HSP×発達グレー女が語る|生きるだけで消耗する日々
生きているだけで疲れる
「人の声や音が同時に入ってきて疲れる」「いちいち人の視線や挙動が気になる」「光がまぶしくて痛い」「匂いに敏感」
そんなふうに感じる私は、やっぱり“おかしい”のだろうか。
ずっとそう思って生きてきました。
発達障害グレーゾーン、てんかん、HSP…名前はなんでもいい。ただ、
「生きているだけで疲れる」というこの感覚を、誰かにわかってほしかった。
今回は、自分の経験談を交えて「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」という言葉に出会って、少しだけ救われた話を書こうと思います。
HSPって何?
ざっくりまとめると、
他人の感情や刺激に過剰に反応してしまう気質を持つ人
感受性が強く、環境や感情の変化に影響を受けやすい
生まれ持った性質で、病気や障害ではない
日本人の5人に1人がHSPの傾向を持つと言われている
「気にしすぎ」「繊細すぎ」と片づけられやすく、生きづらさを抱える
📝私は医師から診断を受けたわけではありません。でも、「HSP」という言葉に出会って、自分の中にずっとあった“うまく言葉にできなかった感覚”が腑に落ちた気がしました。
「ただの買い物」が私にとっての戦場
大げさに聞こえるかもしれません。でも、本当に戦場のように感じることがあります。
たとえば——
一人でショッピングモールに食材を買いに行った日。休日でにぎわうフードコート。
足を踏み入れた瞬間、笑い声、レジ音、掛け声、BGM…あらゆる音が一斉に耳に飛び込んできます。
香水と汗の混ざった匂い。視界に入る広告や人の動き。全て同時に入ってきて頭がグラグラする。
カード勧誘の店員は、前を歩く人を盾にして避ける。買うものを素早くリスト通りに回収。頭の中では「早く、効率よく、トラブルなく…」とぐるぐる思考が巡って、息が浅くなる。
レジはいつもセルフ。店員との会話でも気を遣いすぎてぐったりしてしまうから。
「笑顔で」「ハキハキ話して」「後ろの人を待たせないように早くお札をしまって」…それが頭を離れない。
やっと商品を詰めて、速足でモールを出る。
ほんの30分の買い物。それだけで、ぐったりと疲れる。
こんな話、誰にも言えない。
「神経質すぎる」「気にしすぎ」と返されるのが目に見えているから。
でもこれが、私にとっては“普通の買い物”なんです。
人付き合いでもすぐに消耗してしまう
幼少期の家庭環境の影響もあり、私は人の顔色をずっと窺って生きてきました。
■ ただの会話がつらい
相手が何を考えているかは読めないのに、声のトーンや雰囲気には異常に敏感。
「何を言えば嫌われないか」「どう言えば気分を損ねないか」ばかり考えて、自分の気持ちはどこかに置いてきてしまう。
そして最終的に、「何考えてるかわかんない」と言われて、距離を取られてしまう。
■ 脳内反省会が終わらない
人が離れていくと、「何を間違えた?」「私のせい?」と反省会が止まらない。
自分を責めて、ぐったり。もう人と話したくないのに、関わりを絶つこともできない。
■ 修正に修正を重ねる
「こうすれば受け入れてもらえるかも」とキャラを少しずつ修正する。
でもどれが“本当の自分”なのか、だんだんわからなくなっていく。
「でも、それでいい」と思えるようになった
HSPの傾向は「直す」ものではなく、「うまく付き合っていくもの」
そう思えるようになってから、少しずつ楽になりました。
私は、こんなふうに対処しています:
ノイズキャンセリングイヤホンを持ち歩く
日傘・調光メガネで光をブロック(てんかんもあるため)
ハンカチにミント系の香りスプレーをかけて持ち歩く
人前では「演じる」こともあるけど、無理のない範囲で
「私はHSPなので理解してください」と主張するつもりはありません。
でも、自分の特性を否定せず、淡々と対策をとる。
それが私の“生きやすさ”につながると信じています。
終わりに:同じように感じているあなたへ
これはあくまで“私の場合”の話です。
同じような生きづらさを感じている人は他にもたくさんいて、その形もそれぞれ違います。
でももし、あなたにも似たような経験があるなら——
「こうしなきゃ」より、「こうしたい」を選んでください。
「他人がどう思うか」も大切だけど、「自分はどうしたいか」も忘れないであげてください。
自分のペースで、生きていけば大丈夫。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできたら嬉しいです☺️
読んでくださってありがとうございます!
発達障害グレーゾーン・HSP・てんかん持ちの無職喪女です。
これからも、自分の過去や思考を少しずつ記録していきます。
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