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大和三山ストII巡り失敗の巻

奈良県橿原市

畝傍山(うねびやま)199m
香具山(かぐやま)152m
耳成山(みみなしやま)140m

三つで大和三山(やまとさんざん)。

三山は全て 低い&隣接しているので半日で回れるのですが、私はやったことがなかったので、年末やるか年始にやるかと天気をうかがっていました。



今回の始まりは橿原神宮前駅。
畝傍山→香具山→耳成山→八木駅 の予定。

駅前。ストⅡエドモンド本田です。


真面目にエドモンド本田の写真を撮ってたら、通りがかりの男女の会話が聞こえました。


「誰?」「エドモンド本田やろ!ストII知らんのか!」(知っていたのは女性のほうでした。)



ストII(すとつー)というのはストリートファイターIIという格闘ゲームのことです。昔、社会現象レベルで流行っていたあれ。私はゲームはしませんが、一般教養として知っとります。


橿原神宮前にはケンがいます。



なぜ格ゲーと町がコラボしているかというと、ストIIのカプコン社長の出身地だからです。包括連携協定をしておって、飛鳥藤原京ともコラボアニメがあります。「よみがえる藤原京 時を駆けたファイターたち」がYouTubeとかで見れます。柿の葉寿司のゐざさも、ストIIとコラボしてます。



こちらから橿原神宮です。




んま。
がおる。


あの裏の山が畝傍山やね。
とりあえずお参りをしてから、いくに。




畝傍山は参道からの登山道と、イトク古墳側からの道がありますが、参道からのほうが歩きやすい。

登山道からのコースアウトに対して厳しい警告有。


ケガだけでは済まない!!!
代々祟られるの?
出身地が地域ごと呪われるの?



こどもの昆虫採集や石拾いでも
容赦なく罰金通報または神隠しにあうから
絶対にやめようね。


ちなみに、枯葉を掃くのも禁止行為です。

ご近所さんのお散歩コースにもなるような山なので、すぐに山頂。

畝傍山山頂から。
耳成山。
どう見ても完全独立峰。
あれだけ住宅地に囲まれてれば、
猪や熊の心配はないな。


耳成山はその形のきれいさから、

火山岩が侵食されて一部のみが残存した説
天然山を加工した半分人工古墳、
完全人工古墳説

とがあるのですが、古代に何らかの人の手が入っていたほうが妄想が楽しいなあと思ってます。


あっちが香久山やな



しかし実は三つの山の中で、香久山はいつも何か、こう、すんなりいかない。・・・この日も歩くと決めたときから、香久山には登頂できないような予感が・・・



蓋?何?なんですかこれ。




とりあえず、畝傍山を下山して藤原京を脇に香久山へ向かう。

ここが藤原京です。
むこうに香久山


前回、道標どおりに歩いたら、香久山のあたりまでは行けたけれども、登山口がはっきりしなくてぐるぐる回っての登頂となった挙句、下山してからも方向感覚が狂ったんですね、なので、今回は前回と違うルートで香久山に行こうとしました。


しかし



目の前に見える山は、完全独立峰 耳成山・・・
この道をまっすぐ行っても、絶対に香久山につかない。



客観的にも主観的にも、とりたてて地図が読めない方ではないと思うんですが、なんなの?

私は畝傍山からまっすぐ耳成山にむかってしまったようです。


香久山は見えているので、引き返して方向を変えれば辿り着くのでしょうが、やめました。


事前に地図を見ている時に、


香久山・・・なんか行かない方がいいかもしれない。すんなり行けなかったら、やめよと決めてたんです。私の場合、香久山には呼ばれるまで、行かない方がいい気がする。一生呼ばれなければ、一生行かないほうがいい。


なんだか、あやのんさんところでもそんな言及がありました。



何事にも時があり

天の下すべてのものには

定められた時がある。

(コヘレトの言葉 伝道の書3章)



ちょっとずれた話ですが、山に女性が昇ること自体を歓迎しない地域は昔から少なくないですね。女人結界のある山というのは今も近畿地方にあります。私は、これは男女差別的な意味というよりは、危険回避的な経験からの理由があってのことだと思ってます。体力的に無理があるとかだけでなく、女性の血の匂い(月経とか)が猛禽を不必要に寄せ付けてしまう ということはあるのかも。

禁足地も結界も、ならぬものはならぬもの だと思ってる。

無節操で傲慢な態度で臨めば、強い拒絶に遭って自分や周辺環境に危険を及ぼすことになる。昔から大事にされてきたしきたりは、守ることで明らかに害悪の方が多いものでなければ、それはやや不合理に思えても、守っておいた方がいい気がしてます。

今回もまた香久山に辿り着かないのは、私のほうの無意識の回避行動の結果な気もしますね。思い出せないけれども、潜在意識に蓄積されてる知識からの防御行動。怖い話をきいたことがあるとか、何か良くないものを連想しているとか。

330mの若草山や500~600mの室生の山は走って登って降りてこられるのに、152mの香久山が登れない。

いにしへの ことは知らぬを われ見ても 
久しくなりぬ 天の香久山
(万葉集)

(昔のことは知らんけど、私が香久山を見てからも長い時がたった気がする・・・の意味。)


しかし私、

単純に曲がる道を間違えただけで何ゆってんの?



香具山を諦めて耳成山へ。

耳成山の山口神社に一気に行く道。



ルートはいくつかあるけれども、
どれをつかっても149mなのですぐにつきます。


道がなくてあの鳥居に近づけません‥
参りようのない神殿、不思議です。


接続詞がへんな気がする。



この山、防空壕とか地下トンネルが沢山あったらしい。
現在はかなり埋め戻されてますが。
強制連行、強制労働の跡地。
屯鶴峯も似たような話があったような。



あれがさっきの畝傍山ね。
畝傍山も強制移転の話がある。



地味に怖い耳成山の古池。
というかそもそも「耳なし」がどうしたって怖い響き。
複数男性の板挟みになった、あの子の入水自殺。
止めてくれなかった池を恨む。
池に無茶ゆうな。


昔の女性は複数男性に言い寄られると身を投げるというのが、ひとつのパターンなのか。宇治十帖もそう。千葉にも手児奈とかいう変な話がある。現代なら、好みでない男にウザ絡みをされてイラついてる状況ということでしょうが、なんでそれが死ぬほどの悩みに発展すんのか、正直全くわからない。作者は男やな。


さあ、昼前に八木駅🐐


八木駅前 リュウ



「いつでもかかってこいよ!」
いやです。


大和三山それぞれに、古代史の神話めいた話だけでなく、近現代史の陰もしっかり残ってるんよなと、あらためて思ったりもしました。歴史も土地も多層的なものなので、簡単な言葉でこういうとこだと言い切ってしまえんもんです。←そりゃそう。


あ、ストIIの春麗を撮るの忘れたわ。


小春日和のいいお天気の日でした。












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