見出し画像

【ゴールドバッハ予想・第3弾】平方差・トーシェント・「30の余り」――この包囲網に、まだ逃げ道はあるのか?

数学好きのskyです。

前作では、ゴールドバッハ予想を

$$
2M=p+q
$$

という「偶数を2つの素数に分解する問題」として見るだけでなく、

$$
p=M-d,\qquad q=M+d
$$

と置くことで、

$$
N=pq=(M-d)(M+d)=M^2-d^2
$$

という平方差の問題へ変換する視点を整理しました。

さらに、(N=pq) が異なる2素数の積である場合には、

$$
\varphi(N)=(p-1)(q-1)
$$

なので、

$$
N-\varphi(N)=p+q-1=2M-1
$$

という、トーシェント関数との非常に美しい関係も現れます。

ただし、前作の時点では、これだけでゴールドバッハ予想が証明されたわけではありません。

むしろ重要なのは、

ゴールドバッハ分解の存在を、平方差と素因数構造の問題へ翻訳できないか?

という発想でした。

今回はそこからさらに一歩進めて、

「中心 (M) を固定したとき、距離 (d) はどこまで絞り込めるのか?」

を考えてみます。

そして、ここで「30」という数字が非常に面白い役割を持ってきます。


第1章 中心軸を固定すると、平方差の世界が見えてくる

偶数 (2M) に対して、

$$
p=M-d,\qquad q=M+d
$$

と置きます。

すると、

$$
p+q=2M
$$

ですから、(p,q) が素数なら、これはそのままゴールドバッハ分解です。

さらに積を

$$
N=pq
$$

と置けば、

$$
N=(M-d)(M+d)=M^2-d^2
$$

となります。

つまり、

$$
\boxed{N=M^2-d^2}
$$

です。

ここで面白いのは、ゴールドバッハ予想を

$$
2M=p+q
$$

という「和」の問題から、

$$
N=M^2-d^2
$$

という「平方数との差」の問題へ移せることです。

私はこの「中心 (M) と距離 (d)」という座標で素数ペアを見ると、今までとは違う構造が見えてくるのではないかと考えています。


第2章 まずは「平方への近接性」を固定する

前作では、研究上の追加条件として

$$
0\le d<\frac M2
$$

を置きました。

この条件を置くと、

$$
N=M^2-d^2
$$

に対して、

$$
d^2<\frac{M^2}{4}
$$

なので、

$$
N>M^2-\frac{M^2}{4}
$$

すなわち、

$$
\boxed{\frac34M^2 < N\le M^2}
$$

が得られます。

この「平方への近接性」については、前作で導出を詳しく説明しています。

ここは今回の記事で突然登場する新しい定理ではなく、前作で置いた追加条件から得られたサイズ条件です。

※前作「ゴールドバッハ予想を『(N,φ(N),d)』から見る――中心・距離座標で考える新しい証明アプローチ」

この条件を今回の議論でも引き継ぎます。

ただし、ここで大切なのは、

$$
(\frac34M^2 < N\le M^2)
$$

自体がゴールドバッハ予想から必然的に出てくるわけではない

ということです。

あくまで、

$$
0\le d<\frac M2
$$

という今回の研究方針上の追加条件から得られるものです。


第3章 「6」と「10」が交差すると「30」が現れる

ここからが今回の新しい観察です。

5より大きい素数は、下一桁が

$$
1,3,7,9
$$

のいずれかです。

また、2と3を除く素数は、

$$
6k\pm1
$$

の形になります。

つまり、素数を考えるとき、

  • 2を避ける条件

  • 3を避ける条件

  • 5を避ける条件

を同時に考えると、自然に

$$
\operatorname{lcm}(2,3,5)=30
$$

が現れます。

そこで、中心 (M) を30の倍数、

$$
M\equiv0\pmod{30}
$$

に固定してみます。

このとき、

$$
p=M-d,\qquad q=M+d
$$

です。

(p,q) が2、3、5より大きい素数になるためには、(M-d) と (M+d) のどちらも2、3、5で割り切れてはいけません。

$$
(M\equiv0\pmod{30})
$$

なので、結局 (d) は30と互いに素である必要があります。

したがって、

$$
\boxed{
d\equiv1,7,11,13,17,19,23,29\pmod{30}
}
$$

という8本の合同類に絞られます。

ここは重要です。

「30個の可能性が4個になる」のではなく、素数候補として残るのは30個中8個です。

そして、この8本のレールの上をさらに下一桁などの条件で分類すると、素数ペアの構造がより細かく見えてきます。


第4章 120を実際に歩いてみる

この構造を具体的に見てみます。

偶数

$$
120
$$

を考え、その中心を

$$
M=60
$$

とします。

すると、

$$
p=60-d,\qquad q=60+d
$$

で、

$$
p+q=120
$$

です。

ここで、(p,q) がともに素数になる (d) を探します。

たとえば、

$$
d=1
$$

なら、

$$
(60-1,60+1)=(59,61)
$$

で、確かに両方とも素数です。

同様に、

$$
d=7
$$

では、

$$
(53,67)
$$

$$
d=13
$$

では、

$$
(47,73)
$$

$$
d=19
$$

では、

$$
(41,79)
$$

となります。

つまり、

$$
120=59+61
$$

$$
120=53+67
$$

$$
120=47+73
$$

$$
120=41+79
$$

という複数のゴールドバッハ分解が、

$$
d=1,7,13,19
$$

という「中心からの距離」に対応して現れます。

ここで注意したいのは、(120) が

$$
M^2-d^2
$$

になっているという意味ではありません。

120は素数の和

$$
p+q=120
$$

として固定されていて、そのときの積

$$
N=pq=M^2-d^2
$$

を調べています。

この区別は非常に重要です。


第5章 234ではどうなるのか?

次に、あえて30の倍数ではない偶数を考えます。

$$
234
$$

なら、

$$
M=117
$$

です。

したがって、

$$
p=117-d,\qquad q=117+d.
$$

この場合も、(p,q) が素数になるためには、2、3、5などによる割り切れを避けなければなりません。

たとえば、

$$
d=10
$$

なら、

$$
(107,127)
$$

で、どちらも素数。

また、

$$
d=14
$$

なら、

$$
(103,131)
$$

で、これも両方とも素数です。

したがって、

$$
234=107+127
$$

$$
234=103+131
$$

という分解が得られます。

ここで私が面白いと思っているのは、

偶数 (2M) を固定すると、素数ペアを生み出す距離 (d) に、合同条件による「レール」が現れる

ということです。

もちろん、ある合同類に入っているからといって、必ず素数になるわけではありません。

合同条件はあくまで必要条件です。

しかし、無限にある (d) の候補から、最初に「素数になり得ないもの」を大量に削り取れる。

この視点は、ゴールドバッハ問題を別の角度から眺めるうえで、かなり興味深いと思っています。


第6章 トーシェント関数をもう一度呼び戻す

ここで前作のもう一つの道具、

$$
\varphi(N)
$$

を戻します。

もし

$$
N=pq
$$

で、(p,q) が異なる素数なら、

$$
\varphi(N)=(p-1)(q-1)
$$

です。

したがって、

$$
N-\varphi(N)
=pq-(p-1)(q-1)
$$

なので、

$$
N-\varphi(N)=p+q-1.
$$

さらに

$$
p+q=2M
$$

だから、

$$
\boxed{N-\varphi(N)=2M-1}
$$

となります。

これは非常に美しい関係です。

ゴールドバッハ分解

$$
2M=p+q
$$

が存在して、その積を

$$
N=pq
$$

とすれば、

$$
N=M^2-d^2
$$

と同時に、

$$
N-\varphi(N)=2M-1
$$

も成立する。

つまり、

$$
\boxed{
N=M^2-d^2
}
$$

$$
\boxed{
N-\varphi(N)=2M-1
}
$$

という2つの条件を同時に満たす整数 (N) を探す問題へ、ゴールドバッハ問題を翻訳できます。


第7章 ところが、ここで「半素数」と決めつけてはいけない

ここが前作から続く、非常に重要な壁です。

仮にトーシェント関数の議論から、

(N) は異なる素因数を3種類以上持てない

というところまで絞り込めたとしても、

$$
N=pq
$$

とはまだ言えません。

たとえば、

$$
N=r^2s^3
$$

のような数も、異なる素因数の種類は (r,s) の2種類しかありません。

したがって、

$$
\text{異なる素因数が高々2種類}
$$

$$
\text{異なる2素数の積}
$$

の間には、まだ大きな壁があります。

前作でも、この点を「最大の未解決部分」として残しています。

そして今回、私はこの壁をもう少し正面から考えてみたいと思います。


第8章 「指数の壁」をトーシェント関数で見る

仮に、

$$
N=r^as^b
$$

という形になっているとします。

ここで (r,s) は異なる素数です。

このとき、

$$
\varphi(N)=r^{a-1}s^{b-1}(r-1)(s-1)
$$

なので、

$$
N-\varphi(N)=r^as^b-r^{a-1}s^{b-1}(r-1)(s-1).
$$

整理すると、

$$
\boxed{
N-\varphi(N)=r^{a-1}s^{b-1}(r+s-1)
}
$$

となります。

もし、この (N) が私たちの研究対象である

$$
N-\varphi(N)=2M-1
$$

を満たすなら、

$$
\boxed{
2M-1=r^{a-1}s^{b-1}(r+s-1)
}
$$

という方程式が必要になります。
※詳しい導出方法は「補足」をご覧ください。

ここで、

$$
a=b=1
$$

なら、

$$
2M-1=r+s-1
$$

となり、

$$
r+s=2M
$$

です。

これはまさにゴールドバッハ分解に戻ります。

問題は、

$$
a>1
$$

または

$$
b>1
$$

の場合です。


第9章 「サイズの天秤」は本当に累乗を排除できるのか?

ここで一つの直感が生まれます。

左辺は

$$
2M-1
$$

であり、(M) に対して1次的に増えます。

一方、

$$
N=M^2-d^2
$$

かつ

$$
\frac34M^2 < N\le M^2
$$

なので、(N) は (M^2) と同程度の大きさです。

もし

$$
N=r^as^b
$$

で、(a) や (b) が2以上なら、素因数の累乗が入ります。

そのため、

$$
r^{a-1}s^{b-1}(r+s-1)
$$

$$
2M-1
$$

と両立できるのか、という「サイズの天秤」が現れます。

直感的には、

(N) は (M^2) の近くにあるのに、(N-φ(N)) は (2M-1) 程度しかない。

という、一見するとかなり厳しい条件です。

実際、

$$
N>\frac34M^2
$$

なので、

$$
\frac{N-\varphi(N)}N=\frac{2M-1}{N}
$$

は、おおむね

$$
O\left(\frac1M\right)
$$

の大きさになります。

したがって、

$$
\frac{\varphi(N)}N
$$

は1に非常に近くなければなりません。

一方、

$$
\frac{\varphi(N)}N=\prod_{r\mid N}\left(1-\frac1r\right)
$$

なので、(N) が小さい素数をたくさん含めば、この値は下がります。

このことから、

「平方に近い」というサイズ条件と「トーシェントが非常に大きい」という条件を同時に課すと、(N) の素因数構造に強い制約がかかる

という見方ができます。


第10章 しかし、「だから指数は1」とはまだ言えない

ここは今回の記事で最も慎重に扱いたいところです。

私は当初、

大きな素数の累乗なら右辺が大きくなりすぎる。
小さな素数なら、(N) を (M^2) 近くまで大きくするために相方の素数が大きくなり、やはり右辺が大きくなりすぎる。

という「二段構えのサイズ評価」で、

$$
a=b=1
$$

しか残らないのではないかと考えました。

これは非常に魅力的な方向です。

しかし、現時点では、すべての (r,s,a,b,M,d) に対して成立する厳密な不等式として完成していません。

特に、

  • (r,s) の大小関係

  • (a,b) のどちらが2以上なのか

  • (r,s) の一方が非常に小さい場合

  • (N) が (3/4M^2) の境界近くにある場合

などを、すべて同時に処理する必要があります。

したがって、

$$
a=b=1
$$

を現時点で「証明された結論」とすることはできません。

ここは正直に、

「指数を排除できる可能性が見えてきたが、厳密な証明はまだ完成していない」

とするのが、現在の到達点です。


第11章 それでも「30のレール」は何を教えてくれるのか

ここまでの議論をまとめてみます。

ゴールドバッハ分解を

$$
2M=p+q
$$

とすると、

$$
p=M-d,\qquad q=M+d
$$

と書けます。

すると、

$$
N=pq=M^2-d^2.
$$

さらに、異なる2素数の積なら、

$$
N-\varphi(N)=2M-1.
$$

一方、研究上の追加条件

$$
0\le d<\frac M2
$$

を置けば、

$$
\frac34M^2 < N\le M^2.
$$

そして素数が2、3、5で割り切れないという基本的な条件から、30を法とする合同条件が現れます。

特に

$$
(M\equiv0\pmod{30})
$$

なら、

$$
d\equiv
1,7,11,13,17,19,23,29
\pmod{30}
$$

という候補に絞られます。

つまり、私が今回見つめている景色は、

$$
\boxed{
\text{ゴールドバッハ}
\rightarrow
\text{平方差}
\rightarrow
\text{30の合同条件}
\rightarrow
\text{トーシェント}
\rightarrow
\text{素因数構造}
}
$$

という一本の流れです。


第12章 「完全包囲網」はまだ完成していない

ここまで来ると、

「では、これでゴールドバッハ予想は証明できたのか?」

という問いが当然出てきます。

答えは、

まだです。

現在の議論から見えているのは、

  1. 素数ペアを中心 (M) と距離 (d) で表せる。

  2. その積は (N=M^2-d^2) になる。

  3. 追加条件 (d<M/2) を置くと、(N) は (M^2) の近くに位置する。

  4. トーシェント関数を使うと、(N-φ(N)=2M-1) という強い条件が現れる。

  5. さらに2、3、5によるふるいを重ねると、(d) の合同類をかなり絞り込める。

  6. (N) の異なる素因数の数にも制約を与えられる可能性がある。

というところまでです。

しかし、

$$
N=r^as^b
$$

のような累乗を完全に排除して、

$$
N=pq
$$

まで押し込む最後の部分は、まだ証明できていません。


結び 「あと一歩」を、あと一歩のまま残す

数学では、「それらしく見える」ことと「証明されている」ことの間に、大きな距離があります。

今回の私の「サイズの天秤」も、まさにそこにあります。

$$
N\approx M^2
$$

なのに、

$$
N-\varphi(N)=2M-1
$$

しかない。

さらに、

$$
N=r^as^b
$$

なら、

$$
2M-1=r^{a-1}s^{b-1}(r+s-1)
$$

となる。

この構造を見ると、

「累乗を持った (N) は、この厳しい条件を本当に生き残れるのだろうか?」

という疑問が自然に生まれます。

そして、30を法とする合同条件まで重ねると、

「残された (d) のレールは、さらにどこまで狭められるのか?」

という、もう一つの問題が現れます。

もしかすると、この2つの方向――

「サイズによる指数の排除」

「合同条件による (d) のふるい」

を組み合わせることで、これまで見えなかった構造が現れるかもしれません。

ただし、現段階で私はこれを「証明」とは呼びません。

これはあくまで、

$$
\boxed{
\text{ゴールドバッハ問題を別の座標系から包囲していく研究方針}
}
$$

です。

280年以上解けていない問題だからこそ、最後の一歩を飛ばしてはいけない。

証明できていない部分は、証明できていないと書く。

そのうえで、

「ここまでは確かに言える。では、その次は何なのか?」

を考える。

今回見つけた「平方への近接性」「30のレール」「トーシェントの制約」「指数の壁」。

この4つが、いつか一本の線につながるのか。

私はもう少し、この景色を歩いてみたいと思います。

証明ではない。

でも、だからこそ――

次に何を証明すべきなのかが、少しずつ見えてきた。

それが今回の最大の収穫です。

🔑【補足】 数式から導かれる「累乗を追い詰める方程式」

前作の議論では、一定の条件のもとで、(N) が異なる素因数を3種類以上持つことを排除できました。

ただし、ここでまだ大きな問題が残っています。

異なる素因数が高々2種類だからといって、(N) がただちに2つの素数の積になるわけではありません。

そこで、

$$
N=r^a s^b
\qquad(a,b\ge1)
$$

と置いてみます。

ここで (r,s) は異なる素数です。

このとき、オイラーのトーシェント関数には、

$$
\frac{\varphi(N)}{N}=\left(1-\frac1r\right)\left(1-\frac1s\right)
$$

という性質があります。

ここが非常に面白いところです。

指数 (a,b) が何であっても、この比率には指数が現れません。

したがって、

$$
\frac{N-\varphi(N)}{N}=1-\frac{\varphi(N)}N
$$

なので、

$$
\frac{N-\varphi(N)}N=1-\left(1-\frac1r\right)\left(1-\frac1s\right).
$$

右辺を整理すると、

$$
\frac{N-\varphi(N)}N=\frac{r+s-1}{rs}.
$$

一方、前作で導入された重要な関係、

$$
N-\varphi(N)=2M-1
$$

を使えば、

$$
\frac{N-\varphi(N)}N=\frac{2M-1}{N}.
$$

したがって、

$$
\frac{2M-1}{N}=\frac{r+s-1}{rs}.
$$

ここで、

$$
N=r^as^b
$$

なので、両辺に (N) を掛けると、

$$
2M-1=N\frac{r+s-1}{rs}
$$

となります。

そして、

$$
\frac{N}{rs}=\frac{r^as^b}{rs}=r^{a-1}s^{b-1}.
$$

よって、

$$
\boxed{
2M-1=r^{a-1}s^{b-1}(r+s-1)
}
$$

という方程式が得られます。

ここが「指数の壁」の核心

もし

$$
a=b=1
$$

なら、

$$
r^{a-1}s^{b-1}=1
$$

なので、

$$
2M-1=r+s-1.
$$

したがって、

$$
r+s=2M.
$$

これはまさにゴールドバッハ分解です。

つまり、この方程式を見ると、

$$
\boxed{
a=b=1
}
$$

なら、きれいにゴールドバッハの世界へ戻ります。

では逆に、

$$
a>1
\quad\text{または}\quad
b>1
$$

ならどうなるのでしょうか?

その場合、

$$
r^{a-1}s^{b-1}
$$

という「余分な因子」が現れます。

したがって、残された本当の問題は、

この余分な因子を持つ

$$
N=r^as^b
$$

が、

$$
2M-1=r^{a-1}s^{b-1}(r+s-1)
$$

と同時に、

$$
\frac34M^2 < N\le M^2
$$

というサイズ条件まで満たすことができるのか?

ということになります。

ここを完全に排除できれば、

$$
a=b=1
$$

すなわち

$$
N=rs
$$

へ到達できます。

ただし、ここはまだ「証明済み」ではありません。

この方程式は「累乗を殺した」のではなく、累乗が存在するなら必ず通らなければならない狭い門を作った、という段階です。

そして、この門を本当に通れないことまで証明できるか――。

それが、今回の「指数の壁」の核心になります。

いいなと思ったら応援しよう!