時を超えて『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をみる
ガンダム初心者、『逆襲のシャア』をみる
自称ガンオタでシャアとランバ・ラル推しの家人と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をみました。
きっかけは『逆襲のシャア』をオマージュしたポストをSNSで見かけたから、だとか。
ちなみに僕はガンダム初心者。
『機動戦士ガンダム』(以後、ファーストガンダム)の劇場版三部作と、
大人になってからファーストガンダムを通しで1回みた、くらいです。
以下ガンダム初心者のコメントです。
ガンダムの魅力①モビルスーツのカッコよさ
ファーストガンダム、そして逆襲のシャアと、ガンダムの魅力って何層もレイヤーがあって。
まずカッコいいモビルスーツ、モビルアーマーが次々と登場してバトルする。
子どもの頃、僕も
ガンダム=ロボットカッコいい!
って感じでした。
ちなみに子どもの頃好きだったのはガンキャノンと百式、サザビー。
ガンダム魅力②胸を打つヒューマンドラマの良さ
そして大人になってから気づいたのが、人間ドラマとガンダムの世界観、というか宇宙観。
ガンダムは人と人が出会って、友となりライバルとなり、恋人となり婚約者となり、関係性ができてから多くの登場人物が命を落としていく。
今回の『逆襲のシャア』もそう。多くの恋人や片思いの人が散っていきました。
これは本当に、みててつらい。
ちなみにファーストガンダムでは、かの有名なカイとミハルのエピソード。
いまでもトラウマレベルで印象に残ってます。
ファーストガンダムで第28話「大西洋、血に染めて」の回。
もしくは劇場版『哀・戦士編』
ガンダムの魅力③超リアル戦争ドラマ
さらにあれね、ガンダムって子ども向けのアニメの皮を被った本格戦争ドラマなのよね。
ファーストガンダムでもやたら「ミノフスキー粒子が!」ってでてくるんだけど、架空の物質なのかよ!しかも何度もでてくるわりに「通信障害」かよ。もっと派手なビームとかじゃないのかよ。名前や機能がリアルすぎだろ。
アニメ『機動戦士ガンダム』をはじめとする「ガンダムシリーズ」に登場する架空の物質。
散布することで通信障害を引き起こし、レーダーを妨害する不可視の物質として描かれている。ただし、機器による濃度の測定は可能とされる。
アニメのなかでファーストガンダムからやたら「ミノフスキー粒子が!」って出てくるし、今回の『逆襲のシャア』にも何度も出てきましたよ。だのに、説明まったくなしですよ(多分)。初見のみてる子どもたちも大人もポカンですよ。
さらに以前、「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」で有名なランバ・ラルが乗るグフ。
の、フィギュアかプラモデルの取説に「ヒートロッドなどザクとくらべて整備性がわるいため製造中止となった」とまるでリアルみたいことが書かれていて、どこまで本気なんだよ!って驚嘆しました。
こちらにwikiに載ってました。
正確には「操縦難易度が高い」「運用コストの高騰」が原因でした。
ご興味あれば是非一読を。
モビルアーマー一機にこの説明のこだわりよ。
操縦難度が高く熟練パイロット以外は十分に使いこなせないことや運用コストの高騰といった問題から、オデッサ戦以降の生産ラインは縮小を余儀なくされ
とにかくモビルスーツ1機ずつからディテールがすごい。
ガンダムの世界観が詳細まで作り込まれてます。
ここでいまさら『逆襲のシャア』の良さ
モビルスーツのカッコよさ、引き込まれる人間ドラマ、そして本格戦争ドラマ以外にも、名台詞やらファッションやらと、子どもから大人まで万人が楽しめる万華鏡のようなアニメ。ガンダム。どんだけ本気で作り込んでるんだ。ハマるだろ。
『逆襲のシャア』の話にほとんどなってないんだけど、本作の魅力は30年以上前に作られた作品(1988年)なのにアニメーションが綺麗。とくに中盤にでてきたスペースコロニー。まるで『インターステラー』終盤にでてくるコロニーにそっくりで、さらに立体的に描かれてビックリ。
そしてモビルスーツ。サザビーをはじめ「武者」っ気が強くなって。
足元に向かって広がるAラインなシルエットが非常にカッコよし。
あと、宿敵であるシャアとアムロ。
シャアカッコいい!って思っていたけど、本作では、けっこうワルなヤツですねシャアって。というかファーストガンダムでガルマを裏切ったときからシャアはワルか(第10話「ガルマ散る」)。ナナイやクェスにそれぞれ甘い言葉をかけるシーンから、いまだにララァを慕う思いと彼の孤独が浮き彫りに。
一方で、アムロはファーストガンダム時はあんなにわがままボーイだったのに、『逆襲のシャア』では敵味方区別なく人を思い守ろうとする。作品の設定では今回アラサーらしいんだけど、アムロが大人になってる!でもブライトさんにタメ口。
ガンダムシリーズのドラマと情報量に沼りそう
最後に、『逆襲のシャア』でも、やっぱりたくさんの命が散っていく。ストーリーは淡々と進んでいってとくべつ大袈裟な演出もなく散っていく。
魅力的なモビルスーツ、登場人物、そしてストーリー。でもみ終えてやっぱり胸にくるつらさ。これが『ガンダム』シリーズの共通したメッセージなんですかね。
「悲しいけどこれ戦争なのよね」
こんな風に、ガンダムを一度みて気になってしまうと、わけがわかんなくなるほどに熱くなる。この魅力。
ほんとは、ファーストガンダムのエピソードでアムロの自宅で勝手にどんちゃん騒ぎする地球連邦軍の兵士。一方で、地球に降り立つ母子にそっと物資を置いていくジオン軍兵士。「敵」であるはずのジオン軍兵士の人間味ある描写と「味方」の地球連邦軍兵士との対比みたいに、人間味のあるエピソードとか書きたいんだけど、それはまた別の機会に。
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