医療事務こそ知ってほしい!Power Queryで業務が劇的にラクになる話
自分の作業内容を記事にすることが初めてなのですが、職場のスタッフや、旦那に話したところ、みんな便利な機能があることを知らなかったそうで、口をそろえて「何やってるの!?、天才か?」と言っていただけたので、この度noteで記事にしてみました!
あまり投稿しない内容なので、読みづらいかもしれませんがご容赦ください。
「Excelの作業に毎月何時間もかけていませんか?」
レセプト業務、月次報告、材料管理…。医療事務の現場では、Excelを使った集計や照合作業が日常茶飯事です。でも、その多くは同じような作業の繰り返しではないでしょうか?
「毎月同じCSVを取り込んで…」「同じ書式にコピペして…」「またフィルターかけて…」
──そんなルーチン、Excelの「Power Query(パワークエリ)」を使えば、一度の設定で自動化できます!
この記事では、医療事務こそ使うべきPower Queryの基本と、具体的な活用例をわかりやすく紹介します。
◆ Power Queryとは?
Power Queryは、Excelに標準搭載されているデータ変換ツールです。
一言でいえば、「一度設定すれば、毎回同じ操作を自動でやってくれる機能」。CSVの読込み、不要列の削除、列の並べ替え、結合、条件フィルタリングなど、よく使う作業を記録して再実行できます。
▶対応バージョン:Excel2016以降(Macは一部非対応)
▶操作画面:「データ」タブ →「クエリと接続」や「Power Queryエディター」
◆ なぜ医療事務と相性がいいの?
医療事務の仕事では、定型的なデータ処理が多くあります。
レセプト電算CSVを読み込んで加工
病名・処置・材料を照合して点検
医師別に処置件数を集計
材料の使い方と請求点数を突合
これらの作業、毎月似たようなことをやっていませんか?
Power Queryを使えば、
手作業でのコピペ作業が不要に
条件ミスやフィルター漏れを防止
更新ボタン1つで最新データに変換
といった効率化+正確性の向上が同時に叶います。
◆ 活用事例①:複数CSVファイルの結合
用途:月別・診療科別レセプトデータを1つにまとめる
たとえば、月ごとに分かれた患者情報ファイル(診療日・病名・手術など)を毎回コピーして1つにまとめていませんか?
Power Queryなら、以下の手順で自動化できます:
フォルダ内のすべてのCSVを読み込み
共通の列を自動で判別して結合
不要列や空白行を削除
特定列で並び替え or 集計
しかも、翌月分を同じフォルダに追加するだけで、自動で反映されます。もはや「手動で並べてコピペ」なんて過去の話です。
◆ 活用事例②:病名マスタとの照合
用途:電算CSVの病名記載ミスを検出する
レセプト点検では、病名の記載ミスや不足が多くの返戻・査定の原因になります。
Power Queryでは、以下のような照合が可能です:
電算CSVの「病名リスト」と「マスタ病名一覧」を結合
一致していない行だけを抽出
並び順の誤り・病名の漏れを一覧で表示
つまり、人の目でチェックしなくても、ミスだけを自動で抽出してくれるのです。
◆ 活用事例③:医師別・件数別集計
用途:月次報告資料の作成時間を短縮
医師別・手術別の件数集計を手作業で行っている方は必見。
Power Queryを使えば、
CSVを読込み、医師名・処置名でグループ化
件数をカウント・集計
表形式で自動出力(ピボットテーブルと組み合わせも可能)
「同じ作業を毎月している」なら、一度設定して、あとは更新ボタンを押すだけにしましょう。
◆ よくある質問
Q. 難しそうで不安です…
A. 操作は「クリック+選択」が中心。マクロやVBAのようなプログラミング知識は不要です。
Q. 一度設定したら変更できますか?
A. はい。Power Queryエディターで後からステップを編集できます。
Q. 医療用の特別な知識が必要ですか?
A. いいえ。基本はExcelと同じ。データの意味がわかっていれば十分です。
◆ Power Queryを始めるには?
Excelを開いて「データ」タブをクリック
「データの取得」→「ファイルから」→「CSVから」など選択
Power Queryエディターで操作を記録
「閉じて読み込む」でExcelシートに出力
書籍やYouTubeなどでも多くの解説が出ていますが、まずは1つの業務だけでも試すのが一番の近道です。
◆ まとめ:医療事務だからこそ“自動化”を
忙しい医療現場では、一つひとつの手作業に追われる日々が当たり前になっています。
でも、Power Queryを使えばその作業は「一度きり」で済むかもしれません。
時間短縮
ミス防止
精度向上
すべてを実現できるツールが、すでにあなたのExcelに入っているんです。
「もっと早く知っていればよかった」
そんな声が多いのも納得。まずは「今月のルーチン業務」から、自動化を始めてみませんか?
実際に自動化した業務の設定方法
私が勤めている病院では、レセプト点検前にある程度、病名がついているようにしているため、検査項目で検索をかけて、病名をつけています。
しかし、医事コンのデータ検索機能で「病名がついていない患者」というのが、検索できないような状態でした。
そのため、
1.検査を行っている患者
2.検査を行っていて、病名がついている患者
を検索し、手作業で重複患者を削除していました。
1日にかなり時間をかけてしまっていたと思いますが、PowerQueryを使用してからは、
1.CSVデータを抽出
2.PowerQueryが設定されているExcelの更新ボタンをクリック
となり、3分程度で更新が終了するため、かなりの時短になりました!
Query部分の動画がうまく撮影できなかったので、スクショです!見づらいですが、ご容赦ください。
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