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「今すぐ稼がなきゃ」と焦るママほど、仕事の選び方を間違えやすい

朝、子どもが学校に行けるか分からない。

付き添いが必要になるかもしれないし、急に予定が変わるかもしれない。

そんな不確実な毎日の中で、「普通の」在宅ワークや副業ノウハウに自分を無理やり合わせようとすると、いつか息切れしてしまいます。

お金が必要な現実があるからこそ、「早く何か始めなきゃ」と焦るのは当然のこと。

私もかつて、その焦りから50万円のビジネス講座に飛び込んだ過去があります。

でも、大前提が違いました。

毎日決まった時間を確保できる人と、朝にならないと今日の予定が読めない母とでは、合う働き方の形が違って当たり前です。

焦りを否定する必要はありません。

ただ、焦ったまま「重すぎる働き方」を選んで、自分をすり減らさないために。

今の生活の中で少しずつ収入源を育てていくための、3つの判断軸について書いてみます。



焦るのは、欲深いからではない

不登校や行き渋りがあると、母親の予定は一気に読めなくなります。

朝、子どもが学校に行けるか分からない。
行けたとしても、教室に入れるか分からない。
途中で連絡が来るかもしれない。
子どもの気持ちの波に、自分の心も引っ張られる。

そういう毎日の中で、外に働きに出ることが難しくなる人もいると思います。

でも、働きに出にくくなったからといって、お金の不安が消えるわけではありません。

むしろ、増える。

夫や家計に頼りきりになる不安。
この状態がいつまで続くのか分からない不安。
子どもの選択肢を増やしてあげたい気持ち。
自分の人生もこのまま止まるのでは、という怖さ。

そういうものが重なると、

「とにかく早く稼がなきゃ」

と思ってしまう。

でもそれは、欲深いからではないと思うのです。
現実が不安定だから、早く安心したい。

その気持ちは、かなり切実なものだと思います。


SNSの「すぐ稼げる」に反応してしまう理由

そんな時にSNSを開くと、いろんな言葉が飛び込んできます。

「在宅で月30万」
「未経験から初月で収益化」
「初心者でも月100万円」
「主婦でも人生を変えられる」
「ママでもできる」
「スキマ時間で副業」
「スマホだけでOK」

こういう投稿を見ると、心が揺れます。

いいな。
私も早くそうなりたい。
この方法なら、今の私にもできるかもしれない。
今すぐ始めれば、何か変わるかもしれない。

そう思ってしまう。

私自身も、まさにそうでした。

「初心者でも、主婦でも、月100万円を目指せる」
「人生を変えたいなら、一歩を踏み出す勇気を」

そんな言葉を見て、

「ここなら、私も稼げるようになるかもしれない」

と思い、50万円ほどのビジネス講座に申し込んだことがあります。

もちろん、その講座で学んだことはたくさんありました。

環境に入ったからこそ動けたこともあるし、そこで得た出会いや視点も、今の私の土台になっています。
だから、高額講座が全部ダメだと言いたいわけではありません。

ただ、今振り返ると、当時の私にはかなり重いビジネスモデルだったと思います。

すでに発信の土台がある人。
売る商品がある人。
継続して行動できる時間がある人。
人前に出ることに抵抗が少ない人。

そういう人には合う部分があったと思います。

でも、子どもの予定も読めず、まとまった時間も安定して取れない私が、いきなり同じように真似するのは簡単ではありませんでした。

「月100万円」という数字は、確かに魅力的です。

でも、そこに行くまでの働き方が、自分の現実に合っていなければ、途中で苦しくなります。


講座を受ければ、自動的に稼げるわけではない

その後、私は講座の事務局として、運営側でも関わっていました。

そこで、講座生の方たちの生の声や、悩み、つまずき、トラブル対応にもたくさん触れました。

やる気がないわけではない。
学ぶ気がないわけでもない。
本気で変わりたいと思っている。

それでも、家庭の事情、子どもの予定、時間のなさ、自己肯定感の低さ、お金を受け取る怖さ、発信への抵抗、商品づくりの難しさで止まってしまう人はいました。

だからこそ、私は思うようになりました。

ビジネス講座を受けること自体が悪いのではありません。

でも、講座を受ければ自動的に稼げるわけではない。
大きな成果を出している人のやり方を、そのまま真似できるとも限らない。
特に、子どもの予定が読めず、まとまった時間も安定して取れない母にとっては、普通のビジネスモデルがかなりしんどくなることがあります。

だから、いきなり大きく稼ぐルートに飛び込む前に、まずは自分の生活の中で続けられる小さな形を見つけること。

私はそこが、とても大事だと思っています。


外で働いていた感覚のまま、在宅ワークに移ると苦しくなる

外で働く仕事は、基本的に「働いた時間」と「お金」がつながりやすい世界です。

決まった時間に職場へ行く。
決まった役割をこなす。
その分のお給料をもらう。

もちろん大変なことはあります。

でも、働いた分が比較的分かりやすく収入につながる。

一方で、家で自分の収入源を作る働き方は、少し違います。

noteを書く。
有料記事を作る。
PDFを作る。
Kindleを書く。
テンプレートを作る。
プロンプト集を作る。
イラストや素材を作る。
オリジナルグッズを作る。
レビュー記事を書く。

こういうものは、作っている間はすぐお金にならないことも多いです。
時間をかけて作ったからといって、すぐ売れるとは限りません。
出した瞬間に反応があるとも限りません。

だから、外で働いていた感覚のまま始めると、

「こんなに時間を使ったのに、全然お金にならない」

と心が折れやすい。

ここは最初に知っておいた方がいいと思っています。
作ったものが残る働き方は、すぐに生活費を埋める魔法ではありません。

でも、少しずつ積み上げていくことで、未来の自分を助ける可能性がある働き方です。


すぐ楽にはならない。でも、残るものがある

作ったものが残る働き方は、最初は地味です。

すぐ売れるとは限らない。
見つけてもらうまで時間がかかる。
プロフィールや導線も整える必要がある。
反応を見ながら、少しずつ直す必要がある。

だから、「今すぐ大きく稼ぎたい」という気持ちだけで始めると、つらくなるかもしれません。

でも、子どもの予定が読めない母にとって、この働き方には希望もあります。
なぜなら、一度作ったものが残るからです。

今日、5分でメモしたこと。
昨日、途中まで書いた記事。
先週作ったチェックリスト。
少しずつ書きためた体験談。
過去の自分に渡したかった問い。
自分が悩んできたことを整理したPDF。

それらは、その日のうちにお金にならないかもしれない。

でも、消えるわけではありません。

あとから記事になるかもしれない。
有料noteになるかもしれない。
Kindleになるかもしれない。
PDFやワークシートになるかもしれない。
誰かに届く商品になるかもしれない。

子どもの予定が崩れた日でも、全部がゼロになるわけではない。
少しずつ積み上がっていく。


焦っている時ほど、大作を作ろうとしない

「早く稼がなきゃ」と焦っている時ほど、いきなり大きなものを作りたくなります。

完全版のロードマップ。
分厚いPDF。
本格的な講座。
完璧なKindle。
全部入りのテンプレート集。
豪華なプロンプト集。
立派なオンラインショップ。

でも、最初から大きなものを作ろうとすると、かなり危険です。

完成まで時間がかかる。
途中で疲れる。
需要があるか分からない。
売れなかった時のダメージが大きい。
子どもの予定変更で止まりやすい。

だから最初は、小さくていいと思っています。

有料note1本。
PDF3ページ。
チェックリスト1枚。
ワークシート1枚。
プロンプト10個。
過去記事をまとめたミニガイド。
短いレビュー記事。
小さなイラスト素材。
Canvaテンプレート1種類。

まずは小さく出して、反応を見る。

売れたら整える。
反応があれば広げる。
違ったら直す。

最初から完成品を作ろうとしなくていい。
今の自分の生活で出せる、小さな形から始める方が、ずっと現実的です。
最初の収益が数百円でも、数千円でもいい。

「自分で価値を作って、お金を受け取った」

その経験は、かなり大きいと思っています。


「人に教える」だけがビジネスではない

家でできる収入源というと、講座や個別相談、ノウハウ販売のような「人に教える仕事」を思い浮かべる人も多いかもしれません。

もちろん、それもひとつの形です。

でも、ビジネスは「人に教える」だけではありません。

自分の感性を形にすること。
誰かの面倒な作業を代わりにやること。
便利な道具を作ること。
自分の体験を読み物にすること。
使ってよかったものを紹介すること。

それも、立派なビジネスの形です。

たとえば、自分の感性を形にするなら、イラスト、アート作品、オリジナルグッズ、LINEスタンプ、スマホ壁紙、手帳リフィル、ぬりえ、コミックエッセイ、ZINEなどがあります。

誰かの面倒を代わりにやるなら、デザイン制作、資料作成、文章作成、設定代行、リサーチ代行などもあります。

便利な道具を作るなら、Canvaテンプレート、チェックリスト、ワークシート、プロンプト集、Notionテンプレート、スプレッドシートなどもあります。

体験を読み物にするなら、有料note、Kindle、体験レポート、レビュー記事、比較記事、コミックエッセイなどもあります。

よかったものを紹介するなら、アフィリエイト、楽天ROOM、Amazonアソシエイト、紹介記事、愛用品リストなども選択肢になります。

もちろん、どれも「作れば必ず売れる」というものではありません。

センスだけで売れるわけでもないし、経験を書けば自動的にお金になるわけでもない。

でも、子どもの予定が読めない母が収入源を考える時に、

講座をしなきゃ。
個別相談をしなきゃ。
人に教えなきゃ。
毎日発信しなきゃ。

と、最初から決めつけなくていいと思うのです。

自分の言葉。
自分の経験。
自分のデザイン。
自分の絵。
自分の視点。
自分のセンス。
自分が調べてきたこと。
自分が使ってよかったもの。

それらを、今の暮らしの中で無理なく形にしていくことも、収入源を作るための選択肢のひとつです。

大事なのは、「どれが一番稼げそうか」だけで選ばないこと。

子どもの予定が崩れた日にも続けられるか。
自分の生活に合っているか。
必要以上に自分をすり減らさないか。

そこを見ながら、自分に合う形を選んでいけばいいのだと思います。


焦っている時に選ぶと重くなりやすい働き方

もちろん、どんな働き方にも向き不向きがあります。

子どもの予定が読めない時期に、特に重くなりやすいのは、こういうものです。

即レス前提の仕事。
納期がかなりタイトな仕事。
Zoom日時が固定される仕事。
個別サポートが多い仕事。
長期伴走が必要な仕事。
毎日発信が前提の仕事。
土日や夜の対応が多い仕事。
クライアントワーク中心の仕事。
短期間で一気に売る必要がある仕事。
顔出しライブが前提の仕事。

これらが悪いわけではありません。
合う人には合います。

でも、子どもの予定が読めない時期に選ぶと、かなり自分の生活を圧迫しやすい。

だから、焦っている時ほど、「稼げそうか」だけで選ばない方がいい。

「予定が崩れた日にも続けられるか」
「子どもが家にいる日でも、完全に止まらないか」
「自分の睡眠や家族時間を削り続けないか」

を見る必要があると思っています。


焦っている時に見たい3つの問い

「今すぐ稼がなきゃ」と焦っている時ほど、この3つを見たら良いと私は思っています。

① その働き方は、子どもの予定が崩れた日にも続けられるか。

朝、子どもが「今日は行けない」と言った日。
付き添いが必要になった日。
急に学校から連絡が来た日。

その日に、全部が崩れてしまう働き方ではないか。

② 今すぐ生活費を埋めるための仕事なのか、未来の収入源を育てるための仕事なのか。

ここをごちゃ混ぜにすると、苦しくなります。

すぐお金が必要なら、短期で現金化しやすい仕事が必要です。
でも、未来に残る収入源を作るなら、少し時間がかかる前提で見る必要がある。

③ その働き方で、自分をすり減らし続けないか。

睡眠。
家族時間。
体調。
心の余白。
子どもとの会話。

それらを削り続けないと成り立たない仕事なら、たとえ稼げても、長くは続かないかもしれません。


焦りを否定せず、焦ったまま選ばない

不登校や行き渋りがあって、外で働きにくい。

でも、お金は必要。
自分の収入も欲しい。
子どもの選択肢も増やしたい。
自分の人生も止めたくない。

そう思う時、「今すぐ稼がなきゃ」と焦るのは、とても自然なことだと思います。
焦ること自体が悪いわけではありません。

でも、焦ったまま稼ぎ方を選ぶと、自分の現実に合わない働き方を選びやすくなります。

家でできる仕事だから大丈夫。
ママでもできると書いてあるから大丈夫。
すぐ稼げそうだから大丈夫。

そう思って始めても、子どもの予定が読めない暮らしには合わないこともある。
そして、うまく回せない自分をまた責めてしまう。
そんな悪循環には、もう入らなくていいのです。

だからこそ、

「早く稼げそうか」だけでなく、

「予定が崩れても少しずつ積み上がるか」
「自分の暮らしに合うか」
「長く続けられるか」

を見て選びたい。

子どもの予定が読めない母に必要なのは、普通の稼ぎ方に自分を無理やり合わせることではないと思っています。

予定が崩れる前提で、
今の生活の中で、
自分をすり減らしすぎずに、
少しずつ収入源を育てていくこと。

家にいる時間を、ただの不安な「待機時間」で終わらせないために。
悩んできた時間を、ただの「苦労話」で終わらせないために。

今のあなたのままで、自分の現実にカチッと合う働き方を設計していく方法を、これからもこのアカウントで発信していきたいと思っています。


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最後まで読んでいただきありがとうございます。

次の記事では、「不登校・行き渋りママに合う売り方、合わない売り方」について書いています。

在宅ワークや収益化といっても、形はいろいろあります。

有料note、PDF、Kindle、テンプレート、個別相談、オンライン講座、コミュニティ、制作代行、アフィリエイト、デジタル素材…

どれも「家でできる仕事」ではありますが、必要な時間も、責任の重さも、子どもの予定変更への強さもかなり違います。

この記事では、不登校や行き渋りで予定が読めないママにとって、続けやすい売り方と、重くなりやすい売り方を整理しています。

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