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道端の雑草だと思っていたら…。オオバコ(車前草)は昔から親しまれてきた薬草でした

先日、オオバコとカキドオシの葉をパスタの具にして食べてみました。

食べてみると意外とクセが少なく、
「そもそもオオバコってどんな植物なんだろう?」と興味が湧きました。

道端や畑のあぜ道でよく見かける植物ですが、
実は昔から薬草として利用されてきた歴史があります。

今回は、そんなオオバコについてご紹介したいと思います。

オオバコってどんな植物?

オオバコ(車前草)は、多年草の野草です。

人がよく歩く道端や空き地、畑の周辺などに生えています。

地面にぺたんと葉を広げ、その中心から細長い花穂を伸ばすのが特徴です。

草丈は10〜50cmほど。

春から秋にかけて見ることができ、群生している姿はなかなか見応えがあります。

名前の由来は、人や牛車が通る道の脇によく生えていたことから
車前草(しゃぜんそう)」と呼ばれるようになったそうです。

オオバコの薬草としての働き

オオバコは全草と種子で利用方法が異なります。

全草(車前草)

葉や茎を含む全草は、昔から次のような目的で利用されてきました。

痰を切りやすくする

  • 咳を和らげる

  • 利尿を促す

  • 胃腸の働きを整える

  • 炎症を抑える

  • 出血を止める

主な成分として、
プランタサンやアオクビンなどが含まれているとされています。

種子(車前子)

種子は「車前子(しゃぜんし)」という生薬として利用されます。

  • 利尿作用

  • 高血圧対策の補助

  • 消炎作用

  • 止血作用

などが知られています。

種子は、花が終わった後にできる細長い花穂の中に入っています。


参照:Tam‘s 素人植物図鑑

秋になると果穂が熟し、その中から小さな種子を採ることができます。

秋に熟した種子は、水分を含むとゼリー状に膨らみ、
粘性を帯びるので注意してください。

お茶として利用されてきた

オオバコは昔からお茶や煎じ薬として利用されてきました。

葉や茎を採取してよく洗い、天日で乾燥させたものをお茶として飲みます。

また、乾燥した全草15〜20gを600mlの水で煎じ、半量になるまで煮詰めて飲む方法も伝えられています。

私は前回パスタの具として食べてしまいましたが、
本来はこうした薬草としての利用法も古くから親しまれてきたようです。

食べられる野草としても楽しめる

オオバコは薬草としてだけでなく、食べることもできます。

若葉のうちは比較的やわらかく、

  • おひたし

  • 和え物

  • 天ぷら(切れ目を入れないと破裂するので注意)

などに利用できます。

葉が大きくなりすぎると筋っぽくなるため、
春から初夏の若葉がおすすめです。

私が食べた時も、茹でることで苦味はほとんど気になりませんでした。

パスタに入れても違和感がなく、野草というより普通の葉野菜のような感覚で食べられました。

採取するときの注意

野草を採取するときは、

  • 農薬散布の可能性がある場所

  • 犬の散歩コース

  • 交通量の多い道路脇

などは避けた方が安心です。

また、薬草として利用する場合は、
妊娠中の方や薬を服用中の方は事前に医師や薬剤師へ
相談することをおすすめします。

まとめ|踏まれても立ち上がる、たくましい薬草

オオバコは、どこにでも生えている身近な植物です。

普段は踏まれてしまうことも多い植物ですが、
その姿の奥には、昔から人々の暮らしを支えてきた薬草としての歴史がありました。

先日はパスタの具として食べてみましたが、調べていくうちに、
ただの野草ではないことを知りました。

知れば知るほど面白く、見かけるたびに目が向く植物になっています。

最近は空き地や道端の植物を見るたびに、

「君はいったい何者なんだい?」

と思いながら観察するのが楽しみです。

雑草だと思っていた植物が、実は薬草だった。

そんな発見があるのも、野草観察の面白さかもしれません。

いつもご覧くださりありがとうございます。


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