【社会福祉士】実習指導者歴5年の間で出会ったワースト1位な実習生
ソーシャルワーク実習指導者として業務をこなす事約5年。その間、約30人位の実習生と関わってきました。
学生もいれば、主婦の方もいる
女性もいれば、男性もいる
年齢、経歴、学歴、多種多様ですが、今日は、5年の間で出会った一番印象に残って忘れられないワースト1位な実習生のお話を書きます。
①「困ったちゃん実習生」の特徴
実習生は「多種多様」と書きましたが、実習生の特徴も多種多様です。
もちろん、挨拶や態度もしっかり出来て、実習ノートも毎日完璧に考察を記録出来るという「超優秀」な実習生も居ます。
逆に、困ったちゃん実習生の特徴として、
✅挨拶できない(挨拶しない)
✅時間を守らない(時間という意識が無い)
✅実習中寝る(これ、よくあるやつ。。なぜ寝る?!)
✅実習ノートの字が汚すぎて読めない(もちろん内容も意味不明)
✅いきなり泣き出す(泣くポイントどこ?!的な・・)
これらの事は、まぁちょいちょい実習生として入ってきます。
なので、まぁ免疫はありますし、「出会った事がない」と思うほどビックリする程でもありません。
最近ですと、「雷鳴って怖くて動けません」という実習生も居たので、昔より最近の方が、よりバラエティに富んでいるような印象を受けます。
困ったちゃん実習生の場合は、何を言っても指導しても無駄なので、とりあえず、
🍀毎日決まった時間に来る
🍀実習日誌を毎日出す
🍀実習予定日全てとりあえず来る
これらをクリアすれば、再実習にする事はしません。
なぜなら「再実習」判定をしてしまって、再度来られても困るからです。
そして、困ったちゃん実習生にいくら熱意を持って関わったところで、相手が変わるわけでもないので、とりあえず時間と労力を無駄に使うような事はしません。
②「厄介」で「めんどくさい」実習生の特徴
①で挙げたような実習生は、ほとんどが、大学生や専門学校生など、若い実習です。
簡単に言えば「イマドキ」「社会を知らない」ですが、相手からしてみたら「時代じゃない」事ばかり求められている感覚な事でしょう。
厄介なのは、通信教育課程で実習に来る、ヘタに職歴が高かったり、有識者な方々。
もしくは現職が「士業」など。
これらの方々全てではありませんが、ごく稀に
施設に実習に行くのではなく、施設を評価する
という視点で実習される方が居ます。
ヘタに知識があったり口も達者だったり、賢かったりしますから、現場職員からしてみたら到底太刀打ち出来ません。
ことあるごとに、
✅職員に対して支援方法を指摘する
✅上から目線で物を言う
✅「組織」の在り方についてやたら突っ込んで聞いてくる
など、まぁ一言で言うと「厄介」ですよね。「めんどくさい」と言った方が適切でしょうか。
もちろん、「助言」や「アドバイス」ならまだ参考になる事もありますし、第三者からの意見を大切にする事もありますが、「指摘」となると、「あなた監査員ですか?」と言いたくなります。
それでもこちらもヘタな態度を取ると、相手が相手なだけに面倒くさい事に巻き込まれるパターンもありますから、とりあえずは実習を予定している全ての日が何事もなく終わってくれる事を願うばかりです。
この時点で、「賢い」事を自負している実習生が、実は「賢くない」行動をしている事に気付いていないところが、見ていて「痛いな」と感じます。
でも、困ったちゃん実習生と一緒で、これらの厄介な実習生こそ、人格が出来上がっていますし、むしろこちらを「評価して指導してやる」位の意気込みでいますから、何を言っても無駄だし、逆にリスクです。
これらも基本的には①と同じで、無駄な労力と時間を使わず、何言われても相手の逆鱗に触れない程度に適当に答え、適当に流す事が自分と施設を守る有効な手段です。
再度言いますが、「賢い」のは経歴だけで、人格的には「何も賢くない」パターンなので、関わらないのが一番です。
③「人事」に口出す実習生
①や②のタイプの実習生は、ヘタしたら1年に一人は出会うレベルです。
私が5年間実習指導者をしてきて、一番衝撃だったのは、
職員の人事にまで口を出す
「人事」といっても部署異動の事ではないですが、実習生が付いていた職員が、ちょっと口調がキツク、性格もキツイ女性だったのです。
当然、周りからも「怖がられている」存在でしたが、たまたまその女性職員が他の職員にちょっと強くあたっていたみたいなんです。
その時に、実習生が突然、
「あの職員は間違っている!一緒に組んでいる職員も苦労している!後輩の職員が可哀そうだ!どういう観点で人事を考えているのか!」
とヒステリックに騒ぎ出しまして・・・。
もちろん、タイプ的には②に記載した、通信教育課程で勉強されているかなりめんどくさいタイプの女性で、それまでも、あれこれ口出してきては色々「指摘」していましたが、
報告を受けた私も、さすがに「人事」にまで口を出してくるのは、やりすぎだろう、と判断しました。
すぐに学校へ連絡し、報告し、このような態度ならこの先の実習受け入れは難しい旨を伝えました。
ポイントは、
🍀厄介な実習生で何かあった時、本人に直接言うのではなく、学校へ連絡する事
そして、学校から本人へ直接伝えてもらうのです。
このケースの場合は、すぐに学校が本人に伝えてくれて、翌日から実習生の態度が一変してものすごく低姿勢になりました。相当学校に言われたんでしょう。
そして「言いすぎました、すみません」と謝ってきました。
学校としても「さすがに人事にまで口を出す事は違います。申し訳ない」と平謝りでした。
もちろん、施設としても、キツイ口調で周りから怖がられている女性職員を野放しにしておくのか、というまた別の問題があるにせよ、やはり「実習生」という立場を考えると、人事に物申す事は私の中ではアウトでした。
多種多様な、バラエティに富んだ実習生と関わってきましたが、人事にまで口を出してきた実習生は、後にも先にもこの実習生だけだからこそ、ものすごく印象に残っており、私の中で、現時点でワースト1位な実習生です。
さいごに・・・
ソーシャルワーク実習指導者をしていると、年齢に関係なく、礼儀正しい人もいれば、非常識と思わざるを得ない人も居ます。
それでも、実習指導者として、現場職員には実習生に教えてあげるよう指示していますし、通常業務に加えて、実習業務も入ると、指導者も現場職員も当然業務が増えるわけです。
実習を受け入れる意味と価値があると思っているからこそ、業務が増える事そのものへの不満は無いですが、
それでも、同じ福祉従事者を目指すのであれば、
🌸感謝の気持ちを持つこと
🌸相手の気持ちを思いやる気持ちを持つこと
この2つは最低限「人として」備わっていて欲しいと切に願います。
だって、教えて持てるようになる事では無いから。
実習日誌が素晴らしくても、どんなに勉強が出来ても、この2つが欠如していたら、台無しになってしまうのにな、と思うのです。
🌸お忙しい中実習させてもらってありがとうございます🌸
この一言だけでも、「感謝の気持ち」と、忙しいであろう「相手を思いやる気持ち」の表れだと思うのです。
大事な事は、学歴とか年齢とか職歴なんかじゃない、それをいつも改めて思い起こさせてくれるのが、実習指導者としての醍醐味なのかもしれません。
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