見出し画像

あなたの組織は、本当に動いていますか?

想いだけでは、組織は動かなかった

組織は、自然にできあがるものではない。

最近、そう強く感じるようになった。

会社全体として、まだ組織図が出来上がっていない。
特に感じるのは、店舗ごとの役割の曖昧さだ。

本来であれば、各店舗の薬局長が店長としての役割を持ち、
経営視点を持ちながら店舗を動かしていくべきだと思っている。

しかし現状は、そうなっていない。

気がつけば、社長がすべてを管理し、
考え、判断し、動く構造になっている。

売上や経費といった経営的な視点も、
現場には十分に根付いているとは言えない。

売上が下がっても、それをどう補うかという動きが見えにくい。
本来であれば、現場から改善の動きが出てくる状態が理想だが、
そこにはまだ距離がある。

自分の中にある理想はシンプルだ。

薬局長が経営視点を持ち、自走する組織。

そして、社長はその動きをサポートする側に回る。

ただ、この問題は薬局長だけの問題ではないとも感じている。

これまで会社として、数字をクローズドにしてきた側面がある。
売上や利益といった情報に、日常的に触れていなければ、
経営視点が育つはずがない。

数字を開示しない限り、経営視点は育たない。

そしてもう一つ感じているのは、

日常の中で経営の情報を浴びていなければ、
数字の本質は理解できないということだ。

ただ、自分自身にも課題はある。

理想は持っている。
しかし、それを実現するための仕組みを作れていない。

さらに言えば、今の自分は二番手という立場にあり、
先代社長がいる中で、自由に動ききれない難しさもある。

会議の進め方や方向性について意見を出すことはあるが、
それがそのまま反映されるわけではない。

人や立場の中で、どう動くべきか。
正直なところ、まだ模索している状態だ。

そしてもう一つ、強く感じていることがある。

それは、現場と経営の間に立つ人の難しさだ。

経営者が直接現場に指示を出すと、
どうしても「利益」と「働き方」の間にズレが生まれる。

そのズレをそのまま伝えてしまえば、
現場との間に亀裂が生じる。

だからこそ、

経営の意図を噛み砕き、現場に伝える存在が必要になる。

中間に立つ人間は、

経営者と話すときは経営の視点で考え、
現場と話すときは現場の視点で考える必要がある。

このポジショニングは簡単ではない。
むしろ、一番頭を悩ませる立場かもしれない。

組織は、想いだけでは動かない。

仕組みが必要で、
情報の共有が必要で、
そして役割の設計が必要になる。

まだ、自分はその途中にいる。

けれど、今回あらためて感じたのは、

「組織は設計しなければ、動かない」という事実だった。

もしあなたが、

現場と経営の間で悩んでいるなら、
同じような違和感を感じているなら、

一度立ち止まって考えてみてほしい。

あなたの組織は、“自然に動く状態”になっていますか?

いいなと思ったら応援しよう!