというか、詩的なこととか言いやすいんですよね。
めちゃくちゃざっくばらんに例えると、
アベラール派って上述したように、無駄を嫌うオッカム派と比べるとわりとふんわりめなとこがあります。
オッカム派でいうと、パン屋さん行って、棚に色んな種類あるのに「これはただのパン!これもパン!パンはパン!」って言う感じのタイプ(この例えだと嫌な奴み出るの許してください。)
それに対してアベラール派は割と詩的な例えとか、そういうのも割と好む感じではあるんですよ。
パン屋さんに行ったら「こっちの食パンはふわふわだね。こっちのクロワッサンはパリパリしてるね。この動物パンは可愛いね、絵本に出てくる妖精さんが焼いたパンみたい。」というような感じになるかと(なんかわかりにくいかもすみません)。
もしかしてバデちがオク君の書いた文に惹かれたのってアベラール派なのが無意識下にあったからか…?!っていう。
逆にオッカム派に対してバデちが「過激では?」って言ってたの、割と驚きなんですよ。
オッカムさんは"唯名論"って名にあるように、”唯(ただ)の名前”っていうのを提唱してた感じです。
「そもそも物に全体なんかねぇし。個人は個人、物は物だろ。概念ってのはあくまで分かりやすく分類する為の名前ってだけや」という感じの論を提唱した人(凄い雑ですんで真に受けないでください)なので、
バデちってどちらかというとイメージとしてはオッカムでもおかしくはないわけで…
(逆に言えば、ヨレさんがオッカム派なのってもしかして、オッカム派っぽいノヴァクさんの影響だったり…するのかな?と個人的に思ってもいたり…
これについてはあくまでも本当に個人的にそう感じてるだけなんで…皆様の解釈に委ねます…)
オッカムさんってミニマリストみたいな考えの人なんですよね 必要以上のものは増やさないってなモットーで生きてた人なんで考え方もとにかくシンプルなんですよ。
「無駄な要素をとにかく省く、分かりやすく!要点まとめる!」という感じの人。
バデちって割とこの思考に賛同しそうなのに……アベラール派…か…
まだまだ知らないバデちの姿がこの先にある気がする。
聖職者ではあるし、大学も行ってる、その上でしっかり神学も極めた上での英傑だと思うんですよ。
ただ、当時の神学論ってオッカム派の考え方がだいぶ染み込んできてたのもあって、それ故の普遍論争続きだったんですよね。
なので当時バデちが習った神学論は、おそらくオッカム派の考えが既に入り込んで確立されてきてる頃のだったんじゃないかなと考えてます。
ただ、禁書読んで抑え込まれたときに修道院でバデちが言ってたように、
当時の教会内では免罪符増刷、汚職、王権や貴族といった上流階級(国によっても様々ですが)との癒着、教会が定義する教義に反する考え方を禁止・抑圧といったように、だい~ぶ腐敗が進んでいたわけですね。
(まあ日本も江戸時代や平安に似たような事案が寺で起きてたんで他人事ではないという感じです。そのせいで明治に廃仏毀釈ってのが起きました。もう腐った仏教いらん!信徒からせびった金で金仏像作んな!坊主の癖に女抱くな!もう昔みたいに神社とお社でいいよ、八百万の神々しか勝たん的なやつです。)
で、日本人が思う古典的な感じの精神的な信仰っていうよりも、
「いやなんかもうさ、信仰とか言いながら結局教会腐ってるやん。何が免罪符だよ!免罪符買えばオッケーなら何してもええとかやべえよ。」という
感じで、じゃあ信仰ってなんなんだよ、何信じたらええんやと。
普遍論争はそのあたりにも繋がってて、何百年と続いてます。長すぎるっピ。
ちなみにオクバデ没後の時代、教科書にも出てくるあのルターさんが出てきて、免罪符や贖宥状っていうのに嫌気がさしまくって宗教改革しました。
という感じで時代が繋がっていきます。
(ちなみに宗教改革で有名なのはルターさんですが、本当は他にも沢山の人がいました)
で、話戻すんですが、そういった神学論を学んだであろうバデちがアベラール派と断言しているのには本当に驚いたんですよ。
いや本当に、あの性格からするとかなりの意外性。でも、だからこそバデちの良さが尚感じられる…バデちの中にある考えというのは、幾何学や数学、天文学、代数といった理論的なものを基盤にしていると思われがちだけど、実はそんなことはなくて。
これまでに数え切れないほどの本を読み、知識を蓄えながらかつ更新してきた英傑ですよ。これまでにも理解しにくい長文塗れの厚い本や難解な外国語の本とかも読んできたんだと思うんですよね。
そんな英傑が。
まだ文字を覚えたてのオク君が書いた文章に心を奪われて、彼の為にと動き出す。しかもそれは紛れもない”感動”の為に。知識でも、観測記録でもない。オク君のおかげで知ることが出来た、オク君がいなければけして知り得なかった感動を。
バデちが、オク君のために。そして、オク君はそんなバデちへ命をなげうってでも協力をするわけで。
オク君も、読者の我々も知らない間に、あれだけのこと(何人もの頭に文彫る、クラさんへの手紙用意するetc…)
な、なんという凄まじいBIG LOVEなんや…
本当にもう……オクバデを幸せにしないとな…
そう、私はオクバデを信仰しています…うう…
っていう、ざっくばらんというか強引というか、自己満足な普遍論争についてのまとめでした。
「じゃあそもそも普遍論争ってなんで起きたん?」というタウマゼイン用に
神学や哲学についてまとめたnoteも追加作成しておきましたので、興味があればぜひ…!
ラファ君やバデちは周囲から何故あんなにも"神学"を勧められたのか、というのについても触れています。
ここまで読んで下さった方、本当に本当にありがとうございました。
