【価値創造】価値とはなにか?私たちは何にお金を払っているのか
はじめに
※12月29日加筆修正。
この記事は働けず、社会のスピードから脱落した私が、それでも『自分は贋作ではない』と証明するために、血を流しながら書いた記録です。
効率性を求める現代。仕事に疲れた貴方への処方箋です。
12月、世界が「仕事納め」や「年末気分」で一年の終わりを噛み締めている頃、私は猛烈な吐き気の中にいた。
そのきっかけは、YouTubeでおすすめに表示されたベルトラッキ——稀代の詐欺師の動画だった。
非常に興味を覚えた。そして嫌悪感、吐き気も覚えた。
そこで彼についてwikipediaで調査してみた。
すると、どうだ。
ベルトラッキは、既存の有名な絵画を模写するのではなく、画家の作風を真似て新たな作品を作り出した。そしてそれが、その画家の未発見の作品、もしくは古い文献や目録で題名だけが知られていた失われた作品であると主張した。また、対象にしたのはいわゆる大家の作ではなく、作風や出身がバラバラな少なくとも45人の贋作を作った[13]。
彼は、ただ贋作を作るのではなく、存在しない作品をさも大発見のように演出して見せたのだ。まさに怪物だ。
そして、日本も無関係ではなかった。
なんと、高知県立美術館に所蔵されているドイツの画家ハインリヒ・カンペンドンク(1889~1957年)作「少女と白鳥」がベルトラッキによる贋作だと判明したのだ。
日本もだまされていたのだ。
税金によって購入されたのか、私財をはたいて購入したのかは分からないが、なんにせよ高額で偽物を掴まされたのだ。これは非常に腹立たしい。さらに、本作を贋作として展示するという。これは真贋を再考するという意味では非常に意味がある。
そんな、世間の彼に対する評価はまさに二分されている。
ビジネスとして偽物を売り切るその驚異的な手腕を「面白い」と称する者。伝統を汚す卑劣な詐欺師だと唾を吐く者。
このように賛否両論を呼んでいる。だが、その喧騒を眺めながら、私は彼がショートカットした「ある決定的な欠落」に、心底からの恐怖を覚えた。
なぜなら、現代にはAIという「完璧な再現機」があるからだ。
迷いのない完璧な絵、巨匠の筆致をなぞっただけの贋作。
それらが、手間を省いた「正解」として称賛され、あるいは効率的なビジネスとして成立してしまう光景。
それらの意味が重なった瞬間、私の喉元までせり上がってきたのは、さらなる生理的な拒絶感だった。嫌悪感だった。
私は、自分が信じてきた「表現」の根底を揺るがす、恐ろしい事実に突き当たったのです。
私たちが「効率」の名の下に捨て去ろうとしているものは、単なるアナログの手間ではありません。
それは、人間が人間であるための最後の砦。
貴方に問いたい。
効率よく、失敗せず、タイパ良く「正解」をなぞる貴方の人生は、ベルトラッキの贋作と何が違うのか。
なぜ、私はあんなに嫌悪したのか?
その違和感の正体を突き詰めていくと、日本の美術史が抱える「ある転換点」に辿り着きました。
安土桃山時代まで、美術は「命懸け」の権力者のものでした。依頼主の絶対的な眼力と権力の前で、偽物を作ることは「死」を意味したからです。そこには効率も、タイパも、嘘も介在する余地はありませんでした。
しかし、江戸時代に商人文化が花開き、美術が「ビジネス」へと形を変えたとき、私たちは同時に「偽物」という名の影を飼い慣らすことになりました。谷文晁に付き纏う膨大な偽物の数々は、美が民主化され、消費され、効率を求め始めた瞬間に生まれた地獄の産物です。
かつては敬意や型として語られたそれらに、果たして本当の「敬意」などあったのでしょうか。私は、当時からそこにあったのは、単なる「効率」と「価値の搾取」ではなかったかと疑っています。
そして今、その「効率」はテクノロジーという翼を得て、究極の姿へと進化しました。それがAIという名の「完璧な再現機」です。
江戸の商人が夢見た「安く、早く、本物らしいもの」という欲望は、今やボタン一つで叶う現実となりました。もはや死の恐怖も、筆を執る苦悶すら必要ありません。AIが提示する「正解」は、江戸から始まったタイパ至上主義が辿り着いた、一つの完成形なのです。
偽物は、どこまでいっても消えません。死の恐怖が消え、タイパが美徳となったこの世界で、地獄を終わらせるには、これまでの倫理観を根底から覆す「ある劇薬」を導入するしかないのです。
AIという「正解」が溢れる今、あえて私が死守しなければならない「あるもの」とは何なのか。
その正体は、教科書に載っているような綺麗な精神論ではありません。
私が人生をかけて対峙している「ある表現」と、かつてある職人が引き起こしてしまった「ある事件」。そして今、現代のクリエイターを揺るがしている「トレス問題」の深淵に隠された、残酷な真実についてお話しします。
より、私の哲学について知りたい方へ
上記は、今の私が辿り着いた、絶望からの再起動という「おわり」と「はじまり」の物語です。
ですが、その結論に至るための「私の思考」が、この300円の記事に詰まっています。
「タイパ」という名の地獄で、なぜ私たちは自分を贋作のように感じてしまうのか。その正体をここで理解せずに1,000円の記事を読んでも、それは単なる「他人の読書感想文」を眺めるだけで終わってしまうでしょう。
まずはこの300円を投じて、貴方の価値観を「破壊」してください。
その先に、12,880円を投じて私が掴み取ろうとしている物語があります。
セットで読むことで初めて、貴方の絶望は「唯一無二の価値」へと反転します。
正解ばかりの世界に飽きた貴方だけ、この先へ進んでください。
この先を読もうとしている貴方へ
もし貴方が、この記事に「スキ」だけを残して立ち去ろうとしているなら、今すぐブラウザを閉じてください。
貴方はこれからも、アルゴリズムが提示する「正解」という名の監獄で、他人の人生をなぞり、誰にでも代えのきく「精巧な偽物」として生きていくことになります。でも、そこで貴方が今感じた恐怖は、貴方が本物である証拠なんです。
有料エリアで語るのは、そんな世界からの脱出です。救済です。
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誰かの正解を生きるのをやめ、私と一緒に『美しき事故』のような人生を歩みませんか。
下記の条件に当てはまる方には絶対に読んでいただきたいです。世間の「正解」に縛られたくないのであれば。
「正解」を出し続けなければならない圧迫感に殺されそうな人
効率を追い求めた結果、自分が空っぽだと気づいてしまった人
再現不可能な、貴方だけの「事故(人生)」に、絶対的な価値を与えたい人
この記事は、単なる知識の切り売りではありません。
読み終えたとき、貴方(読者)が今まで『無駄だ』と切り捨ててきた、上手くいかない今日という日を、一生モノの『芸術(価値)』として抱きしめ直せるようになるための処方箋です。
(ここから先は有料となります。コーヒー一杯分の投資で、貴方の中にある「完璧であらねばならない」という呪いを解く、泥臭い旅へお連れします)
この警告を読み、なおもブラウザを閉じなかった貴方へ。
ここから先で私が語るのは、単なる情報の切り売りではありません。
なぜ私がベルトラッキの贋作に、生理的なまでの『吐き気』を覚えたのか。
なぜAIが描く正解が、私たちの『命』を奪おうとしているのか。それを解き明かしていきます。
一緒に「価値」を再定義する旅に出かけましょう。
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