【福祉施設の管理職】「記憶」よりも「記録」がマストな理由3つ
こんばんは、さくらです。
福祉施設にて管理職、もしくはサビ児管として勤務していると、毎日が多忙でどうしても「記録」ではなくて「記録」に頼りがちになってしまう日々もあるはず。
私は福祉施設職員として20年勤務して、様々な場面・状況を見てきたから声を大にして言いたい事があります。それは・・・
「記憶」じゃない、「記録」がマストです。
✅️「記憶」には自信があるから大丈夫!
✅️なんとなく覚えていれば、乗り切れる
✅️ただでさえ忙しいのに、要求もされていない「記録」なんて
付けている暇はない!
もし、そう思っていたら、それは危険信号です。
そんなあなたに、「記憶」じゃない、「記録」する事がマストな理由3つを書きます。
①起こった出来事を「整理」する力が身に付く
昨日の記事でも書きましたが、
福祉施設の管理職、もしくはサビ児管として働いていると、どうしても「事務作業」の比率が高くなります。
その業務として、報告書やら会議の議事録作成などの「ライティングスキル」が地味に求められる仕事がありますが、
現場を統括する立場とすると、日々、様々な事が起こります。
それは、利用者対応であったり、家族対応であったり、職員間のトラブル対応であったり、他事業所との連絡であったり。
「よし、今日はこの仕事するぞ!」と決めていても、一本の電話や現場のトラブルで自分が予定・想定していた一日の業務が全て吹っ飛ぶ、なんて事もザラにあります。
その全てを「記憶」じゃなくて「記録」に残す習慣を身に付ける事が大事です。
手帳に手書きで残している人も居ますが、私は管理職になってからかれこれ5年以上、その日起こった出来事を全てパソコンのUSBで「記録」として残しています。
「いつ、誰が、どのようにして、何があった」など、特に「時間・人」を最初に意識して記録して、やり取りした内容を更に簡潔に記録しています。
大事なのは、その「記録」は上司に報告する書類でもなんでもなく、あくまで「自分のための記録」という割り切った思いを持つ事です。
なので、正確性や精度は気にする必要はありません。
起こった事実・出来事を時系列に沿って記録していくだけです。
多少誤字脱字があったところで、誰も確認しないので、気にする必要は無いのです。
その習慣を身に付ける事で得られるスキルは、
事実を端的に、簡潔にまとめる事が出来るスキルです。
「要点をまとめる」
このスキルを手っ取り早く身に付けるには、日々起こる出来事を自分の記録として端的にまとめて残す、という習慣を身に付ける事です。
そのスキルが身に付けば、突破的に起こった出来事を、すぐに書面に起こして上司に提出する事が出来るようになります。
②過去に対応・対処した案件にスピーディに答えられる、それによって得られる「信頼」
私達は、確かに「毎日」忙しいです。目の前の業務や対応に対処する事で精一杯な人が大多数でしょう。
そんな中でも、よくある事が、
数年前に連絡・問い合わせに来た人から再度連絡が入る
これは、「個人」であったり「事業所」であったり、ケースは様々です。例えば数年前に、自分がその事業所に居なかったとしても、問い合わせ案件は事業所として「記録」に残しておくべきでしょう。
そして、その問い合わせがあった際、自分が当時対応した張本人だった場合、こちらが思っている程相手は忘れているわけではありません。
自慢じゃありませんが、私は人の名前・顔を覚える事が超苦手です。
忘れっぽいし、1年前のやりとりですら、ぼんやりと事案が覚えていても、誰と何を話したのか、細かな事までは覚えてないです。
だから「記憶」だけじゃ足りないのです。
「記録」が大事なのです。
「記録」さえしっかり取っていれば、今、問い合わせている内容に対応する事がスムーズになります。そして何より得られる事が、
相手からの信頼
福祉業界だけに言えた話ではありませんが、「信頼」あってこそ、成り立つ業務です。
管理職やサビ児管であれば、なおさら必要な事は、相手から、他事業所から「信頼」を得る行動を地味に積み重ねる事です。
たかが記録、されど記録
もしパソコンでデータで残す事により負担に感じるのであれば、手帳に、「いつ、誰から何の要件で連絡あったのか、そのとき自分は何を答えたのか」
これだけを簡潔に単語で書き残しておくだけでも違います。これだけなら秒で終わる作業です。
もし、「記録」している事が習慣化していないなら、まずは小さな事から始めてみましょう‼️
ズバリ「訴訟」対策
ここ近年、世の中が変わってきました。
コロナ禍とか物価高だけではなく、福祉業界としては、法制度が変わったり、報酬改定も変わっています。
それと同時に、なにかあると「訴訟問題」に発展するケースもグッと増えています。
利用者や家族、関係者だけではありません。
一緒に働いている職員からも、訴えられる時代です。まさに・・・
昨日の味方は今日の敵
悲しいけれど、そんな現実がある事もまた事実なのです。福祉施設で働いているんだから、みんな良い人に決まってる、そんな思い込みで管理職・サビ児管として働くのは、超危険です。
私も20年の経験の中で、私自身が訴訟された事はありませんが、私の後輩が「訴訟問題寸前」という所まで発展してしまった、という経験があります。
当時上司だった私は、対応にあたりましたが、当然何人もの人から「事情聴取」されます。それは、自身の施設だけじゃなく、法人の上層部、弁護士、労基署の職員、ありとああらゆる方面からの「専門家」から聴取されます。
そのとき、必ず言われる事、それが
いつ、どこで、誰が、何をして、誰が対応した
その事実のみです。
ぶっちゃけ言って、その時私がどう考え、どう思ったのか、などという「感情」はほとんど聞かれません。
なので、「記録」さえしっかり取っていけば、どんな人からどんな質問が来ようとも堂々と対応出来ますし、「記録」を「証拠」として提出したケースもありました。
管理職になって5年以上、小さな事から大きな事まで。
利用者からのクレームから、職員同士の喧嘩の仲裁まで。
「意味あるのか?」と思う事でもコツコツと淡々と記録し続けていた事で、自分の身を守る事が出来ています。
「自分には訴訟なんて関係ない」と思っている人ほど、ある日突然とんでもない事に巻き込まれたりします。
「記録」する事の一番大事な役割は、「自分を守る事」なのです。
さいごに・・・
今日は、記録する事の必要性を3つ書かせて頂きました。
あくまで「管理職・サビ児管」視点で書いていますが、福祉施設で勤務するにあたり、どんな立場であっても、その立場にとって大事なことが「記録」です。
現場の支援員であれば「ケース記録」を付ける事がとても大事です。
日々の利用者の様子や状況を一番近くで見て、接しているのは現場職員であり、現場職員はその様子をしっかり「ケース記録」に残す事が最重要業務です。
自分の立場にとって、なんの記録を付ける事が大事なのか。
そこをしっかり考えて、今日から「記録」付けてみてください‼️
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